« エリアフ・インバル 21 | トップページ | ゲザ・アンダ 5 »

2008年5月17日 (土)

第1608回N響定期公演

昨年12月のN響定期公演から
12月7日NHKホールにおける演奏会。
アラン・ギルバートの指揮である。
前半はベートーヴェンの作品で序曲「コリオラン」にはじまり、
サイモン・クロフォード・フィリップスの独奏でピアノ協奏曲第4番。
後半は珍しいマルティヌーの交響曲第4番というプログラム。
聞きなおしてみると、思った以上によかったのが序曲「コリオラン」。
それに対して、ピアノ協奏曲は最初聞いたとき、
このピアニストは、私は今回がはじめてで
弱音を中心とするデリケートな表情が美しく、
細やかな表現がたいへん魅力であると楽しみにしていたのだが、
改めて聞いてみると、やはりちょっと軽く、いかにも線が細い。
繊細ではあるが、抒情面に偏りすぎて、
微妙なニュアンスにこだわりすぎか。
でもこの角のとれた柔らかい響きは何とも心地よく、
第4番にはピッタリのようにも思えてくるし、
サイモン・クロフォード・フィリップスという名前、これから覚えておこう。
他の作品も聞いてみないと…シューマンはきっと合うだろう。
後半のマルティヌー。交響曲第6番「交響的幻想曲」は有名だけど、
第4番はもちろんはじめて聞く。明るく楽しい作品だ。
1945年、戦争が終わり、その喜びを音楽に表現したらしい。
この曲、たいへん魅力的である。もっと演奏されればいいのに。
FM生中継のとき、インタビューの話題が出たのだけど、
アラン・ギルバートのお気に入りらしいのである。

DVDR008

|

« エリアフ・インバル 21 | トップページ | ゲザ・アンダ 5 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/41243726

この記事へのトラックバック一覧です: 第1608回N響定期公演:

« エリアフ・インバル 21 | トップページ | ゲザ・アンダ 5 »