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2007年10月 5日 (金)

シューベルトの歌曲 3

ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウの歌で
歌曲集「美しき水車小屋の娘」 D.795
1968年の録音でイェルク・デムスがピアノを弾いている。
このCDが発売されたのは2000年のことで
フィッシャー・ディースカウの75歳の記念として
初めてレコード化されたのである。
ジェラルド・ムーアとの歌曲全集の録音には、
「美しき水車小屋の娘」も含まれていたので
当時、発売が見合わされたそうだ。
ということで、1971年から72年にかけての再録音が
これまで一般的に有名だったのである。

フィッシャー・ディースカウの歌は、
第1曲「さすらい」からまさに!という感じで
さすがに第一人者の説得力は最高である。
フィッシャー・ディースカウは、1960年代を中心に
イェルク・デムスとベートーヴェン、ブラームス、
R.シュトラウス、シューマン、そしてこのシューベルトなど、
かなりの数の録音を残しているが、
ジェラルド・ムーアと比較されて、
デムスのピアノが劣っているという批評をよく見かける。
名ピアニストのイェルク・デムスだし、
そこまでひどいわけがないのだけれど、
でもちょっと思うのは、響きにムラがあるような気がして、
しかしそういう表現なのであり、
ならばそれがデムスの持ち味なのかもしれないし難しい。
現在の感覚からするとちょっと古臭い印象もあるのか?
フィッシャー・ディースカウとデムスによるシューベルトは、
1965年の「冬の旅」やゲーテの詩による歌曲など、
他にも出ているので、ぜひ聞いてみたいと思う。

iTunes CDR315

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