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2008年7月13日 (日)

カラヤンの1980年代 23

カラヤン指揮ベルリンフィルによる1981年の録音。
9月22日にはアンネ・ゾフィー・ムターの独奏で
ブラームスのヴァイオリン協奏曲。
そして27日と28日でクリスティアン・ツィメルマンが登場して、
シューマンのピアノ協奏曲が録音された。
(そのとき同時にグリーグのピアノ協奏曲も収録されている)
ムターもツィメルマンもどちらも圧倒的素晴らしさ。
グリーグのときにも書いたが、ツィメルマンの透明な音色、
技巧の切れ味で音楽が爽やかに鳴り響き、
この美しい仕上がりは何よりもの魅力である。
でも少し感じるのは、カラヤンの重厚な音楽に引っ張られて、
全体的には、落ち着いた印象となっているのではないだろうか。
今日のツィメルマンだったなら、さらに繊細にしなやかに
もっと違った展開が聞けるだろう。
ムターもツィメルマンも若き日の演奏であり、
非常に若々しく瑞々しくというふうに表現したいのだが、
同時にその音楽の完成度はというと、
驚くべき成熟と安定感なのであり、
やはり名手には年齢は関係ないようだ。

DG WEB SHOP CDR470

「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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