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2007年12月27日 (木)

ウィルヘルム・ケンプ 3

ウィルヘルム・ケンプのベートーヴェン
ピアノ・ソナタ全集(1964-1965年録音)より
今日は作品7のソナタ第4番にはじめて
第9番、第10番の作品14の2曲
そして作品28のソナタ第15番「田園」。
意識的に集めたわけではないのだが、
穏やかな表情で明るく歌う作品ばかりである。
こういう曲でのケンプはまた特に魅力的。
順番に聞いてきて、すっかり慣れてきたこともあるけれど、
ケンプのベートーヴェンは本当に味わい深く最高だ。
第4番のソナタが昔から大好きで
それはミケランジェリの演奏を聞いてからなのだが、
ケンプは思った以上に気合を入れて弾いている。
基本的には温厚路線の人間味ある音色だが、
第2楽章の深い響きにも感動したし、
終楽章では、スケール雄大な力強い音楽に驚かされた。
ケンプのベートーヴェンは全体を通して
共通するしっかりとしたスタイルが確立されているが、
やはり作品によって様々な表情を見せるベートーヴェンであり、
有名ソナタだけでなく、こうして順番にいろいろと聞いてくると
様々な角度からより豊かにケンプを知ることができて面白い。
第15番「田園」も私にとってはお気に入り。

iTunes CDR351

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