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2008年2月15日 (金)

横須賀美術館

今日は三崎マグロを食べようという企画で
三浦半島へ、三崎の漁港に行ったのだが、
午後は横須賀美術館に寄ってきた。
前から一度行こうと思っていたので。
山本理顕さんの設計による美術館である。
たしか昨年オープンしたのではないかと?

20080215a

写真はエントランス周辺でガラスの透明感が印象的。
道路からアクセスするとまず視界に入るのは
「ガラスの建物」というイメージで軽快である。

話題の建築で素晴らしいとは聞いていたが、
実際に行ってみると本当に思った以上の感動で驚いた。
久しぶりにいい建築に出会った充実感。
展示空間も魅力的で、最初に地下に下りて
周遊するストーリー性も見事な演出だと思う。

20080215b_2

ぜひ屋上に上がってみるといいと思う。
前に海が広がり、後ろを山に囲まれて、敷地もいい場所だ。
建築としての存在もしっかり感じるのだけれど、
風景を邪魔しない、地形に溶けこんだ計画も好きである。

20080215c

私が一番気に入ったのは、展示室の曲面の天井。
天井が恐ろしく高いのだが、上が優しい曲線を描いていて、
壁が消えていくこの空間の印象がすごく心地よかった。
その空間をどのように創り出しているのか
というのが、この写真である。

理顕さんは1980年代とか、90年代前半にかけてか?
昔はアーチ型天井や鉄板やテントなどの曲面の屋根をかぶせたり、
そういう作品が多くて、作風になっていたりもしたのだが、
近年は四角い箱で直線が主張している建築が目立っていたので
今回のこの曲面の利用には、すごく新鮮なものを感じる。

20080215d

少し離れた位置から見ると全体像がわかるが、
白い曲面の展示空間をガラスの箱が包み込んでおり、
トップライトの演出効果はこのガラス箱によるものである。

ぜひまた行きたいと思った。
こんな気持ちにしてくれる建築は久しぶりで
近年の作品では、一番のお気に入りになるかもしれない。
横須賀から観音崎を目指していくとすぐに見つかると思うので、
ぜひみなさんも訪ねてみてください。
常設展示の谷内六郎館もすごくいい。

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