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2007年10月25日 (木)

カラヤンの1980年代 12

カラヤン指揮ベルリンフィルによる
ムソルグスキーの「展覧会の絵」
ラヴェルのボレロ、スペイン狂詩曲とで一枚。
1985年から1987年にかけての録音である。
私の年代だとはじめて買った「展覧会の絵」というのが、
カラヤンのこのCDなのだ。当時はまだ中学生。
たしか夏頃発売になって、小遣いをためて、
その年の終わりに買った記憶がある。
久しぶりに聞いてみている。
特にスペイン狂詩曲でグッと来てしまうのだが、
極めて色彩的で派手な音楽に
カラヤンは渋く抑制した響きを駆使して、
雰囲気のある独特のムードを演出する。
「展覧会の絵」も明るめの音色で
余分に力まず、しかし音は伸びやかに響きわたり、
なんて素晴らしい演奏であろう。
当時のカラヤンは、ウィーンフィルと密接で
ベルリンフィルとの不仲がささやかれ、
そういうのは噂の域の話かもしれないけれど、
でもレコードでは、貴重な録音を残してくれた。
このディスクも晩年のカラヤンの最高傑作のひとつ。

DG F35G 20136

「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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