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2007年11月23日 (金)

ベルリンフィル2002/2003

クリスティアン・ティーレマンがベルリンフィルを指揮した
オール・R.シュトラウス・プログラム。
R.シュトラウスといってもなかなか通な選曲でうれしい。
前半は歌劇「影のない女」交響的幻想曲にはじまり、
ホルン協奏曲第2番(独奏は首席ホルン奏者シュテファン・ドーア)
後半は交響詩「死と変容」作品24
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28
(2002年12月5日 ベルリン・フィルハーモニー)
「影のない女」からティーレマンはいきなり重厚で
ひたすら濃密に歌わせて、ベルリンフィルも鳴りまくる。
さすがにティーレマンである。聞かされてしまう。
「死と変容」も「ティル・オイレンシュピーゲル」も
かなりやりたい放題の印象もあるが、こうでなくては。
あまりに太い音がするので、その豪快なやり方に圧倒されるけど、
そこから一気に美しい音が突如鳴り出して、うっとりの音楽、
こういう方法をティーレマンはこの頃からすでにやっていた。
最近のミュンヘンフィルとの演奏では、ますます自在に
ティーレマンの世界が広く定着してきているように思う。
その辺の演出の巧さは「死と変容」で効果をあげているし、
「ティル」になるともうこれは「悪戯」では済まされないだろう。
というような、本当にすごい仕上がりで、
音楽に驚異的な広がりと深まりを生み出している。
「死と変容」は素晴らしい作品だが、この曲を
ティーレマンで聞くとさらにさらに感動してしまう。

CDR329/330

「クリスティアン・ティーレマン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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