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2007年9月26日 (水)

シュターツカペレ・ドレスデン

ジュゼッペ・シノーポリ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる
マーラーの交響曲第9番(1997年4月)と
R.シュトラウスの「死と変容」(2001年1月)。
マーラーはドレスデンのゼンパーオーパー、
R.シュトラウスはライプツィヒのゲヴァントハウス、
それぞれ演奏会のライブ録音である。
シノーポリのマーラー交響曲といえば、
フィルハーモニア管弦楽団とのCDがあるわけで、
しかし第9番はというといまひとつ不完全燃焼の印象もあって、
その後のドレスデンでのやりたい放題の演奏が聞けるのなら、
それはすごく興味あって、大注目だったのだが、
実は正直なことを書くと、このCDは店頭だと高いのである。
それでつい後回しになっていたのだが、
iTunesだとかなり安くて、喜んで聞きはじめた。
MDRが収録した音源で1997年の録音だから
すごく期待してしまったのだが、
ちょっとこれ、録音に関して、がっかりである。
盛り上がると音が割れる。興ざめだ。
一気にテンションが下がってしまった。ショック。
こういうのを売っていいのだろうか。
シノーポリのマーラー第9は、それは聞きたいけれど、
でもレコード会社も販売するからには、
もっと品質に責任をもってほしいのだけど…
しかし第2楽章以降、さすがにこの音に慣れてくるのか?
やはりすごくいい演奏である。
シノーポリの独特な解釈に聞かされてしまって、
そうなってくると、この際音質なんてどうでもよくなって、
結果的には、夢中になってしまった。
ライブということもあるけれど、
後半に行くほど、集中力も高まっていくようで、
第3楽章中間部の静かに歌うところや
第4楽章はひたすら感動するばかり。
音割れに関しては、第1楽章の前半だけのようで
少しの傷よりも偉大な感動を優先させたのか?
シノーポリがとことんやりたい放題で
もっときちんとした録音は残されていないのだろうか。
「死と変容」も美しい演奏である。最高だ。
同じく録音状態で危うい箇所もあるけれど、
無事に進んで、本当に感動的な名演。

CDR309/310

「ジュゼッペ・シノーポリ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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