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2008年1月18日 (金)

カラヤンの1970年代 7

カラヤン指揮ベルリンフィルによる
ブルックナーの交響曲全集から今日は第6番。
1979年9月25,26日の録音。
そして組み合わせるのはバッハ。
ブランデンブルク協奏曲より第2番を選んだ。
そちらは1978年7月1-3日の録音である。
このブルックナーはなかなか面白い。
第6番でカラヤンだとこうなるのだ。
明るい部分は楽天的に鳴り響き、
リズム感もどこか楽しげ。快調である。
流麗さを極め、これまで聞いたことのないタイプの演奏。
ブルックナーで重さや深みが欠如しているのは、
人によっては耐えられない種類のものかもしれない。
しかし一方でカラヤンのブルックナーに存在する新鮮さ、
聞いている人に何かがしっかりと伝わってくるのは事実。
カラヤンとチェリビダッケってやはり、行き着くところは違うのだが、
やっていたことは似ていると思う。
そういうのを言われるのって、二人とも嫌がりそうだけど。
カラヤン流の音楽は、かなり主張がきつくて、
いろいろなことを押し付けてくるのだが、
でもこの第6番は、その中でも非常によく整理されていて、
カラヤンのブルックナーでも完成度の高い演奏のように感じられる。

iTunes CDR369

「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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