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2007年10月10日 (水)

シューベルトの歌曲 5

ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウの歌で
ゲーテの詩による歌曲(1960年録音)。
イェルク・デムスがピアノを弾いたディスクである。
デムスの演奏で現在入手できるものでは、
シューベルトについては、これで最後となる。
比較的初期の作品が多く収録されていて、
「海の静けさ」D.216、「さすらい人の夜の歌」D.224、
「最初の喪失」D.226、「月に寄せて」D.296、
「狩人の夕べの歌」D.368、「馭者クロノスに」D.369。
「海の静けさ」など、ここでの初期の歌曲が、
ゲーテの詩による歌曲としては有名らしいのだが、
どこかで聞いていると思うのだけど、
私はそれほど詳しくなかったので、今回じっくり聞いてみて、
シューベルトの作風は極めてシンプルなのだけど、
何とも味わい深い。これからは熱心に聞こう。
そして重要なのは「竪琴弾きの歌」D.478が
3曲(Ⅰ~Ⅲ)とも歌われ、素晴らしい。名曲だ。
「湖上にて」D.543、「ガニュメート」D.544、
「プロメテウス」D.674、「ミューズの子」D.764、
そして「さすらい人の夜の歌」D.768である。
「プロメテウス」D.674の迫力には感激した。
フィッシャー・ディースカウが若々しくて、力強い。
デムスの演奏について、歌曲集として聞くと
(「美しき水車小屋の娘」や「冬の旅」など)
それぞれの曲でムラが気になると書いたのだが、
このように各年代の様々な作品が入っていると
その点ではそれほど気にならない。
でも「ガニュメート」や「ミューズの子」といった
お馴染みの作品を聞くとさすがに古い印象もあるのか。

iTunes CDR317

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