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2008年6月11日 (水)

ゲオルグ・ショルティ 11

ショルティのマーラー交響曲全集から
収録されている順に聞いて、いよいよ最後の作品。
交響曲第8番「千人の交響曲」である。
1971年9月の録音だが、話には聞いていたけれど、
なるほど理想的な音質。これは素晴らしい!
1970年代に入って、シカゴ交響楽団と
第5番、第6番、第7番と続けて録音し、
この第8番は、なんとヨーロッパ・ツアーの際に
ウィーンのソフィエンザールで収録されたとのことである。
よって合唱はウィーン国立歌劇場合唱団やウィーン楽友協会合唱団、
そしてウィーン少年合唱団が起用されている。
ウィーンで収録するという何か事情があったのか?気になる。
音のリアリティがすごいし、ショルティの主張は明確で
心に突き刺さってくるような鋭い響き、
鮮やかなコントロール、感動的である!
この数年、ラトル、ケント・ナガノ、ブーレーズと
第8番は聞くと吸い込まれるような名演と多く出会えたが、
私にとってもこの作品への共感が深まったということなのだろう。
しかしその30年以上も昔にショルティがこの偉業を成し遂げていたとは。
そうした時代の移り変わりを全く感じさせない新鮮さがここにはある。
この演奏を支持する人は多いようだが、私も決定盤であると思う。

DECCA 430 804-2

「ゲオルグ・ショルティ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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