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2008年4月19日 (土)

バイロイト音楽祭2007

20080419a

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
第3幕第4場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

昨年のバイロイト音楽祭から
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日も昨日に続き、第3幕の前半。
前奏曲と第1場から第4場の途中まで。
この写真、よく見かけるのだが、どういう場面なのだろう…
家とその家族を表現しているのか?
中央にいるのは、ザックス(フランツ・ハヴラタ)?
左にマグダレーネとダヴィット。
右がヴァルターとエヴァ、そしてポーグナー。
第5場の歌合戦の結果を見なくとも、
第4場でヴァルターとエヴァは結ばれ、
ダヴィットも職人として独り立ちし、マグダレーネと。
ザックスは一人だが、第5場で偉大なマイスターとして称えられる。
ヴァルターとエヴァの恋愛劇は第4場ですでに完結し、
第5場はザックスのために存在するのだということを表しているのか?

カタリーナの解釈を聞いて、つい意識してしまうのだが、
するとたしかに第3幕のワーグナーの作曲は保守的な印象も。
特にそう感じるのは、ヴァルターが明け方に見た夢を詩に歌う
「朝はばら色に輝き…」の場面など、あまりの音楽の美しさで
革新的な響きなど、消え去ってしまうのである。
そして説得力を感じるのが、第3場に進んで
ベックメッサーが登場してくると、音楽は一変して、
カタリーナは第5場のベックメッサーの歌は前衛音楽のよう
って、指摘しているが、この第3場の音楽も
その展開を予感させるというか、前段のような流れである。
第2幕の時点ですでにブーイングがおきており、
舞台の見せ方に関しては、あまり評判よくないのかもしれないけれど、
録音を聞いているとカタリーナの発想はうなずけることも多くて、
というのは、セバスティアン・ヴァイグレもその意図をよく理解して
音楽作りで応えているということかもしれないが。

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第3幕は第1場でのザックス、第3場でのベックメッサーというふうに
心の動きを音楽で表現している場面が素晴らしく、夢中にさせられる。
特に第3場のベックメッサーの壊れぶり、私は大好きだ。
第3幕のベックメッサーの写真を探しているのだが、
残念ながら見つからない。ミヒャエル・フォレのベックメッサー。
写真は第1幕第3場のものだと思う。
ミヒャエル・フォレのファンになった。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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