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2007年10月 7日 (日)

シューマンの歌曲 1

シューマンの歌曲に足を踏み入れたのは、
歌曲集「詩人の恋」との出会いであり、
中学生の頃だったけど、楽譜を買ってきて、
ピアノの美しさは格別なので、よく弾いていた。
CDを最初に買ったのもやはり「詩人の恋」である。
ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウの歌で
アルフレッド・ブレンデルがピアノを弾いた録音。
「詩人の恋」とリーダークライス(作品39)。
原点でもあると思うので久しぶりに出してみた。

ブレンデルのピアノが素晴らしい。
良くも悪くもこれはブレンデルの世界だ。
ブレンデルのシューマンの魅力は改めていうまでもなく、
美しく柔らかい響きは独特の余韻を生み出し、
光と影が創りだす奥行きのある音楽。
明るい作品では、躍動感あるリズムがいきいきと。
それに比べるとフィッシャー・ディースカウは、
1970年代の勢いはなくなっているのであり、
抑制のきいたモノトーンな歌唱である。
力みがなくなって、より自然な表現だとは思うのだが。
その辺を思うのであれば、ブレンデルの世界があって、
その中にフィッシャー・ディースカウがいるような。
70年代の圧倒的存在感による説得力に比べると
かなりの違いにも驚かされて、
でもより高みの境地に到達しているともいえるのであり、
捉えかたにもよるのであろうか。
どうもフィッシャー・ディースカウの歌がついた
ブレンデルのシューマンを聞いているような気がして、
私はブレンデルのピアノが大好きなので
仕方ないのだけれど…

PHILIPS 416 352-2

「アルフレッド・ブレンデル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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