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2008年2月 8日 (金)

カラヤンの1960年代 5

カラヤン指揮ベルリンフィルによる
R.コルサコフの「シェエラザード」(1967年1月26-31日)
チャイコフスキーのイタリア奇想曲(1966年10月13日)
同じく序曲「1812年」(1966年10月13日、12月29日)
「シェエラザード」は意外にもカラヤンの唯一の録音である。
最初聞くととにかく豪快で少々くどい印象も…
しかし物語の部分に入ると一気に引き込まれる。
さすがにカラヤンはムード作りや情景描写に長けている。
とはいえベルリンフィルの極めてシンフォニックな響きであり、
劇音楽のような絵画的な展開ではなく、
繊細な表現から壮大な盛り上がりにまで
目の前に広がる音楽の大きさ、その世界に心打たれるのである。
チャイコフスキーでも思い切った荒々しさが独特の迫力を生み、
同時に流れるような華麗な音楽に感動する。
1960年代のカラヤンであり、若々しくエネルギーがみなぎって、
向かうところ敵なしという、どこまでも突き進む演奏。
「1812年」は合唱入りで、よりいっそうロシア情緒に包まれ、
壮絶な緊張感と相まって、圧倒された。これは名演だと思う。

DG 463 614-2

「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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