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2008年6月18日 (水)

カラヤンの1960年代 7

カラヤン指揮ベルリンフィルによる1960年代の演奏から
バルトークの管弦楽のための協奏曲(1965.9.20, 11.9)
ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲(1964.3.10,11)
そして同じくラヴェルでボレロ(1966.3.14,17,19)
まずバルトークの管弦楽のための協奏曲について
1980年代に入ってからのライブ盤を持っているのだが、
正規録音では1974年のEMI盤を聞いたことがなく、
レコードとしては、この演奏がはじめてとなった。
カラヤンはバルトークの作品をそれほどいろいろには
取り上げていなかったと思うのだが、
1969年の弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽は
私の最高のお気に入りとなっているし、
この1965年の管弦楽のための協奏曲も極めつけの名演である。
カラヤンとベルリンフィルの圧倒的充実を誇っていた1970年代で
1974年の演奏もぜひとも聞いてみたく、いずれ必ず!
そして今回一番面白かったのが「ダフニスとクロエ」第2組曲だ。
カラヤンの音作りが思った以上にきつく、押しが強くて、
この強烈な印象は、ラヴェルの音楽では異色である。
繊細な響きと微妙なニュアンスでは、1985年盤の方が上質。
しかしその存在感でいったら、カラヤンの強い主張に満たされて、
華麗な音響が洪水のようにあふれだし、
同時に鋭く、鮮やかに、明瞭な様式感。
カラヤン・スタイルの完成度では、1960年代の演奏は、
独特の魅力で迫ってくる。このカッコよさには興奮である。

DG WEB SHOP CDR459

「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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