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2008年1月22日 (火)

ニコラウス・アルノンクール 8

アルノンクールと一緒にベートーヴェンを楽しもう!という企画。
歌劇「フィデリオ」全曲。シュティリアルテ1994からの録音。
ピリオド解釈がふんだんに盛り込まれているのだが、
古い感じは全くしないし、むしろ新鮮な感覚で
いきいきと音楽が躍動して、充実の展開である。
歌が入っているからだろうか?
歌手は現在の歌手が歌っているわけで、
他の歌劇場の「フィデリオ」とそう変わるわけではない。
そういう点、ガーディナーの演奏でも似ていることを感じる。
アルノンクールは通常の「フィデリオ」の形態で演奏しており、
初演スタイルの「レオノーレ」としなかったところが興味深い。
オーケストラもヨーロッパ室内管弦楽団だし、
古楽の発想を持ち込んでいるのは奏法のみで、
実は現代の型の中に解釈のみ取り入れているところ、
その辺にアルノンクールのこだわりがあるのだろうか?
それはウィーンやベルリンでも同じことがいえるのだけれど。
もちろん無駄な皮下脂肪はすべて除去されているので
引き締まった音楽は刺激的だし、緊張感に満ちて、
音楽そのものに存在する大いなる感動を引き出して、
さすがにアルノンクールの魅力的なベートーヴェンである。
細かい資料がなくって、配役がわからないのだが、
おそらくペーター・ザイフェルトだと思うのだけど、素晴らしい!

iTunes CDR372/373

「ニコラウス・アルノンクール」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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