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2008年10月 7日 (火)

ドレスデン国立歌劇場 2007

昨年秋のドレスデン国立歌劇場来日公演。
R.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」
ファビオ・ルイージの指揮による公演。
(2007年11月23,25日 NHKホール)
先月BS2で放送されたものから今日は第1幕。
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の素晴らしい音色、
ファビオ・ルイージもじっくり音楽を聞かせているし、
さすがに極上の雰囲気が漂って、大満足である。
舞台も豪華だし、芝居もまた世界のトップクラスを行く貫録。
でもどうもこの貴族趣味な空気に拒否反応が。
もう少し抽象的な方向へと進むか、
何か読み替えでメッセージが欲しい。
斬新な発想で舞台をぶち壊されることは
作曲家は望んでいないのだろうけど。
でも何かそこに「現在」を感じられるものが必要で…
第1幕は侯爵夫人が重要な存在だが、
アンネ・シュヴァンネヴィルムスが素晴らしい。
オクタヴィアンが真っ赤なバラを床にたたきつけ、
無言で花瓶を取りにゆく侯爵夫人、
一本ずつ拾い上げ、花をいけていくが、
若さはじけるオクタヴィアンと年老いていく自分との間に
溝を感じては、その不安と孤独を悲しく歌う。
ひとり部屋にたたずみ、カーテンを閉めると
暗闇に包まれていく第1幕のフィナーレは印象的だった。

DVDR025/026/027

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