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2007年11月24日 (土)

デイヴィッド・ジンマン

ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
マーラーの交響曲シリーズ。最新盤は第3番。
基本的には鋭く音楽に踏み込んでいく感じで
シャープな響きと厳しいコントロール。
第1楽章の孤独が漂う場面など、心にしみる。
一方で明るく夏が行進してくるところなど、
いきいきと活気に満ちているし、
スコアを忠実に率直に表現することで
結果的に鮮やかなコントラストが生まれた。
交響曲第3番は最も自然描写の美しい
優しさにあふれた歌が奏でられるが、
音楽への姿勢は第2楽章以降も変わらず、
少し硬質な仕上がりになっているのは残念か。
でもこの演奏のこだわりでもある細部のクローズアップ、
普段聞き逃していた様々なディテールが次々に明らかになって、
その辺はすごく面白くって、興味は尽きない。
この交響曲は、何度聞いても魅力的な作品で
歌に満ちた音楽を聞いていると幸福な気持ちになる。

RCA 88697 12918 2

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