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2007年12月 3日 (月)

バイロイト音楽祭2002

バイロイト音楽祭2002から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日からいよいよ第3幕を聞きはじめた。
第3幕は長いので、少し時間をかけてじっくりと。
各場面で素晴らしいのだが、お気に入りを上げていくと
第3幕の前奏曲は「諦めの動機」で厳粛な中にはじまり、
ハンス・ザックスの気持ちが表現されているわけだが、
第1場に進むとザックスの仕事場にダヴィットが登場してきて、
目の前にいるダヴィットとのやり取りの間は
明るく軽やかな「ダヴィットの動機」が流れているのだけど、
ダヴィットが姿を消すと再びザックスは物思いに沈み、
音楽も「諦めの動機」に支配されてきて、
ザックスの心の移り変わりが主導動機で描き出されている。
エヴァに対する気持ちは「諦めの動機」、
これから行われる歌合戦への心配は「聖ヨハネ祭の動機」、
昨晩(第2幕)の大騒ぎへの後悔は「殴り合いの動機」、
というふうに音楽で心の情景が伝わってくる。
この辺は聞けば聞くほど感動的である。

そして第2場に進むとヴァルターが登場して、
明け方に見た夢を詩にして、「朝はばら色に輝き…」が歌われる。
ザックスはそれを筆記しながら、規則にあてはめて、
直したり、注意したり、ヴァルターに手を貸すのである。
その歌を第4場でエヴァに歌って聞かせ、
ザックスはヴァルターの優勝を確信する。
この辺は音楽の美しさが圧倒的で感動的な場面。
一方でその第2場と第4場の間にくる第3場が
ベックメッサーの登場でここは最高に面白いのだが、
そちらについてはまた明日。

CDR331/332/333/334

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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