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2008年4月25日 (金)

ゲザ・アンダ 4

DGのORIGINAL MASTERSのシリーズから
ゲザ・アンダを聞く。その後また久しぶりだけど今日は4枚目。
1959年7月の録音でショパンの24の前奏曲と英雄ポロネーズ
1966年5月でシューマンのダヴィット同盟舞曲集
1943年5月でショパンのエチュードとマズルカ。
実はこの「24の前奏曲」は昔から持っていた。
大学生のときに廉価盤で手に入れたのだが、
そのときからのお気に入りの演奏で
私にとってはゲザ・アンダといえばこれ。
ステレオ初期の録音で、今聞いても古めかしい音なのだが、
しかし淡々と鮮やかなテクニックを披露して、
その音楽はいつまでも新鮮に現代的なセンスを感じるのである。
DGには「24の前奏曲」のいくつもの名演が存在して、
エッシェンバッハ、ポリーニ、アルゲリッチ、ポゴレリチ…と有名だが、
そのはるか昔に残されていたこのゲザ・アンダ盤、
非常に貴重な演奏であると私は大切にしていきたい。
録音の印象としてはモノトーンな仕上がりなのだが、
ときどき聞こえるハッとするような美しさ、透明な輝き、
きっと自在に変化する色彩を備えていたであろう音色、
ゲザ・アンダは本当に魅力的なピアニストである。
そしてシューマンのダヴィット同盟舞曲集。
こちらはずっと豊かな広がりのある録音になり、
カラフルな音を使い分けて、変化に富んでいる。
全体の調和というか統一を感じさせつつも
重い響きと快調な切れ味によるコントラスト、
緩急、明暗、前進と停滞、作品の性格を明確にしている。
1965年9月のライブ盤も持っていたのだが、
正規録音が残されていたのはうれしい。

DG 00289 477 5289

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