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2007年12月 9日 (日)

カラヤンの1970年代 2

カラヤン指揮ベルリンフィルによる
ブルックナーの交響曲全集を録音年代順に
これから聞いていこうと思う。
ということで今日は交響曲第8番。
1975年1月20-23日、4月22日の録音。
そして私なりに毎回工夫しようと思っているのは、
余白に同時期の録音からふさわしい選曲で
いろいろな作品を収めていこうという企画。
それでDG WEB SHOPから探してきたのだが、
ストラヴィンスキーの詩篇交響曲。
1975年2月20-21日の録音。
ブルックナーと一ヶ月違いのこの演奏、
なかなかバランスよくて、自分ながら大満足。

カラヤンの詩篇交響曲は、かなりいい!
でも独特のカラヤン・スタイルとはいえる。
音楽はたしかにストラヴィンスキーなのだが、
粘りがちな響きで同時にドイツ的な感じ?
しかし結果的にはそれで感動を呼ぶし、
カラヤン流は完成されているので、
これはこれですごくいいのだ。
そしてブルックナーの交響曲第8番。
カラヤンには晩年のウィーンフィルとの感動的な名演があって、
それに比べて、このベルリンフィルとの演奏は、
誰とはいわないけれど、シューリヒト、クナッパーツブッシュ、
朝比奈隆を崇拝している人には、すごく評判が悪くて、
でもカラヤンと思って聞けば、こちらも完成されている。
私は大いに気に入って、楽しませてもらった。
ブルックナーでもカラヤン・スタイルであり、
ここぞ!というところで、流麗に華麗な響きを求めるので、
どうもそういうところで、体裁だけを整えて、
表面的に終わってしまっているような印象なのである。
でも何といってもカラヤンとベルリンフィルだ
そして最強の強さを誇っていた1970年代後半。
やはりこれは、聞き応えのある凄まじいブルックナー!
すごく重い足取りなのに、響きは軽く感じられてしまうという
カラヤン独特の仕上がり。そこを積極的によしとしなければ…

iTunes+DG WEB SHOP CDR336/337

「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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