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2008年4月12日 (土)

ヒラリー・ハーン

ヒラリー・ハーンの最新盤が登場で、共演しているのは
エサ・ペッカ・サロネン指揮スウェーデン放送交響楽団。
シェーンベルクとシベリウスのヴァイオリン協奏曲。
不思議な組み合わせの選曲だけど私には魅力的で
シェーンベルクはずいぶん久しぶりに聞いている気がするが、
これは素晴らしい演奏。音楽がすんなり入ってくる。
しっかり心に響いてくる。音の説得力が違う。
大好きなシェーンベルクのピアノ協奏曲、
そして似ている存在ではベルクのヴァイオリン協奏曲、
それらに比べ、シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲というのは
正直これまで苦手意識があったことは事実で、
でもハーンの演奏で聞くと何かすごく親しみを感じてしまった。
スウェーデン放送交響楽団の透明な響きもぴったりである。
そしてシベリウスがさらに感動的で驚いてしまった。
これは深い解釈で聞き応えある。
今さらながら、慣れ親しんだこの協奏曲に
あまりにも多くの発見を見つけてしまって、
これまで一体何を聞いてきたのだろう…という。
ちょっと格段に違う完成度である。
オーケストラ・パートもかなり凄い!
ヒラリー・ハーンの音楽作りに合わせ、
サロネンもスコアを全く新しく見つめなおしているのではないか。
シベリウスの協奏曲はいろいろな演奏を持っているし、
ライブ音源もとにかく機会あるごとに集めているのだが、
ヒラリー・ハーンはその中でもベストの名演なのではないかと。

今日は夜、このCDをゆっくり聞こうと思っていたのだが、
実は「アンフェア THE MOVIE」を結局最後まで見てしまって、
寝る前に通して聞いただけである。
でもこの圧倒的な演奏、その違いは直観でわかってしまう。
ここまでの演奏にはそうはお目にかかれない。

DG 00289 477 7346

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