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2007年10月14日 (日)

ベルリンフィル2006/2007

昨日に続き、今年2月にベルリンフィルで行われた
「ハイドン生誕275年」を記念するコンサート。
指揮はもちろんサイモン・ラトルである。
2月14日から17日にかけて収録された
交響曲第91番、第92番そして協奏交響曲。
iTunesからのダウンロード音源をCD-Rに焼く際に
私は実際のコンサートの演奏順で
第91番、協奏交響曲、第92番という曲順を採用した。
(EMIの通常CDは、協奏交響曲が最後に収められている)
交響曲が90番代に入って、あまり関係ないとは思うのだけど、
しかしよりスケール大きく、響きも厚みを増してきたような。
ラトルは室内楽的な緻密なアンサンブルを求めているし、
古楽的なアプローチは、素朴でシンプルなサウンドを生み出し、
だからこそ音楽に内在するエネルギーがより強調されるのだが、
ここではどちらかというと今までの普通のイメージというか、
普通って何?という疑問が出てくるのだけれど、
カラヤンやベームやヨッフムや…かつての名演と
それほど距離を感じない、そういう印象をもった。
あとそれには、ベルリンフィルの首席奏者たちが登場している
協奏交響曲の穏やかな空気、ゆったりとした時間、
その辺も鑑賞に大きな影響を与えているのかもしれない。
このシリーズの最後を飾るのは、
「オックスフォード」のニックネームで知られる第92番で、
特に終楽章はプレストの急速なテンポ設定で
集中力ある緊密な演奏は素晴らしい!

ラトルという人は、すごく演奏スタイルの変わる指揮者だし、
それはよい意味でも常に進化を続け、新鮮さを保ち、
アイデアの尽きない不思議な才能の持ち主なのであり、
だからこそモーツァルトの交響曲も録音に残してほしいのだけど。
まだその時期ではないという思いもあるのかもしれないが、
モーツァルトの後期の交響曲はこの数年でかなり取り上げていたし、
一部は幸い放送されているが、ぜひレコードにもまとめてほしい。
今のところ、その兆しはない…

iTunes CDR320/321

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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