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2008年11月10日 (月)

ベルリンフィル2007/2008

ラトル指揮ベルリンフィルによるベルリオーズの幻想交響曲。
フィルハーモニーが火事で急遽イエス・キリスト教会で収録されたという
録音の点でも注目を集めているディスクである。
2008年5月30日から6月1日にかけての録音。
今日のラトルはやっぱりそれほど暴れない。
私はそういうラトルもいいと思っているのだけど、
それにしても繊細な響きをとことん追求して、
この精度、機能性を維持しつつ、もうちょっと濃厚で
色があって、破壊力のある幻想って無理なのだろうか?
透明な響きに包まれて、モノトーンというか、白銀というか、
でもベルリンフィルの音色って、こういう方向性なのかな。
その点では後半の「クレオパトラの死」の方が好みかも。
スーザン・グレイアムが歌っている。
正直なところ、カンタータ「クレオパトラの死」は詳しくないのだが、
幻想とのこの組み合わせって、ゲルギエフ盤と同じだったはず。
でもゲルギエフの演奏は残念ながらあまり面白くなかったので、
今回はすごく楽しませてもらっている。
本当はフィルハーモニーで定期演奏会を
ライブ収録するはずだったのだろうか?
もしかしたらライブだと少し違った方向に向かったかも?
それともEMIが表面的に整えすぎで面白みも消えちゃったのか?

EMI 2 16224 0

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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コメント

実演に接すると凄くかっこいいのに、
CDになるとイマイチですね。
録音、編集スタッフに問題ありと思います。
音は録れているが、音楽が録れていないそんな気がします。
ヴァントのブルックナーや、アバドのマーラーを録音したスタッフが製作すれば、だいぶ、ラトルの評価も上がると思うんだけどなぁ。展覧会の絵もイマイチな感銘度でした。
ラトルとベルリンフィルのエキサイティングな音が聞けるのは、マラ5のビデオと、グラモフォンで録音したブラームスの協奏曲だと思います。また、EMIと契約更新ですね

投稿: Herb | 2008年11月19日 (水) 04:29

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