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2008年2月21日 (木)

ウルフ・シルマー

R.シュトラウスの歌劇「カプリッチョ」
ウルフ・シルマー指揮ウィーンフィル。
歌手はキリ・テ・カナワやブリギット・ファスベンダー、
ウーヴェ・ハイルマン、オラフ・ベーアなど。
ハンス・ホッターも登場している。
「カプリッチョ」の筋はたいへん面白いのだが、
喜劇と考えていいのだろうか。
音楽家と詩人が、オペラにおいて
音楽が先か?それとも歌詞が先か?で議論する。
どっちが正しいのか?というのと憧れの女性の奪い合いが絡んで、
明るく躍動する音楽も魅力的だし、素晴らしい作品である。
この議論はR.シュトラウスの自問自答でもあって、
結局最後は二人のうちから一人を選べないのと同時に
音楽と詩の優先についても結論は出ない…という。
そこを実に軽妙に愉快に描き出して。
晩年のR.シュトラウスに独特な室内楽的な響きが多用されて、
その音楽の美しさ、透明感といったら格別である。
この辺はウィーンフィルの絶妙さでうっとりだ。

DECCA 444 405-2

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