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2008年7月29日 (火)

第1406回N響定期公演

2000年5月のN響定期公演から
5月12日NHKホールにおける
デーヴィット・ロバートソンの指揮による演奏会。
録音してあるのは、ハイドンの交響曲第93番、
ヴァレーズのアンテグラル(積分)、
バルトークの「中国の不思議な役人」組曲である。
現在では広く世界で活躍しているロバートソンだが、
当時のイメージというと、ブーレーズの後任として
IRCAMで活動していたというのもあって、
現代音楽で才能を発揮しているのだと…
そういう指揮者がN響に登場ですごく期待したのだが、
ここではヴァレーズが取り上げられていて、
この次の第1407回ではシュニトケが演奏されたが、
他は普通のプログラムでそれほど変化があるわけではない。
ハイドンはスッキリした響きで統一されているし、
バルトークでもつい熱くなってしまう傾向を極力避けて、
シャープにクールにまとめているが、
結果的にはあまり面白くない印象。
先月だったか、メトロポリタン歌劇場での録音で
ロバートソンが指揮したモーツァルト「後宮からの誘拐」が放送されて
そちらはすごく魅力的な演奏で、もちろん響きはシャープな感覚、
そして何より音楽がいきいきと躍動して、それは鮮やか!
現在では世界的に超一流の存在であると間違いないのだが、
この2000年の演奏では、比較的平凡に終わっていると
私にはそんな気がしている。どうだろう?
録音状態のせいもあるかもしれないけれど。

CDR477

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