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2007年11月13日 (火)

ゲザ・アンダ 1

DGのORIGINAL MASTERSのシリーズから
ゲザ・アンダを聞く。今日はその1枚目。
最初はシューマンのピアノ協奏曲。
ラファエル・クーベリック指揮ベルリンフィルと共演した
1963年9月23日の録音。有名な演奏である。
昔から知っていたのだが、きちんと聞くのははじめて。
ゲザ・アンダは、鮮やかによくピアノを鳴らすので、
ロマンティックな音楽がカッコよく決まる。
さすがにちょっと古い印象もあるけれど、
表情豊かに色彩ある音色ですごく魅力的だ。
後半は一気に古い録音になり、
シューマンの交響的練習曲(1943年3月)
フランクの交響的変奏曲(1943年5月)
リストのラ・カンパネッラ(1942年6月)
モノラル録音の音質的な傾向もあるけれど、
こちらの方がクールな表現のような気がして、
中でもフランクは特に素晴らしいと思う。
このこもった音の中にも輝きを聞いて取れるのだから
きっときれいな音がしていたのだろう。
フランクのひんやり冷たいような感触と
ゲザ・アンダのメカニックをあらわにする表現、
シャープさが生み出す大胆な振幅、
それらがほどよい調和を保ち、これは感動的だ。
リストのラ・カンパネッラだが、何だか不思議な演奏で
通常一般に聞くのとは明らかに違う版を用いての演奏なのだが、
そうしたらブゾーニ編曲ということだった。
これも珍しいのでは。私ははじめて聞いた。
交響的練習曲は1963年の録音も収録されているので
聞くのが楽しみである。そちらはいずれ。

DG 00289 477 5289

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