« ブラームスの歌曲 1 | トップページ | バイロイト音楽祭2006 »

2007年10月17日 (水)

ウィーン芸術週間2000

サイモン・ラトル指揮ウィーンフィルによる
ベートーヴェンの第9の演奏会。
2000年5月7日ウィーン楽友協会大ホールでの録音。
EMIから発売されている交響曲全集よりも以前の演奏である。
最初に聞いたときは、新しいベートーヴェン像が創造されている
さすがにラトルは天才だ!って、すごく感じたのだが、
私もラトルをたくさん聞いているし、
ラトルの表現がスタンダードになりつつあるのか?
今はそんな奇抜な演奏には感じない。
むしろ堂々としてスケールの大きい立派なベートーヴェン。
あとそういえば、EMIの全集を聞いたとき、
この演奏よりもずっと斬新な発想を盛り込んでいるような気もしたので、
この2000年のライブは、ラトルとしては、
まっすぐにベートーヴェンと向き合っているのかもしれない。
ラトルの個性が爆発するよりも
ウィーンフィルの持ち味をより優先した演奏ともいえる。
しかし第4楽章は圧倒的な感動だ。
画期的な部分もあるし、そのエネルギーの発散はすごい。
音楽の喜びをこんなにもストレートに表現したものもない。
特にウィーン楽友協会合唱団も大活躍。
EMIの全集では、バーミンガムから合唱団を招いているので、
その辺の印象の違いも面白く、もしかしたら
EMI盤の方がやりたい放題かもしれないが。
その後、ラトルは2004年にもベルリンフィルと第9を演奏している。
そちらはさらに大きく変貌しており、またいずれ聞きたい。

CDR323

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

|

« ブラームスの歌曲 1 | トップページ | バイロイト音楽祭2006 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/16789135

この記事へのトラックバック一覧です: ウィーン芸術週間2000:

« ブラームスの歌曲 1 | トップページ | バイロイト音楽祭2006 »