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2008年12月10日 (水)

カラヤンの1970年代 12

ザルツブルク・イースター音楽祭1973における
カラヤン指揮ベルリンフィルによる楽劇「ラインの黄金」
今日は後半で第3場と第4場。
BShiで放送されたものを録画して聞いている。
第3場が面白い!指環の魔術がすべて映像に。
アルベリヒが姿を消し、大蛇に化け、カエルに化け、
それをローゲとウォータンは捕えてしまう。
すべてはローゲの悪巧みで嫌味な知能犯。
ここでもペーター・シュライアーが最高だ。
しかし何となく仮面ライダー的コスチュームは気になる…
それに対して、アルベリヒの絶望的姿は印象的である。
指環に呪いをかけ、その迫真の演技を映像がとらえている。
最後のシーンだが、神々がワルハラ城へと向かっていくのだが、
ローゲが炎に姿を変え、不吉な笑みを浮かべそれを見送り、
ペーター・シュライアーの顔で幕を閉じるという、
カラヤンがシュライアーを買っていたのだな
というのは、この映像を見ていれば、よく伝わってくる。
やはり観ていると指環の残り三作品も残してほしかった。
でもわからないけれど、カラヤンは映像にするのなら
「ラインの黄金」を!という強い想いがあったのかもしれない。
どちらにしてもこだわりの結晶である。

DVDR050/051

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