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2007年10月24日 (水)

マリインスキー劇場2001/2002

マリインスキー劇場管弦楽団のウィーン公演のライブ。
指揮はもちろんワレリー・ゲルギエフである。
2001年9月28日 ウィーン楽友協会大ホール
ワーグナーの「タンホイザー」序曲にはじまり、
メインはショスタコーヴィチの交響曲第8番。
ワーグナーとショスタコーヴィチを組み合わせるのって、
私にはいまいち理解ができないのだが、
ショスタコーヴィチは交響曲第15番でも
ワーグナーをいろいろと引用しているし、
向こうの人にしてみるとつながりがあるのか?
ゲルギエフもワーグナーにすごく熱心だし、
でもこの「タンホイザー」序曲がすごくいいのである。
明るい音色で驚くほどに柔らかい響きは心地よく、
ロシアのオーケストラでもこういう音が出せるから、
ゲルギエフとマリインスキー劇場は
圧倒的に人気があるのかもしれない。
その美しくしなやかな表現は、
ショスタコーヴィチの第1楽章にも引き継がれ、
ゲルギエフのショスタコーヴィチが魅力的なのは当たり前だけど、
だけどしかし、さすがに聞かされてしまう。
じっくりと感動的に聞かせる音楽に
ゲルギエフ特有の動きと高揚が存在して、これは最高だ。
第2楽章、第3楽章へと進むと一気に迫力が増して、
たたみ掛けるような勢いと追い詰められる緊迫感、
独特の興奮がみなぎって、この辺はゲルギエフなのか。
そして再び第4楽章はひたすら感動的に
明るい兆しが見えてくる第5楽章。
最後に救済の響きが用意されているところが
ワーグナー的なのだろうか?それは関係ない?
しかし何度聞いてもゲルギエフの存在感には圧倒される。

CDR324

「ワレリー・ゲルギエフ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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