« バイロイト音楽祭2007 | トップページ | バイロイト音楽祭2007 »

2008年6月23日 (月)

バイロイト音楽祭2007

20080623a

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ラインの黄金」第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ラインの黄金」。
今日も前半で第3場の途中までを聞いている。
写真は第2場で神々が登場、
そこに巨人族のファゾルト、ファフナーの兄弟が
ワルハラ城建設の報酬として
美の神フライアを差し出せと迫ってくるのである。
ウォータンはフライアを献上する気はなく、
といって、その代わりとなる資金もないし、
神々の天上世界は何という無計画経営。
最初から破綻しているのである。

20080623b

2007年に初登場のアルベルト・ドーメンのウォータン。
続いて2008年も出演が予定されている。
そしてアルノルト・ベゾイエンのローゲ。
火の神とはいえ、この燃えているみたいな頭、笑える。
調べてみたら、アルノルト・ベゾイエンは、
1999年からバイロイト音楽祭に毎年出演しているが、
2002年の第3サイクルでローゲをはじめて歌って、
それ以来、2003年、2004年、2006年、2007年と
ずっとローゲはベゾイエンが歌っている。
もちろん2008年も出演が予定されている。
他に「パルジファル」の聖杯守護の第一の騎士と
「トリスタンとイゾルデ」の牧童の役。
牧童も2005年の新演出以来ずっと歌っている。

クリスティアン・ティーレマンの指揮について
相変わらず何て素晴らしいのだろう。
細部の聞かせ方で独特の表現をさせるところがあるのだが、
もうすでに慣れてしまっていて、音楽がすぐに入ってくる。
ゆったりと落ち着きのある大きさを示しながらも
力強く引き締まった響きは独特の存在感があり、
陰影に富み、深みのある重低音は最大の魅力だ。
同時に輝きに満ちた高音は、不思議な柔らかい感触もあって、
ティーレマンは力みがとれてと最初に書いたが、
自在に操る何という幅広い豊かな表現なのだろう。
すでにいろいろな指摘がされているが、
たしかに2006年の上演に比べ、
確実に充実度は増しているように感じられる。
「ラインの黄金」という入口においてこれだけの凄さなのだから、
これから物語が進むにつれ、どう展開していくのか、楽しみである。
そして2008年以降、今度はどう進化していくのか?注目だ。

CDR462/463

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

|

« バイロイト音楽祭2007 | トップページ | バイロイト音楽祭2007 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/41621571

この記事へのトラックバック一覧です: バイロイト音楽祭2007:

« バイロイト音楽祭2007 | トップページ | バイロイト音楽祭2007 »