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2008年1月20日 (日)

クラウディオ・アバド 5

1967年から1970年のクラウディオ・アバドを聞く。
1970年12月録音のベルクの作品集から
アルテンベルク歌曲集と管弦楽のための3つの小品は
昨年末にマーラーの交響曲と一緒に聞いたのだが、
とってあったのが「ルル」組曲である。
これより少し前のアバドの録音で
アルゲリッチと共演した協奏曲録音がある。
最初に1967年5月29日から6月1日に収録された
プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。
続いて1968年2月2-12日のリストのピアノ協奏曲第1番。
ベルクとリストはロンドン交響楽団の演奏だが、
プロコフィエフはベルリンフィルである。
まずはアルゲリッチについて。40年前の演奏である。
どんなピアニストでも、現在を知っていると
昔は普通だったな…とか、やっぱり若かったな…とか
そういうのを感じるものなのだけど、
アルゲリッチは昔もやっぱりアルゲリッチで、
誰に遠慮することもなく、堂々と思いっきり弾いている。
私はプロコフィエフの協奏曲が大好きで
昔の演奏も少し前の再録音も最近のライブも
アルゲリッチの演奏はすごくいいと思う。
アバドについて。ベルクの「ルル」組曲がまた最高だ。
こんなにいいとは思っていなかった。
というのは、ウィーンフィルとの再録音があるので
その素晴らしさを知っていたので、さらには求めていなかった。
でもこのロンドン交響楽団は、ウィーンフィルに負けていない。
こちらはこちらで魅力はたくさんあるので、あとは好みである。
ウィーンフィルはちょっと特別な音が鳴り出して、
もちろんそれがすごいのだが、そこに気をとられ、
ロンドン交響楽団は、音色はある程度普通の域なのだけど、
その分だけ表現の繊細さや細やかな表情付けにまで
いろいろなものが伝わってくる。若い頃のアバドもよかった!

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「クラウディオ・アバド」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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