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2007年11月19日 (月)

ゲザ・アンダ 2

DGのORIGINAL MASTERSのシリーズから
ゲザ・アンダを聞く。今日はその2枚目。
ブラームスのピアノ協奏曲第2番(1960年5月)
フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリンフィル
バルトークのピアノと管弦楽のためのラプソディ(1960年10月)
フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリン放送交響楽団
リストの演奏会用練習曲「森のささやき」(1966年5月)
ブラームスのピアノ協奏曲が感動的である。
まるでリストを弾いているのでは、というヴィルトゥオーゾ風。
力強く、豪快な迫力でその打鍵の鋭さ、凄まじさ。
ブラームスの複雑な音楽構造を解きほぐして、
何もかもを明らかにしなくてはいられない
この辺の演奏スタイルもゲザ・アンダならではの素晴らしさ。
なぜかこの後、あまり時間が経っていない1967年9月には、
ゲザ・アンダはカラヤン指揮ベルリンフィルと再録音を行って、
カラヤンが共演を望んだのか?アンダが録音を希望したのか?
その辺はわからないのだが、私は1967年盤は、
かなり昔から持っていて、今聞くとわからないけれど、
でも当時最初に聞いたときには、全体にカラヤン色が強くて、
協奏曲というよりは、まさに交響曲風にも感じられた。
つまりカラヤンが前面に登場して、ピアノは付属品のような…
でもこちらの演奏では、全くそういうことはなくて、
ピアノの圧倒的素晴らしさとフリッチャイの美しいブラームス。
感動的な名演である。すごく気に入った。
フリッチャイはあまり聞いたことがなかったのだが、
なんて魅力的な指揮者なんだ。これはもっと聞かなくては。
続くバルトークのラプソディは今回はじめて聞く作品。
名曲である。今まで聞いたことなかったのが不思議。
ゲザ・アンダとフリッチャイはバルトークの3曲のピアノ協奏曲を
すべて録音しており、それに関連した演奏なのだろう。
バルトーク特有の前衛的な手法ではなく、
民謡があふれる雰囲気のある音楽なので、
ブラームスの後に聞いて、よい組み合わせの選曲である。

DG 00289 477 5289

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