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2008年10月11日 (土)

黒門亭で喬太郎・志ん橋

今日は落語協会2階にある黒門亭で落語を聞いてきた。
今回もお目当てはもちろん柳家喬太郎!第1部に出演。
そして私がぜひ聞きたかったのが、古今亭志ん橋さん。
志ん橋さんは第2部のトリなので、はじめて通し券を購入。
11時20分頃開場となって、終わったら16時50分。
長かった。お尻が痛くなった。でも今日も満喫でご機嫌!

喬太郎さんなので、早く行かないと入れない
とはわかっていたのだが、家を出るのがちょっと遅れてしまって、
10時過ぎには着きたかったのだけど、それでも順調に行けて、
落語協会の前に到着したのが、10時半頃。
でも雨の中、やっぱり大行列ができている。
少しして整理券が出て、「18番」だった。
途中で札止めになったそうだが、志ん八さんが枕で言ってたけど
40人分の座布団を目指して、80人が殺到したらしい。
志ん八さんは、会場設営をしつつ、整理券を配って、
満員札止めをして、「いらっしゃいませ」をして、お疲れ様でした。

入船亭辰じん:たぬき
古今亭志ん八:本膳
古今亭菊生:天狗裁き
柳家喬太郎:初音の鼓
柳家〆治:池田大助


前座で入船亭辰じんさんが登場。
入船亭扇辰さんのお弟子さんだそうである。
いま落語協会のホームページでプロフィールを確認してみたら、
今年の2月に入門で9月から前座で楽屋に入ったそうな。
つい最近ではないか。上手かった。落ち着いていたし。
期待の新人かも。注目しておこう!また聞きたい。
そして志ん八さん。今日は朝から雨の中、大忙しだったけど、
いま検索してみたら「本膳」という噺なのかな?
こちらも絶好調で会場も一気に盛り上がった。
楽しませてもらった。すごくよかった。
続いて菊生さん、何と「天狗裁き」である。
天狗の登場からは軽やかに進めて、葉団扇を取り上げて、
病のお嬢さんを助けて結婚するという展開は省略。
夢が循環するオチでなかなか聞きやすかった。
「池田大助」と裁きつながりというのも絶妙。

仲入り後、喬太郎さん登場。今日も面白かった。
枕で骨董、お宝の話となり、圓丈さんの話題になって、
六代目圓生さんの直筆による新作の原稿があるということで
取材に行ったところ、九台目のパソコンが宝物だって、
六代目は九台目に負けたって、ツボにはまってしまった。
そしてウルトラマンネタも全開。大爆笑で盛り上がる。
喬太郎さんのお宅にあるお宝ということで
五代目小さん師匠の留守番電話テープの話も登場。
この話題は雑誌「サライ」にも載っていたお馴染のネタ。
骨董の枕から「初音の鼓」というお噺に展開。
喬太郎さんの絶好調の枕もいいし、本格古典も素晴らしい。
やっぱりいい。何か圧倒的な面白さで笑いまくってしまった。
この空気の後に登場する〆治さんは少し気の毒なのだけど、
しかし落ち着いた雰囲気が心地よくて、
子供が活躍の噺「池田大助」もすごくよかった。
町人の子が大出世するという聞かせる噺なのだけど
第一部の最後をきっちり締めてくれて、格調高くお開き。

柳亭市也:道具屋
柳家さん弥:棒鱈
柳家さん生:不動坊
古今亭志ん橋:厩火事

続いて第二部である。お尻が痛い。
前座には柳亭市也さんが登場。
もちろん柳亭市馬さんのお弟子さん。
同じく落語協会のホームページで調べてみたら、
昨年12月に入門で今年の7月から前座を務めているそうだ。
結構ジャニーズ系。噺家には珍しいタイプ?
今日はお馴染みの「道具屋」だけど、女性に人気が出るかも?
続いてさん弥さん。7月に鈴本で聞いて、今日は二度目。
実は今月26日にもう一度聞く予定。何か縁があります。
そのさん弥さん、すごくよかった。面白かった。
枕で初めて黒門亭に出演したときの話、客が3人しかいなかったそうな…
高座から下りて、お客3人を集めて、まわりに囲んで、
「三人旅」を長々と話したって、この枕で
ぐっと我々の心をつかんでしまったのである。
そこから「棒鱈」へ。この流れ、盛り上げ方が絶妙で
本当に面白くて、楽しくって、すっかりファンになってしまった。
さん弥さんの「いちがち(一月)は松飾り。にがち(二月)はてんてこてん…」
赤ベロベロの醤油漬け、薩摩の芋侍、忘れられないよ!
そしてさん生さんの「不動坊」。これもよかったのだ。
面白くって面白くって。瓶から餡子は出ないという描写、笑えた。
「不動坊」は好きな噺でよく知っていたので、
描写のひとつひとつでおかしくってたまらなかった。

そして仲入り後に志ん橋さん登場。聞けてうれしい。
「厩火事」が40分にも及ぶ大熱演で
志ん橋さんならではの丁寧な語り口に
大笑いしながらも深く感動してしまった。
志ん橋さんの重い声が、すごく心に響いてきて、
これぞ話芸の素晴らしさである。聞けて本当によかった。
帰りは出口でひとりひとりに深く頭を下げ、
お礼をいいながら見送ってくださって、
礼を言いたいのはこちらなのだけど、志ん橋師匠を尊敬します。
志ん橋さんはいい。また聞きたい。熱烈ファンです。

20081011

外に出たら、さん生さんもいらして、お見送りをして下さった。
本当に素晴らしい会になって、今日はよかったと思う。
落語って、やっぱり人だなって、特に感じた。
人間性とか、その人の魅力が反映されたとき、
噺もさらに輝いてくる。今日はそういう噺家さんの顔ぶれだった。
この後、さらに別の落語会が行われるということで
鈴々舎馬るこさんもいらしたのだが、聞きたくなっちゃうのだけど
さすがに体力の限界というか、お尻が痛いというか、
これ以上いたら、エコノミー症候群になってしまうのか?
今日はごめんなさい。また聞かせてください。

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