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2008年2月18日 (月)

アントニオ・パッパーノ 2

昨日に続いてアントニオ・パッパーノを聞いている。
今日はワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」。
演奏はこちらもコヴェント・ガーデン王立歌劇場。
パッパーノの…というよりは、
やはりここでの主役はプラシド・ドミンゴである。
ということで、第1幕でドミンゴが登場してくるまでは、
特別な演奏という感じでもなく、淡々と進むが、
第2幕以降は、ドミンゴが歌っていなくても
かなり聞き応えのある演奏である。
第2幕第3場のマルケ王の語り、ルネ・パーペである。
面白いのが第3幕第1場で牧童をイアン・ボストリッチ。
第3幕第3場は、すでにトリスタンは息を引き取っているが、
つまりドミンゴはもういないのだが、
ここはニーナ・シュテメのイゾルデを聞くところ。
ブランゲーネは藤村実穂子だし、
クルヴェナールはオラフ・ベーア。なんと豪華なキャスト!
若い水夫でローランド・ヴィラゾンが歌っているのは意外な感じ。
ヴィラゾンって、ワーグナーも歌うんだ。へぇ~。
長大な第3幕第1場でトリスタンが夢うつつの中で歌い進むところ、
ここはさすがにドミンゴで聞かせてくれる。感動的だ。
パッパーノはバイロイトで「ローエングリン」も指揮していたし、
ワーグナーを得意にしていることはよく知っているが、
でも昨日聞いた「トスカ」に比べると、こちらはそれほどでもないか…
プッチーニで聞けたあの精妙な響き、表現における大きな振幅、
それが可能ならばクライバーみたいな感じに仕上がったかも。

EMI 5 58006 2

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