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2008年8月31日 (日)

五街道弥助 「鹿政談」

よく二ツ目勉強会というのがあるが、
若手落語家が新しい演題を習得して、
それを会場でお客様相手に披露して
噺家にとってはまさに勉強であり、
客にとっては、落語を楽しませてもらうという。
二ツ目でも魅力的な噺家さんはたくさんいるので
私もまたいろいろ聞いて、そういう若手を勉強しようと!

今日は五街道弥助さんで「鮑のし」「親子酒」「鹿政談」
ニフティ寄席で配信されている録音である。
五街道弥助さんは声がよくって、すごくいい。
噺もとにかく上手い。すぐにファンになってしまった。
「鮑のし」というと志ん生さんが有名だし、
「親子酒」も八代目の可楽さんで聞いているが、
そうした名人芸と比べても五街道弥助さんは本当に素晴らしい。
そして「鹿政談」、裁きの場面など格調高く、感動的である。
ぜひこの噺家さんは、これからずっと聞いていきたい人である。
師匠の五街道雲助さんも大好きな噺家さん。

五街道弥助さんの経歴
平成9年2月 五街道雲助に入門 前座名「五街道のぼり」
平成12年6月 二ツ目昇進 「金原亭駒七」と改名
平成17年2月 「五街道弥助」と改名

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2008年8月30日 (土)

物件探しは難しい

友人が住宅物件を探していて、
いろいろな人に声をかけてあるのだが、
親しい工務店の社長がリフォーム用の中古住宅を紹介してくれて
それがお盆のときのこと、本人たちはすぐに見に行って、
私も先週の水曜日に現地に行ってきて、
今日は空家の鍵を借りてきて、中を見せてもらったのである。
古い家で前の人が出て行ったままになっているので、
かなり汚いのだが、全部新しくしてしまうので
今の印象は忘れてもらい、間取りや広さを確認に行ったのである。
私は間取りをすぐにメモして、ここをこうする、あそこをああするって
ここでどう住めるのかをいろいろ検討してきたのだが、
その後、場所を変えて、ゆっくり相談して、
メモした間取りを紙に書きなおして、改築案を話し合ったところ
どうしても希望が納まらない。現場では実現可能な印象だったのに…
全体像が見えたので面積を計算してみると
彼らがいま住んでいるマンションの部屋よりも狭かったのである。
これでは無理か…即席の手書き平面図を持って帰って検討中。
土地も建物も現場を見ないことにははじまらない。
でもやはり紙の上でしっかり確認しないとダメなのである。

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2008年8月29日 (金)

落語のCD化

志ん生さんの録音が集まったのでCD化。
「二階ぞめき」「巌流島」「もう半分」の三題。
志ん生さんならではのすごくいい録音がそろってうれしい。
店の二階を吉原に改築して、冷やかしてまわる「二階ぞめき」。
道楽者の若旦那が一人芝居でそのおかしさといったら…
渡し船の中での武士と町人のやり取りが面白い「巌流島」。
いろんな登場人物が出てくるが、その描きわけの見事さ、
まさに情景が目に浮かぶ究極の名人芸である。
そして夏といえば怪談だが「もう半分」。
私がこの噺をはじめて聞いたのは五代目今輔さんだった。
ゾッとするような展開でその迫力にびっくりしてしまい、
怪談で暑さを忘れるというのはこういうものかと。
志ん生さんのはもう少し柔らかい印象で独特な味わい。
今回聞いているのは晩年の高座のようで、ゆったりしたテンポ。
方向としては、志ん生さんが語る人情噺に近いけれど、
「もう半分」はそうはならない気持ち悪い物語なのであり、
でも最後に赤ん坊が「もう半分ください」というところは、
志ん生さんは軽やかに悪意はなくて、ちょっとは救われるか?
十代目馬生さんの録音も聞いているが、そちらも魅力的で
それぞれ独自の世界を描き出しているなと実に感動的である。
志ん朝さんのも有名だけど、残念ながら聞いたことがない。

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2008年8月28日 (木)

柳家三三 「五貫裁き」

注目の若手落語家「柳家三三」を聞いている。
少し前に真打に昇進した頃、テレビで短い噺を聞いたのだが、
すごくうまくって、すぐに引き込まれて、魅力たっぷりで
「三三(さんざ)」という名前はしっかり覚えていた。
そうしたらこの活躍で、現在では大人気の落語家である。
今日聞いているのは、ニフティ寄席で配信されている
二ツ目時代の高座から「湯屋番」「釜泥」「五貫裁き」
「湯屋番」の若旦那は最高だ!しなやかで粋で
声や喋りの印象は、古今亭菊之丞さんに似ている。
「釜泥」という噺ははじめて聞いたのだが面白い。
「五貫裁き」は名奉行大岡裁きだが、
お白州の場面は格調高く、感動的。
話はお馴染みの流れだが、本当に楽しい。
三三さんもぜひ実演を聞いてみたい。

柳家三三さんの経歴
平成5年3月 柳家小三治に入門
平成5年5月 楽屋入り 前座名「小多け」
平成8年5月 二ツ目昇進 「三三」と改名
平成18年3月 真打昇進

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2008年8月27日 (水)

今日の電話大戦争

午前中、両親ともに別の用事で出かけてしまって、
ひとりでいるとこういうときに限って、
続けて営業の電話がかかってくるのだが…


墓地:今日は墓地のご案内で連絡差し上げました。
私:お墓ありますから。
墓地:近くにございますか?
私:はい、近くです。
墓地:それは失礼いたしました。
私:はい、すみません。

って、こういうふうに簡単に済めば、
別に文句もないのだけど。
それから少ししたら、また電話。


通販:長野県の何と何とかで戸隠そばを通販で販売しています。
私:はあ

結構年配の男の人で早口でよく喋る。
この会社の社長かどうかはわからないけど、
アルバイトとかではない、店の人が直接かけてきている。


通販:お宅ではそばは食べますか?そばはお好きですか?
私:はい、食べますけど。
通販:いや、あなたね。そうおっしゃいますけどね。
最近の若い人はね、なかなかそばを食べなくなっていましてね…


そばの消費に関する話が続く。話が長い。


通販:お宅では外食とかされますか?
私:そんなには行きませんけど、出掛けたときとかはね。
通販:うちではね、戸隠そばの生麺をクール便でお届けしてるんです。
テレビ番組(TBS系情報番組)や雑誌でもおいしいって取り上げられてね
評判なんですけど、少しでも食べていただきたいから、
今回はご試食セットを用意して、わざわざ電話して、ご案内してるんですよ。
通常は130gのところをね、今回は特別に150gにしてるからお得でね…

私:はあ
通販:…、…、…。

商品の説明をずっと続ける。話が長い。
はっきりいってしまおう。テレビ番組というのは「はなまるマーケット」。
雑誌は「サライ」と言ってた気がする。


通販:うちはね、三越さんから出店しないかと頼まれたんだけど、
何しろ生麺で保存料とか添加物を入れないから、
店に置いておけないというのでね、丁重にお断りしてね。

私:はあ
通販:…、…、…。

商品の素晴らしさを長々と語りつくす。
よくまあ、そんなに語るね!


私:私、息子なんですけど、今日は両親が出かけてましてね。
通販:でも息子さん、働いてるんでしょ?
私:まあ、自営みたいな感じですけど…
通販:なんか御商売?
私:建築関係ですけど…
通販:この際にね、頼まれるとご両親も喜ばれますから。
私:この電話で決めないといけないんですか?

かなり強引だな。押し売りだよ。


私:ご試食セットっていっても無料サンプルとかじゃないわけでしょ。
通販:無料ってわけにはいかないんだけど、今回はごく少量でね。
6食分でね、4000円弱。3人で2回も食べられるわけですよ。


えっ4000円。高いじゃん。
4000円÷6=一食あたり700円近くする。


私:一食700円ぐらいしますね。
通販:いや、クール便の費用も入ってるから、
そばは600円なんだよね。600円で食べられるんだから安いでしょ。


だから高いよ!


私:家で食べるんだと、そんなに高いそばは食べないから…
通販:うちのはね、戸隠の契約農家からそばを仕入れてね、
自分のとこで粉に引いて、…、…、…、特別なんだから。


使っているそば粉の説明を続ける。話が長い。


通販:そば湯だって、おいしくって、みんな飲んでますよ…
お味噌汁のだしにしてもおいしくてね、…、…、…。


そば湯のおいしさを長々と語りつくす。


通販:息子さんね、ご両親にプレゼントされたらどう?
私:はあ

そりゃね、たまには両親にプレゼントもしないといけないけどさ。
そばかよ!それもそばに4000円もかけるのかよ!


私:いろいろご説明聞いて、よくわかりましたけど…
正直いうとね、うちは、そばは決まったところから通販で買ってるんですよ。
参考にしてもらうといいと思うんだけど、
おいしくって、気に入って食べていて、
そこは一食、百何十円ですよ。700円は出せないな。


※ 千葉県鎌ヶ谷市の「茂野製麺」から買っています。
茂野製麺オンラインショップ:http://www.shigeno.co.jp/
そば、うどん、ラーメン、手軽にできて、すごくおいしいです。

通販:あなたね、それ、乾麵でしょ。
乾麵はね、保存料が入ってて、塩も入ってるんだから。
裏を見てみなさい。カタカナでいろいろ書いてあるから。
お年寄りなんかが食べたらね、高血圧になって、大変ですよ。
…、…、…。


乾麵の悪口が長々と続く。よく言うね。
子供の頃から、即席麺とかカップラーメンとか、
日本人はみんな食べてるんだから、本当に体に悪かったら、
今頃奇形児が生まれるとか、人類滅亡してるよ!
麺に限らず、保存料とか、何にだって入ってるじゃん。

私:電話頂いているわけだから、お分かりだと思うんですけど、
こちらは横浜でしてね、おいしいおそば屋さんも結構あるんですよ。
700円出せば、お店に食べに行った方がいいから…

通販:いやね、うちのはね、茹で時間1分でできるから、
こっちの方が安いわけですよ。


はあ?

私:それはあなた、考え方違うでしょ。
お店は場所を提供してくれて、ちゃんと調理して出してくれるんだから、
家で食べるのとは違いますよ。


700円のそばを茹でていて、こんな電話で話していたら、
とっくに茹で時間過ぎちゃって、台無しだよ!

通販:…、…、…。
私:考え方の違いだから、申し訳ないけど、もう結構!

最後は同時に「
ガチャ!
切りました。

何というか、ああ言えば、こう言う。よく喋る人だ。
それに付き合ってる私も暇人…
かなり長電話になっていたと思う。
でもあんまりいろいろなこと言うので、
最後まで聞いてやりたい気持ちになってしまって…
でも結局、途中から、カチンときて、
頭に来てたからいけないんだけど、ムカついて報告しています。
これは完全ドキュメントですから、みなさんは笑い飛ばしてください。
ちょっとした滑稽噺よりもよっぽど笑える?

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ウォルフの歌曲 4

ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウのバリトン
ダニエル・バレンボイムのピアノでウォルフの歌曲を聞いている。
今日もメーリケ歌曲集でその後半。第27曲から第53曲。

27. 新しい年に (1888.10.5)
28. 祈り (1888.3.13)
29. 眠りに寄せて (1888.10.4)
30. 新しい愛 (1888.10.4)
31. どこに慰めを求めよう (1888.10.6)
32. 愛する人に (1888.10.11)
33. ペレグリーナⅠ (1888.4.28)
34. ペレグリーナⅡ (1888.4.30)
35. 問いと答え (1888.3.29)
36. さようなら (1888.3.31)
37. 郷愁 (1888.4.1)
38. 風に寄せる歌 (1888.2.29)
39. 思いみよ、おお心よ (1888.3.10)
40. 狩人 (1888.2.23)
43. 恋する男の歌 (1888.3.14)
44. 火の騎士 (1888.10.10)
46. ヴァイラの歌 (1888.10.9)
47. ムンメル湖畔の精霊 (1888.5.18)
48. こうのとりの使い (1888.3.27)
49. いましめに (1888.2.25)
50. ことづて (1888.2.24)
51. ある婚礼にのぞんで (1888.3.1)
52. 打ち明け話 (1888.3.17)
53. 別れ (1888.3.8)

ウォルフのメーリケ歌曲集は何度聞いても感動的である。
少し秋を感じはじめた夏ももう終わり、
夜ひっそり聞くには、心にしみる作品ばかりである。

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2008年8月26日 (火)

ウォルフの歌曲 3

ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウのバリトン
ダニエル・バレンボイムのピアノでウォルフの歌曲を聞いている。
今日はメーリケ歌曲集の前半。第1曲から第26曲。

1. 苦悩から癒えて希望に寄せる (1888.3.6)
2. 子供と蜜蜂 (1888.2.22)
4. 狩人の歌 (1888.2.22)
5. 鼓手 (1888.2.16)
6. 時は春 (1888.5.5)
8. めぐりあい (1888.3.22)
9. 飽くことを知らぬ恋 (1888.2.24)
10. 散歩 (1888.3.21)
11. エオルスの竪琴に (1888.4.15)
12. 隠棲 (1888.3.13)
13. 春に (1888.5.8)
15. 旅先にて (1888.3.11)
17. 庭師 (1888.3.7)
18. 4月の黄色い蝶 (1888.3.6)
19. 真夜中に (1888.4.20)
20. クリスマス・ローズにⅠ (1888.4.21)
21. クリスマス・ローズにⅡ (1888.11.26)
22. ため息 (1888.4.12)
23. 古い絵に寄せて (1888.4.14)
24. 明け方に (1888.5.5)
25. 眠る幼な児イエス (1888.10.6)
26. 聖週間 (1888.10.8)

とにかく素晴らしい。感動的だ。
バレンボイム
のピアノは聞きもの。
1970年代のこの時代のDGの録音って、
バレンボイムもポリーニもギレリスもそうだが、
何となく乾いた響きの印象で、そういうのは気になるのだけど、
でもバレンボイムはスケール大きく、同時に表情は細やかで
なんという魅力的な演奏。高音の透明感は最高の輝き!

iTunes CDR488/489

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2008年8月25日 (月)

瀧川鯉昇 「船徳」

ずっと聞いてみたいと思っていた瀧川鯉昇さん。
ラジオデイズからダウンロードして、
武蔵小山のLive Cafe Againという会場で
2007年7月13日に行われた落語会より
「千早振る」と「船徳」の二席
夏は「船徳」聞きたいなって、季節のお噺を。
鯉昇さんって、何となく脱力系?
ちょっとのんびり、やんわりした空気が漂うが、
何とも居心地いい!独特のペースに引き込まれる。
録音を聞いているとどうも話術だけでなく、
しぐさや細かな振る舞いも楽しそうで

ぜひ鯉昇さんは寄席で実演を聞いてみたい。

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2008年8月24日 (日)

黒門亭で柳家喬太郎

今日は落語協会2階にある黒門亭で落語を聞いてきた。
今回もお目当てはもちろん柳家喬太郎!
第2部のトリが喬太郎さんなので、
そちらを目指して、第2部限定で出掛けたのだけど、
入れるか?という心配もあり、とりあえず一度早めに行ってみて、
そうしたら何と!3時からの会でまだ1時過ぎだというのに行列!
やっぱり人気あるんだ!大丈夫?入れるの?という…
時間前に混んでいるので今日は整理券が発行されて、
そうしたら、私は「16」だった。それで一安心。

20080824

柳亭市丸:弥次郎
林家たけ平:竹の水仙
桂才賀:実録金庫破りの源蔵
柳家喬太郎:八月下旬


今日はみんなすごくよかった。
「竹の水仙」で左甚五郎の噺が来たかと思ったら、
才賀さんも名人つながり?で「金庫破りの源蔵」
面白いし、話芸の見事さで夢中になって聞いた。
そして仲入り後、喬太郎さん。最高!
枕から絶好項で笑いっぱなし。二日酔いらしいけど。
あのはじけっぷり!大好き喬太郎さん。
今日は新作で「八月下旬」。はじめて聞いたが、
喬太郎ワールド全開、そして後半は少ししんみり、いい!
枕でも言ってたけど、喬太郎さんの多面的な魅力にふれると
新作を聞くと古典も聞きたい!って、欲が出てくる。
古典を聞くと喬太郎は新作でしょ!って、やっぱり欲が出てくる。
とにかくずっといつまでも聞き続けていたくなってしまう
そういう人なんですから、ファンは欲張りでごめんなさい。
今日はあいにくの雨になってしまったが、
でも聞けてよかった。ありがとうございました。

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2008年8月23日 (土)

N響「夏」 2008

昨日BS2で放送されたばかりのN響「夏」2008だが、
早速聞いてみた。ファビオ・ルイージは大好きな指揮者なので。
前半はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
独奏はペク・ジュヤンという韓国のヴァイオリニスト。
アンコールにパガニーニのカプリースから第9曲。
そして後半はベートーヴェンの交響曲第7番。
さらにアンコールで交響曲第8番から第2楽章。
チャイコフスキーでファビオ・ルイージは
管楽器の鳴らし方がすごく魅力的で、こういうのは
イタリア・オペラ的発想から来ているのだろうか?
ベートーヴェンは最高!この躍動感と濃厚な感動!
ライプツィヒMDR交響楽団との来日公演で
第7番の交響曲は実演を聞いているので、
いろいろと思い出されるのだけど、心が躍る名演。
そのときもアンコールは第8番の第2楽章だったので
ルイージにとってはこの組み合わせは定番なのか?
2004年の秋にN響の定期公演に出演しているが、
その後、多忙を極めているのではないかと想像するけれど、
しかしウィーン交響楽団やドレスデン国立歌劇場公演など
度々来日はしているので、ぜひまたN響定期に!と期待してしまう。

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「ファビオ・ルイージ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月22日 (金)

オリンピック 野球

特にブログには書いていなかったのだけど、
オリンピックの野球を毎日真剣に応援してきた!
野球が大好きなので。特にプロ野球観戦。
星野ジャパンはプロ野球からの選抜チームで見ごたえがある。
しかし今日の準決勝、韓国に負けてしまった。
残念。すごく残念。がっかりで元気なくなってしまい…
前半は日本優位の試合展開だったのだけど、
これまで完璧だった藤川が打たれて同点になり、
さらに岩瀬が勝ち越しの追加点を許すという…
ベンチに戻ったときの藤川の悔しそうな表情。
そして負けてしまったときの岩瀬が下を向いてしまって、
その情景は辛すぎて、見ていられなかった。
明日のアメリカとの3位決定戦、
メダルのことなどもうどうでもいいので、
がんばってほしい!最後明日も応援します。

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バイロイト音楽祭2007

20080822

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第3幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ジークフリート」。
今日も第3幕で第2場の途中から第3場を聞いている。
ジークフリートが魔の炎を越えて、ブリュンヒルデを救出する第3場は、
「ニーベルングの指環」全体でも最も感動的な場面のひとつであろう。
楽劇「ジークフリート」は登場人物が少なくて、
室内楽的な緻密さが魅力であると私は思っているのだけど、
第2幕の後半で鳥の声がソプラノで歌われるのは別にして、
女性の役が登場するのは第3幕のみである。
第3幕第1場で智の神エルダがメゾ・ソプラノで、
そして第3場でブリュンヒルデが再登場で一気に盛り上がる。
第3場は45分ほどで第3幕の半分以上の時間を占めている。
今さらいうまでもないが、ブリュンヒルデとジークフリートの二重唱、
その素晴らしさは、楽劇「ジークフリート」のフィナーレであると同時に
「ニーベルングの指環」後半のひとつの頂点をここに迎える。

今週はずっと楽劇「ジークフリート」を聞いてきた。
少し休んで来月は楽劇「神々の黄昏」である。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月21日 (木)

バイロイト音楽祭2007

20080821a

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第3幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ジークフリート」。
いよいよ第3幕を聞きはじめ、今日は前半の第2場途中まで。
写真は第2場で先に進もうとするジークフリートを
さすらい人(ウォータン)は遮ろうとするが、
それを力で圧倒する場面である。
無敵の英雄ジークフリートを創造するという
ウォータンの企みはここに達成され、
それを自ら確認した喜びの中、さすらい人は姿を消していく。
ウォータン(アルベルト・ドーメン)はここまで。

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その前の第1場では、さすらい人は智の神エルダを呼び起こし、
藤村実穂子が登場。存在感のある歌で毎年、本当に素晴らしい!
しかし藤村実穂子のエルダは、2007年で終わりとなった。
というのは、2008年からは何と「パルジファル」のクンドリー役に抜擢で
うれしいではないか!年末の放送が楽しみである。
ウォータンはエルダに神々の未来が幸福であることを予言させたいのだが、
エルダはそれに答えられず、ブリュンヒルデとジークフリートが
ニーベルングの呪いを解放し、指環をラインの乙女たちに返すであろうと予言する。
ウォータンはそれを聞いて、不機嫌になり、再びエルダを眠りにつかせる。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月20日 (水)

バイロイト音楽祭2007

20080820a

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第2幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ジークフリート」。
今日も第2幕をくり返し聞いている。素晴らしい!
赤い炎が吹いているのは何なのだろう?
大蛇の登場だろうか?

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ジークフリートの後ろに写っているのが、
大蛇に化けたファフナーのハンス・ペーター・ケーニヒで
ノートゥングで勝利を宣言しているような様子であり、ということは、
この赤い光は、大蛇から血が噴き出す情景を示しているのかも。
大蛇の熱い返り血を浴びて、火傷をして、思わず指を口にすると
小鳥の声を理解できるようになり、第2幕第3場から第3幕へと
ジークフリートは小鳥に導かれ、話は進んでいくのである。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月19日 (火)

バイロイト音楽祭2007

20080819a

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第2幕第2場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ジークフリート」。
今日から第2幕を聞きはじめた。
「ニーベルングの指環」でも昔から最も好きなところ。
大蛇に化けたファフナーとの対決や小鳥と話せるようになったり、
ジークフリートの冒険と大活躍が描かれている幕である。
タンクレッド・ドルストの演出では、第2幕の設定は
建設中の高架橋の下で森の中にいるという情景だが、
この高架橋がちょうど大蛇を表現しているのだろうと
すぐに思ったのだが、特別そういう指摘は見たことがなくて…
一方でこの演出で全体に一貫しているのは、
「ニーベルングの指環」の世界が
ごく我々の日常の生活に隣り合わせで
いつでも当たり前に起こりうるのだ
というメッセージが込められているらしい。

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第2幕第1場の写真でファフナーの前で
アルベリヒとさすらい人(ウォータン)が口論となり、
競ってファフナーの財宝を奪い合おうとするのだが、
ファフナーはそれを全く相手にせず、しだいに夜が明け、
ミーメとジークフリートがやってくるのである。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月18日 (月)

バイロイト音楽祭2007

20080818

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ジークフリート」第1幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ジークフリート」。
今日も第1幕で第2場の途中から第3場を聞いている。
第1幕のここでの設定は、理科実験室ということである。
もちろんそれは演出のドルストの読み替えによる。
ジークフリートが映写機で目の絵を映し出しているが、
これはウォータンの目を意味するのか?
実際は絵なので、ウォータンではないけれど。
その下でミーメが化学実験のようなことをしているけれど、
これは第2幕でジークフリートに飲ませようとする
毒薬を調合しているのか?いろいろと面白い舞台。
ミーメはジークフリートの育ての親であり、
先生(ミーメ)が生徒(ジークフリート)に教育を施している
という図式も教室の中で成立している。
先生と生徒の関係は、アルベリヒとハーゲンの親子にも成り立つわけで。

第3場の後半でジークフリートの鍛冶の場面など、
ティーレマンはぐっとテンポを落として、それがまた非常に露骨なのだが、
まさに場面作りであり、ここで一気にジークフリートが前面に押し出されてくる。
もっと透明でスッキリとした演奏もあるのだけど、
ティーレマンは本当にその全く逆を行っていて、
音の隅々にまでじっくり鳴りきっており、それが勢いを生み出していく。
この独特のスタイルが「ジークフリート」の前半にして、結果を出してきている。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月17日 (日)

バイロイト音楽祭2007

20080817

バイロイト音楽祭のホームページより
ミーメのゲルハルト・ジーゲル
(楽劇「ジークフリート」第1幕より)
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ジークフリート」。
今日から第1幕を聞きはじめた。最初に第2場の途中まで。
第1場や第2場の舞台写真が公開されていないので、
ここで大活躍のミーメ(ゲルハルト・ジーゲル)の写真を。
かなりはじけているし、強烈な存在感だ。
場面によってはジークフリート以上によく聞こえてくる。
キリギリス模様の衣装をまとって、動き回っているよう。

ティーレマンの音は、それぞれの場面の特徴を創っていくのがうまい。
主導動機を分析して、音楽の構造を明瞭にしていくタイプではないが、
ひとつひとつの音が表情豊かに語りだして、さらに発展すると、
主導動機にも役割が与えられて、音楽が自発的に伝わってくる。
「ジークフリート」の第1幕は暗い音がして、停滞する演奏もあるが、
ティーレマンは明るい響きで起伏に富み、躍動する音楽を聞かせている。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月16日 (土)

バイロイト音楽祭2007

20080816

バイロイト音楽祭のホームページより
ウォルフガング・ワーグナー総監督と
ジークフリートのスティーヴン・グールド
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ジークフリート」。
まずは一回通して聞いてみた。今日は第3幕。
クリスティアン・ティーレマンの指揮で
タンクレッド・ドルストの演出による7月30日の上演。
詳しくはこれからじっくりと聞き、感想など述べていきたい。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月15日 (金)

バイロイト音楽祭2007

20080815

バイロイト音楽祭のホームページより
演出のタンクレッド・ドルスト
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2007年のバイロイト音楽祭から楽劇「ジークフリート」。
まずは一回通して聞いてみているが、今日は第1幕と第2幕。
クリスティアン・ティーレマンの指揮で
タンクレッド・ドルストの演出による7月30日の上演。
詳しくはこれからじっくり聞いて、感想など述べていきたい。
「ジークフリート」は非常に楽しみである。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月14日 (木)

ザルツブルク音楽祭2006

20080813

ザルツブルク音楽祭2006で上演された
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
ダニエル・ハーディング指揮ウィーンフィルによる演奏で
演出はマルティン・クシェイである。
すべてを真剣に観ていたわけではないのだが、
いくつかの気付いた特長を書き残しておく。
モダンな印象の舞台で演技も都会的に洗練されている。
ドンナ・アンナはドン・ジョヴァンニに抵抗しつつも
抱きつかれると一瞬、恍惚の表情をする。
ドン・ジョヴァンニを探し追ってきたドンナ・エルヴィーラだが、
さんざんドン・ジョヴァンニの悪口を言い、憎しみながら、
会うためにひたすら化粧をして、美しく装っている。
ツェルリーナもこれから結婚しようというのに
ドン・ジョヴァンニを見た途端、花婿のマゼットに
あっちに行けと追いはらうようなふりをして、
トマス・ハンプソンのドン・ジョヴァンニはカッコよすぎて、
この上ない悪党ぶりである。悪魔的な笑みを浮かべて!

でもそれ以上に好きになってしまうのが、
イルデブランド・ダルカンジェロのレポレルロ。
ドン・ジョヴァンニにとことん愛想が尽きて、
悪口も言うし、暇乞いをして、離れたいのだけど、
結局はいつもいうことを聞いてしまって、
最後の瞬間まで、騎士長に地獄に落とされるところまで
ドン・ジョヴァンニのことを気遣っているのはレポレルロ。
ダルカンジェロの軽やかにユーモアにあふれて、
とき力強く、主人であるドン・ジョヴァンニの命令があれば
まるでコピーにでもなったような振る舞いまで…
もちろんハンプソンのドン・ジョヴァンニは圧倒的だが、
ついレポレルロの演技に目が行ってしまう大活躍。

ツェルリーナがドン・ジョヴァンニと浮気しそうになったことを
マゼットに許しを請うて「ぶって、ぶって」と歌う場面で
ツェルリーナはかわいらしいキャラだとよくいわれるけれど、
ここでは「気がすむまで殴りなさいよ!」と逆にマゼットに迫るような
この辺の人物描写も現代的で印象に残る。
ドンナ・エルヴィーラも力強い存在で勇ましく、
メラニー・ディーナーの演技に私はすごく惹かれた。
そしてやはり最後の騎士長の石像の場面が圧倒的迫力。
ドン・ジョヴァンニが少しの恐れもなく立ち向かっていって、
神をも愚弄して、自ら望んで地獄に落ちていくような、
ロバート・ロイドとのやり取りでハンプソンの存在感はさすがだ。

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2008年8月13日 (水)

ザルツブルク音楽祭2006

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モーツァルト・イヤーの2006年に
ザルツブルク音楽祭で上演された
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
ダニエル・ハーディング指揮ウィーンフィルによる演奏で
演出はマルティン・クシェイ。
歌手も豪華な顔ぶれである。
ドン・ジョヴァンニのトマス・ハンプソン、
レポレルロのイルデブランド・ダルカンジェロ。
そしてドンナ・エルヴィーラのメラニー・ディーナー、
ドンナ・アンナはクリスティーネ・シェーファー、
ピョートル・ベチャーラ、イザベル・バイラクダリアン、
ルーカ・ピサローニ、ロバート・ロイドが出演。
BS放送からアナログで録画してあったのだが、
ダビング10解禁後の最近、デジタル教育で再放送されて、
今回はより高画質・高音質で録画した。

ハーディングによる迫力と緊張感のある指揮で
しかし今さらこれを強烈なんていうのは時代遅れであり、
むしろ聞けば聞くほど、自然な流れと適切な飛躍、
いきいきと表情豊かに魅力的なモーツァルトだ。
今日は最初でまた詳しくは明日。

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2008年8月12日 (火)

三遊亭圓丈 「グリコ少年」

フジポットで配信された圓丈さんの落語会。
昨年11月3日、原宿クエストホールで行われた
「フジテレビ目玉名人会 in 原宿」(夜の部)

http://fujitv.cocolog-nifty.com/yose/

前半は「金明竹」で後半はたっぷり「グリコ少年」
「金明竹」が最高に面白くって、うまいし!
ただの「金明竹」ではなく、圓丈さんのは名古屋弁版。
「みゃー」とか「きゃー」とか「ぎゃー」とか、爆笑。
この「金明竹」は大好き!お気に入り。
そして「グリコ少年」。新作落語といえば圓丈さん。
その圓丈さんの傑作といえば「グリコ少年」。
枕も充実でとにかく隅々まで笑える!

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2008年8月11日 (月)

野平一郎 ピアノ・リサイタル

野平一郎の昨年5月24日に行われたピアノ・リサイタル。
会場は東京文化会館小ホールである。
先月BS hi で放送された映像付きで聞いている。
シューマンの森の情景、クライスレリアーナ。
後半はドビュッシーの練習曲集、アンコールにアラベスク第1番。
FMでも放送されたのだが、時間の関係上、
ドビュッシーの練習曲が抜粋になってしまい、
今回は全曲を放送してくれたのでうれしいことである。
シューマンとドビュッシーというまさに私は大喜びのコンサート。
クライスレリアーナとドビュッシーの練習曲全曲を弾いてくれるなんて、
最高のプログラムで、こんなに好みの選曲をしてくれるなんて、
野平一郎は以前から大好きなピアニストなんだけど、素敵!
ピアノの音色がすごくきれいでまずそれが魅力的なのだが、
解釈の点でも、「作曲家の視点」なんて安直なことをいっては
怒られてしまうかもしれないけれど、
隅々にまで細やかな配慮が行き届いて、
譜面にあるどんな音もクリアに見通しがよくて心地いい。
特にドビュッシーの練習曲はさすが!という、
私を夢中にさせるものが詰まっていて、見事だった。

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2008年8月10日 (日)

ウォルフの歌曲 2

ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウのバリトン
ダニエル・バレンボイムのピアノでウォルフの歌曲を聞いている。
今日はアイヒェンドルフとライニックの詩による歌曲。

はじめにアイヒェンドルフの詩による1880年から1883年の作品
追悼の辞 (1880.6.7) 見知らぬ土地にてⅠ (1881.6.27)
見知らぬ土地にてⅡ (1883.5.3) 見知らぬ土地にてⅣ (1883.1.30)
家路 (1883.1.12)

続いて1889年に出版された「アイヒェンドルフ歌曲集」より
友人 (1888.9.26) 音楽師 (1888.9.22) 秘めた愛 (1888.8.31)
セレナード (1888.9.28) 兵士Ⅰ (1887.3.7) 兵士Ⅱ (1886.12.14)
夜の魔法 (1887.5.24) シュレッケンベルガー (1888.9.14)
幸福を求める人 (1888.9.16) 誰よりも好きな (1888.9.29)
郷愁 (1888.9.29) 遍歴の学生 (1888.9.22)
やけっぱちの伊達男 (1888.9.23) 災難 (1888.9.25)
愛する幸せ (1888.9.27) 水夫の別れ (1888.9.21)
期待 (1880.1.26) 夜 (1880.2.3)

ライニックの詩による1882年から1883年の作品
喜びと共にいずこへ (1882.12.31)
かわいい人、君はどこにいるの (1883.4.12)
夜の挨拶 (1883.1.24) 春のつりがね草 (1883.2.19)
セレナード (1883.1.19) 愛のたより (1883.3.18)

1897年に出版された「ライニックの3つの詩による歌曲」
職人の歌 (1888.1.24) 朝の気分 (1896.9.8-10.23)
宴席の歌 (1889.8.1)
そして最後に同じくライニックの詩による
うれしい便り (1890.6.25)

「アイヒェンドルフ歌曲集」からの何曲かは知っているが、
やはりはじめて聞く曲が多く、しかし美しい作品ばかりで魅力的である。
バレンボイムのピアノが素晴らしくて、軽やかに聞かせるところもあれば、
後半の「ライニックの3つの詩による歌曲」などでは、
重厚な響きを緊張感と迫力で表現して圧倒される。

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2008年8月 9日 (土)

江戸博の「えどはく寄席」

今日は江戸の文化を勉強しに!
両国の江戸東京博物館に行ってきた。
まあ、勉強というのはウソで涼みに行ったのだけど、
毎週土日は展示の中村座の前で寄席が開かれるということで
その時間に合わせて、見学に行ってきた。

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午後の公演を見たのだけど、最初に落語入門ということで
三遊亭金時さんによる「そばの食べ方」教室。
子供たちがそれを元気に実践!
もちろん落語ではすべて扇子で表現。
そしてその後落語二題。

三遊亭金翔:「子ほめ」
三遊亭金時:「お菊の皿」

この前、鈴本でも権太楼さんが「子ほめ」を話してくれて、
聞いていて、思いがけず権太楼ワールドがよみがえってきたのだが、
「お菊の皿」も先月放送のTBS「落語研究会」で柳家喬太郎さん、
鈴本では柳亭左龍さんが演じてくれて、続けて三度も聞いてしまった。
今年は「お菊の皿」がブームなの?噺が重なって、ちょっとびっくり!
でも今日はさすがに枕の部分で演目が読めて、
ちょっと知ったかぶりというか、優越感である!

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その後夕方、新橋に寄ったので、少し建築の写真を。
ジャン・ヌーヴェルの設計による電通の本社ビル。
遠くから見ても美しいが、近くで見ると
ガラスを柔らかく見せる半透明の表現が素晴らしくて、
やはり魅力的な作品だ。今日も改めて感動する。

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浜離宮庭園の方から見たのがこの写真。
こちらの外観の方が有名か?

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そして黒川紀章の有名な「中銀カプセルタワービル」。
去年黒川さんが亡くなったときに、ニュースなどで
代表作として、この作品の写真がずいぶん紹介されていた。
ここに来るのは10年ぶりぐらいのような気がするのだけど、
今も健在でその衝撃的迫力は全く変わらない。

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2008年8月 8日 (金)

ウォルフの歌曲 1

ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウのバリトン
ダニエル・バレンボイムのピアノで、
ウォルフの歌曲をこれから聞いていきたいと思う。
今日はハイネ、レーナウの詩による歌曲を中心に
1876年から1880年の作品。それに加えて最後に
シェッフェル、メーリケ、ゲーテ、ケルナーの詩による6つの歌曲
こちらは1883年から1887年の作曲。

「ハイネの詩による歌曲」
かわいらしい、赤い唇の乙女 (1876.12.17)
君は花のよう (1876.12.18)
君の瞳をのぞきこむと (1876.12.21)
晩秋の霧 (1878.10.7)
黒い帆かけて (1878.10.6)
月影が荒海の波間に (1880.2.13)

「レーナウの詩による歌曲」
問うなかれ (1879.7.21)
秋 (1879.7.24)
夕暮れの情景 (1877.1.4-2.24)
秋の決意 (1879.7.8)

ある墓 (1876.12.8-10) パイトル
思い出 (1877.4.23-25) マッティソン
セレナード (1877.3.25-4.12) ケルナー
つばめの帰郷 (1877.8-12.29) ヘルロスゾーン
少年の死 (1878.5.3-6) ヘッベル
恋の目覚め (1876) レーナウ
旅にいて (1878) シャミッソー
美しい人!と言わせて (1878.8.11) ファラースレーベン
別れた後 (1878.8.31-9.1) ファラースレーベン
一晩中 (1878.5.23-24) シュトルム

「シェッフェル、メーリケ、ゲーテ、ケルナーの詩による6つの歌曲」
ヴァルトブルク城の見張りの歌 (1887.1.24) シェッフェル
戴冠式にのぞむ王 (1886.3.13) メーリケ
ビーテロルフ (1886.12.26) シェッフェル
銘記Ⅱ (1887.3.1) ゲーテ
さすらい人の夜の歌 (1887.1.30) ゲーテ
憩え、憩え (1883.6.16) ケルナー

シューベルト、シューマンと並んで
ウォルフの歌曲も私は大好きである。素晴らしい!
今回のはほとんどはじめて聞く作品ばかりだと思う。

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2008年8月 7日 (木)

ダニエル・ハーディング

ダニエル・ハーディング指揮ウィーンフィルによる
マーラーの交響曲第10番(デリック・クックによる全曲版)
2007年10月23-27日、ウィーン楽友協会での録音。
ハーディングは2004年12月、ウィーンフィル定期にデビューして、
その際に取り上げたのが、マーラーの交響曲第10番だった。
そして昨年秋に今度はDGへの最初の録音として、
同じウィーンフィルとやはりこの交響曲に取り組んだのである。
2004年の定期演奏会(生中継)も録音してあるし、
それよりも前にフランクフルト放送交響楽団でも演奏していて、
その録音も持っているので、これを機にハーディングの第10番を
しっかり聞いてみようかなと思いはじめている。
ライブだと少し印象も変わってきそうな気がしているけれど、
このDG盤では、ウィーンフィルのしなやかな音色を駆使して、
非常に精妙に細部にまでデリケートな表情を追及している。
そして楽章が進むにつれて、しだいに色彩も増し、
温度感も高まってきて、特に後半の楽章は感動的である。
しかしそれにしても演奏の完成度というか、貫録、説得力、
あのウィーンフィルをここまで自在に操って、主張を明確に
ハーディングの解釈にオーケストラは絶対の信頼を寄せているのか、
とても若い指揮者の演奏とは思えない、成熟したマーラーだ。

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2008年8月 6日 (水)

第1407回N響定期公演

2000年5月のN響定期公演から
5月17日サントリーホールにおける
デーヴィット・ロバートソンの指揮による演奏会。
今日はシューベルトの交響曲第5番と
ヤナーチェクのシンフォニエッタを聞いている。
諏訪内晶子が独奏を務めたシュニトケのヴァイオリン協奏曲は
また別の機会に用意してあって、そちらもお気に入りなのだが。
先日聞いた第1406回の公演よりも
私はこちらの方が断然素晴らしいように感じられる。
それは選曲と解釈のバランスで好みもあると思うのだが、
洗練された表情が美しいシューベルトも魅力的だし、
そして何よりヤナーチェクが、すごくいい音がしていて、
後半の最後に近代の色彩的な作品をもってきている点で
先日のバルトークも同じなのだけど、こちらの方が、
どこか吹っ切れているというか、思い切りがよく、
ロバートソンはそれほど神経質ではないようで、
精妙に音楽を扱う人というよりは、
ある程度、勢いで走り抜けてしまうところもあるようだ。
その点がここではすごくプラスなのであり、
もちろんシューベルトの交響曲などで、
非常に細やかにクリアな表現を行っていくところなど、
そういうところはしっかりとした方向性も見えてくるし、
やはり注目すべき指揮者であることは間違いない。
残念ながら、その後のN響定期には出演したことがなくて、
もしかしたら、日本へも来ていないのだろうか?
海外のライブ録音でもそう多く聞ける人ではないので、
もっといろいろ聞いてみたい興味ある存在である。

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2008年8月 5日 (火)

柳家喬太郎 「転宅」

暑くって、雷が鳴り響くこの夏に
ちょっと季節外れなのだが、
柳家喬太郎で「白日の約束」「転宅」を聞いている。
「落語の蔵」で配信されている文化放送の音源。
「白日の約束」は「白日」ということでホワイトデーの話。
喬太郎さん、相変わらず異常にテンション高い。
3月14日は何の日か?というのをいってしまうと
これから聞かれる人にネタばれになってしまうので、
でも後半のビックリの展開には笑ってしまった。
そして「転宅」だけど、三代目金馬さんの録音で親しんでいるが、
喬太郎さんはもっと軽快で、でもここでは古典をしっかり。
もうちょっとふざけてほしかったかな。
でもドジな泥棒キャラだが、かなりかわいい面もあり…

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2008年8月 4日 (月)

ジェームズ・レヴァイン

昼間はあまりにも暑く…焼かれるようで、
夜になっても蒸し暑く…稲妻が光っても雨は降らなくて、
この不愉快さは何とかならないだろうか。
少しは涼しくなるのではないかと期待して
急にホルストの「惑星」が聞きたくなってしまった。
レヴァイン指揮シカゴ交響楽団による名盤を出してきた。
いつ聞いても圧倒的な鮮やかさでこの迫力、
何て素晴らしい演奏だろう。これぞ究極!
なんて思いつつ…ちっとも涼しくならない。
レヴァインのこの演奏はかなり元気で勢いがあり、
表現に対する情熱は並々ならぬものがあり、
結局のところ、熱いのである…という感想が。
もっとクールな響きの「惑星」を選ばなくてはいけなかった。
コリン・デイヴィスの方がよかったかも。

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「ジェームズ・レヴァイン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月 3日 (日)

クラウディオ・アバド 8

今日は午後FM放送のニューヨーク・フィルの特集で
マゼールが指揮したプロコフィエフのスキタイ組曲を聞いたので
夜もさらにアバドの1970年代後半の録音でプロコフィエフの作品を。
カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」作品78
ロンドン交響楽団で1979年6月の録音。
スキタイ組曲「アラとロリー」作品20
そして交響組曲「キージェ中尉」作品60
こちらはシカゴ交響楽団の演奏で1977年2月の録音。
圧倒的な名演である。録音も冴えている。
「アレクサンドル・ネフスキー」とスキタイ組曲という選曲では、
ゲルギエフの名盤もあるし、今日のマゼールと比べても
やはりアバドは非常にクリアで、スッキリと音の作りが鋭い!
現在のアバドならばまさにそうした明瞭な響きを追及して、
徹底したこだわりの音を引き出していく姿勢はよくわかるのだけど、
1970年代の当時から、プロコフィエフやバルトーク、
ストラヴィンスキーなどでも今と変わらぬ音楽性を発揮していたのだ。
近現代の作品を得意としてきたアバドならではであり、
そういうことがよくいわれるのも、こうした作品で透明で輝きのある
細部までコントロールの行き届いた演奏を聞かせてきたからであろう。

DG 447 419-2

「クラウディオ・アバド」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年8月 2日 (土)

落語のCD化

今回は十代目金原亭馬生さんの録音を集めてCD化。
去年ぐらいから馬生さんの高座を録りためていたのだが、
「笠碁」「佐野山」「天狗裁き」の三題。
馬生さんのきれいな語り口が魅力的で私は大好きである。
「笠碁」はもちろん碁の噺、そして「佐野山」は今回はじめてだが、
佐野山とは力士の名前で相撲の話である。
両方とも枕が充実していて、碁と相撲についてのお話もすごくいい。
立派なお店の旦那ふたりが、碁の一手をめぐって大喧嘩をはじめる。
実に風流な絵なのだが、その中身は何とも滑稽は展開で。
馬生さんの相撲噺は「花筏」も持っているのだが、
今回も取組みの描写が細やかでその裏にある心の移ろいや
それを見ている観衆が全く心得違いをしている面白さ、
基本は人情噺の構成なのだが、明るく楽しく、いい噺。
そして「天狗裁き」はお父上の志ん生さんが有名らしいのだが、
私はまだ聞いたことなくて、今回馬生さんの録音を聞くことができた。
やはり丁寧な語りで「天狗裁き」は噺も充実していると思うのだけど、
軽やかに場面が次々に移り変わって、楽しい噺である。

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2008年8月 1日 (金)

カラヤンの1980年代 24

今日は1982年のカラヤンでベルリンフィルを指揮した
マーラーの交響曲第9番(ベルリン芸術週間1982のライブ録音)。
有名な演奏だが、今日の感覚からすると録音の点でかなり残念な印象。
1982年の時点でもちろんマーラーの音楽は広く認識されていたが、
第9ともなると現在のように日常的に聞けるという作品ではなかったのかも。
カラヤンにとっても、それは同様にベルリンフィルにとっても
マーラーの作品に不慣れな仕上がりは明らかであり、
その後の月日でアバドやラトルともマーラーは数多く演奏しているが、
今日のベルリンフィルの演奏からするとあまりにも違いが目立ちすぎる。
そういうふうに感じさせるのも録音による要因は大きいか。
1980年代前半でデジタル録音初期の失敗したものは、
すごく乾いた音で薄っぺらな平坦な印象がある。
他の指揮者に比べるとカラヤンの音は
そうなりやすいというのもあるのかもしれないが。
この録音はカラヤンの重要な記録なので私は大切にしているが、
でも批評などでいわれるほどの感動はない…
実は今日は2回続けて聞いたのだが、
音に慣れるということもあるけれど、2回目はずっとよい印象だった。

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「ヘルベルト・フォン・カラヤン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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