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2008年4月29日 (火)

ウィーンフィル2003/2004

ウィーンフィルの2003/2004シーズンから
小澤征爾が指揮した第6回定期演奏会。
(2004年2月15日 ウィーン楽友協会大ホール)
R.シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」、
マーラーのリュッケルトの詩による5つの歌曲
(バリトン独唱はトーマス・クヴァストホフ)、
後半はシェーンベルクの交響詩「ペレアスとメリザンド」。
「ドン・ファン」から予想以上にあまりの素晴らしさで
すっかり音楽に引き込まれてしまう。
小澤征爾の音は独特で、よく歌いこまれているのに
響きの透明感は格別!実に清々しいのである。
ウィーンフィルのこの音にはもう何もいえないのだが、
マーラーはさらに!もうこれは奇跡としかいいようがない。
トーマス・クヴァストホフが歌ってくれていることにも感謝。
そしてシェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」。
結構とらえどころがない大作だが、引き締まった仕上がり。
濃厚にロマンティックな音楽にここでも透明な輝きが冴えわたり、
小澤征爾のバランス感覚が明瞭な響きを生み出している。

シェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」は聞く機会が増えている。
昔はベームも指揮していたようだが、70年代にはカラヤン盤がある。
90年代にはブーレーズのCDも発売されて、
実はそのとき、初めてこの作品をじっくり聞いたのだが、
近年のライブ録音では、ウィーンフィルはこの演奏が残っているし、
ベルリンフィルではアバドが何回か取り上げて、
ブーレーズもGMユーゲント・オーケストラを指揮して、
来日公演のときには、サントリーホールで実演を聞くことができた。
N響も2000年にアシュケナージ指揮で演奏しているし、
つい最近も準・メルクルが取り上げたばかり。
ちょっとしたブームなのだろうか?そんなこともない?

CDR425/426

「小澤征爾」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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