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2007年11月26日 (月)

モーツァルトの歌劇 1

モーツァルトの最後のオペラとなった
歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621
カール・ベーム指揮シュターツカペレ・ドレスデン。
ベームの最晩年1979年1月の録音である。
素晴らしい。演奏にベームの老いは感じられず、
まさにこれがモーツァルト!
ベームのモーツァルトがスタンダードに感じられるのって、
ちょっと古いのかな?当時私はまだ子供だったわけだけど。
でもアルノンクールやノリントンや…
21世紀になって、ピリオド解釈が主流になるなんて、
当時の人は夢にも思わなかったはず。
私にとっても音楽を聞きはじめた頃にはまだ
ベームのモーツァルトこそが究極の存在だったわけで。

「皇帝ティートの慈悲」は話がわかりにくいし、
さらにはレコードで音だけを聞いていると
ヴィッテリア(ユリア・ヴァラディ)、
セルヴィーリア(エディット・マティス)、
セスト(テレサ・ベルガンサ)、
アンニオ(マルガ・シムル)という4人の女声、
セストとアンニオは男役をメゾ・ソプラノが演じる
いわゆるズボン役なのだが、聞き分けにくい。
ということで私などが聞くと
ティート(ペーター・シュライアー)と
プブリオ(テオ・アダム)の歌が聞こえると
話の進み具合を確認できて、ホッとするという…
そしてオペラ・セリアなので、物語を語る上で
レチタティーヴォが長く、音楽の割合が低い。
しかしモーツァルトの作曲は充実の極みであり、
やはり晩年の傑作である。

DG 429 878-2

「カール・ベーム」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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コメント

こちらこそ、コメントありがとうございました!
私はマーラーを中心に聴いております。素人ですので、たけお様のように分析はできませんが、感じたことをそのまま伝えております。
本日のバルトーク、特にオケコンは大好きな曲であります。愛聴盤はドラティ/コンセルトヘボウです。
ぜひ今後とも宜しくお願いいたします。

投稿: abbadoi | 2007年11月27日 (火) 20:20

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