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2008年10月23日 (木)

現場レポート~住宅C

古い住宅のリフォームが着工したばかりで
来年春に入居するまでに内外装のすべてを新しくするのだが、
内装の天井を一部剥がしてみたところ、
面白いものが出てきたので、それを少し紹介。

20081023a

梁だけど、何というのか?反っている梁。
構造の教科書などに載っている「木造軸組図」だと
こういう形の梁を見るのだけど、
現在では工場プレカットが当たり前になっているので
普通の住宅では見たことがない。
民家とか伝統様式の農家とか、
そういうところの天井裏に上ればあるんだろうけど。
逆に居酒屋さんの内装とかにはあって、あれはあくまでも装飾。

20081023b

上棟式のときの幣束(へいぐし)。
長年、この家の屋根裏に静かに納められていた。
当時の大工さんって、もうどこにいるのかわからないし、
もしかしたら死んでしまっているかもしれない?
しかし新築のとき、この家に対する大切な想いをこめて
ここに幣束を納めたと思うので、
何かの縁でこの家を今回生まれ変わらせることになり、
ぜひまた新たに末長く引き継いでいってほしいと
工事を進めていく中で、少し考えさせられたのである。

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