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2007年10月13日 (土)

ベルリンフィル2006/2007

今年の2月にサイモン・ラトルとベルリンフィルは、
「ハイドン生誕275年」を記念して、
交響曲第88番から第92番そして協奏交響曲という
オール・ハイドン・プログラムによる2回の演奏会を行った。
そのライブCDである。iTunesの方が大幅に安いので、
私はダウンロード音源をCD-Rに焼いて聞いている。
まずはCDの1枚目で2月8日から10日にかけての
第88番、第89番、第90番の3つの交響曲。
場合によっては、モーツァルトよりも
ハイドンの方が好きかもというぐらい
私はハイドンの交響曲が大好きで
でもそれほど多くを聞いているわけではないし、
詳しいわけでもなく、しかしここでの3曲は知っていた。
第88番は「V字」のニックネームで知られているし、
第89番は冒頭が「しょ、しょ、しょうじょうじ」、
第90番は終楽章の仕掛けの面白さでよく演奏される。
でも聞くとラトルとベルリンフィルはまた進化しているようで
以前のようなやたらと速い攻撃的な解釈は姿を消し、
今度はゆったりとして、穏やかな丸い響き、
そして表情付けはさらに念入りに間の取り方も個性的である。
面白い。今はじめて生まれてきたような新鮮な音楽。
ラトルはハイドンを繰り返し取り上げているのに
何でいつもこんなに新しい気持ちにさせてくれるのだろう。

第90番の交響曲を最初に知ったのは、
ガーディナーがウィーンフィルを指揮したライブ音源を聞いたときで、
終楽章で演奏が終わり、拍手がおこると
さらにフィナーレをもう一度!さらに!というふうに
会場が盛り上がっていくという仕掛けなのだが、
この曲をCDで普通に聞くとただ繰り返すだけで
何にも面白くなくて、そのことは以前にも書いたが、
その点今回はライブなので、拍手と会場の様子を収録してくれている。
笑いが起こる。楽しいのである。最高!
ご丁寧に拍手抜きの終楽章も収録してくれているが、
私はライブ好きなので、やはり会場の空気が感じられる方が好き。

iTunes CDR320/321

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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