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2008年12月31日 (水)

私が聞いた今年の名盤2008

みなさま、今年もお世話になりました。
ここでは最新盤のみより選んでいますが、
聞いていないものがいろいろあるような気もして…
しかし恒例ですので、聞いた中から
「私が聞いた今年の名盤2008」を決定!
そしてさらに金銀銅も選んでみました。
2009年もよろしくお願いします。


《金賞》
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
  ~エッシェンバッハ指揮フィラデルフィア管弦楽団


《銀賞》
シェーンベルク、シベリウス ヴァイオリン協奏曲
  ~ヒラリー・ハーン、サロネン指揮スウェーデン放送交響楽団


《銅賞》
ショパン ピアノ作品集(op.33-36,38)~マウリツィオ・ポリーニ


《交響曲》

◎チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
  ~エッシェンバッハ指揮フィラデルフィア管弦楽団

○マーラー 交響曲第5番~ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
○マーラー 交響曲第9番~マーツァル指揮チェコフィル
○ボロディン 交響曲第2番、だったん人の踊り~ラトル指揮ベルリンフィル

《管弦楽》
○ニューイヤーコンサート2008~プレートル指揮ウィーンフィル

《協奏曲》

◎シェーンベルク、シベリウス ヴァイオリン協奏曲
  ~ヒラリー・ハーン、サロネン指揮スウェーデン放送交響楽団
◎バルトーク ヴァイオリン協奏曲、ヴィオラ協奏曲
  ~クレーメル、バシュメット、ブーレーズ指揮ベルリンフィル

○モーツァルト ピアノ協奏曲 K.414&491
  ~マウリツィオ・ポリーニ ウィーンフィル

《室内楽》
特になし

《器楽曲》

◎ショパン ピアノ作品集(op.33-36,38)~マウリツィオ・ポリーニ

《歌劇》
特になし

《声楽曲》
特になし

《ライブ盤》

◎R.シュトラウス アルプス交響曲
  ~ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団


は特に大切に感じられる名盤です)

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N響第9演奏会 2008

N響第9演奏会から12月23日の公演。
今年の指揮はレナード・スラットキン。
私は季節に関係なく第9は聞くのだが、
この第9は何となく来年に持ち越さない方がよさそうで
今日のお昼にBS2で放送されたものを
すぐに編集して、DVD-Rに保存して、年越しに聞いている。
レナード・スラットキンが久々に登場というのもうれしいし、
2000年2月の定期公演以来になると思うのだが、貴重な音源だ。
全体に穏やかな印象でゆったりとした大きな存在に包まれるような感覚、
近年の斬新な解釈は無縁にして、いわゆる第9らしい演奏に安心する。
この作品の時代を越えた普遍性に感動しつつ、
レナード・スラットキンの丁寧に細やかに描きこまれた表現にふれ、
今年の最後に、実に素晴らしい第9の名演に出会うことができた。

DVDR060

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2008年12月30日 (火)

ベルリンフィル2007/2008

2008年のヨーロッパ・コンサート。指揮はサイモン・ラトル。
(2008年5月1日 モスクワ音楽院大ホールで収録)
BShiで録画して、映像付きで聞いている。
ストラヴィンスキーの3楽章の交響曲
ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリン独奏はワディム・レーピン
そしてベートーヴェンの交響曲第7番
ストラヴィンスキーはCDのときと同じく、その色彩感、躍動感、
迫力のリズムでいきいきとラトル流の派手な仕上りに圧倒される。
そしてブルッフのコンチェルトが素晴らしい!レーピンはさすがだ。
ブルッフのこの曲は、CDは持っていたっけ?というぐらい
レコードではあまり揃えていないのだが、
一方で放送音源などでは、いろいろ集めている。
名曲中の名曲だけど、実は大好きな作品。
ラトルの指揮とベルリンフィルの演奏もカッコいい!
このように前半は感動的な名演が並んだ。
当然ながら、後半のベートーヴェンに期待が高まるのだが、
ラトルの第7はどうも普通で…意外にも雄大に響かせる傾向。
それはウィーンフィルとのCDのときにも感じたことで
時間がたって、今回はベルリンフィルだし、変わっているかと思ったが、
刺激的な解釈はそれほど持ち込まずにゆったりと大きく奏でている。
もちろん圧倒的な名演であることには違いないけれど
ラトルというと何か凄いことをやってくれるのではないか!と
どうしても望みが大きく、しかし正統な解釈を聞かせることだってある。

DVDR059

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年12月29日 (月)

現場レポート~住宅C

20081229

先週の金曜日も行ったのだけど、
年内は今日で現場が最後となるので
どこまでたどり着けたかな?というのと
大工さんに年末の挨拶をしに行ってきた。
もう29日なので車も減っているかと思ったら、
今日は結構道路が混んでいたけれど
お昼までに急いで戻ってきて、
買い物を頼まれていたので、午後は再び外出。
まずは門松を買うのに近所のガーデニングショップへ
その後、YAMADA電機で消耗品をいくつか購入。
そしてスーパーによって買い物をして。
24日から明日まで毎年恒例のバイロイト音楽祭の放送を
毎日深夜まで聞いているので、寝不足であくび連発…
もう今年も終わりだ…年越しの準備は順調ですか?

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2008年12月28日 (日)

第1633回N響定期公演

11月のN響定期公演から
イルジー・コウトの指揮による演奏会。
11月21日にNHKホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
前半がドヴォルザークの作品で交響詩「真昼の魔女」、
ヴェロニカ・エーベルレの独奏でヴァイオリン協奏曲、
後半がショスタコーヴィチの交響曲第9番というプログラム。
ドヴォルザークが素晴らしい。やっぱりチェコ人だから違うのか?
さすがというべきか、マエストロにとっては当然の完成度なのか、
N響が何とも魅力的な響きを奏で、独特な味わいがある。
「真昼の魔女」はよく演奏されるので親しみあるが、これは感動的だ。
ヴァイオリン協奏曲ではヴェロニカ・エーベルレの活躍もあるけれど
実にいいドヴォルザークを聞かせてもらったと思う。
もちろんショスタコーヴィチも名演で、かつてイルジー・コウトは
N響定期で第1番も取り上げているような気がするのだけど、
ショスタコーヴィチの作品を得意にしているのだろうか?
今回のN響ではブルックナーも演奏されたし、
ぜひ次はマーラーが聞いてみたい!
前回のワーグナー・プログラムも圧倒的だったし、
11月のイルジー・コウトはよかったと思う。

DVDR055

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2008年12月27日 (土)

黒門亭 お富与三郎

今年の落語納めは黒門亭「お富与三郎」で。
年末になって、このところ寝不足なので、
朝から出掛けて上野まで行くのはきつい…

第1部
黒門亭忘年会 その壱
入船亭辰じん:道具屋
鈴々舎馬るこ:たらちね
入船亭扇好:三方一両損
林家うん平:妾馬
古今亭菊千代:寝床


前座さん、今日は第1部も第2部も辰じんさんだった。
聞くのは2回目で、私のお気入りの前座さん。
安定しているし、すごくうまい!今日は当たり!
そして馬るこさん登場。今日は新作でネタ出しだったのだけど、
別の会で受けなかった…ということで、古典をやります!って。
その時点ですでに爆笑を取っているわけでやはり魅力的なのです。
でもこの前、馬るこさんの新作を聞いたばかりなので
私的には「たらちね」でよかったかも。面白かった。
扇好さんの「三方一両損」も絶品で、いいなあ。堪能!
ここまではよかったのだけど、仲入り後、
うん平さんと菊千代さん、疲れが出てしまって、きつかった。
「妾馬」と「寝床」という、ネタ的にも最近よく聞いている噺だったので…

第2部
お富与三郎 その弐
入船亭辰じん:狸札
隅田川馬石:茣蓙松
柳家さん生:島抜け~与三郎の死


先週日曜日に続いて「お富与三郎」の後半。
感動的だった。ただただ聞きほれるばかり。
夢中になって、食い入るように見つめてしまった。
馬石さんの「茣蓙松(ござまつ)」は1時間にも及ぶ大熱演。
粋なお着物を着ていらしたけど、馬石さんが与三郎に見えてしまうような
私がいうのもなんですが、何ていい男なのでしょう!
与三郎といいお富さんも色っぽくて、まるで芝居を見ているような。
先週の馬生師匠は、芝居と噺をうまく演じ分けている印象だったのだけど、
今日の馬石さんは目の前に情景が広がって、本当にうっとりするような芸。
馬石さんは来年もぜひ聞きたい!追っかけよう!
トリはさん生師匠で佐渡の島抜けから江戸に戻った与三郎がお富を訪ね、
そこで死を迎える、長い旅の最後である。父の死にもふれ、まさに人情噺。
二週で「お富与三郎」を聞いたのだが、江戸から舞台は木更津に移り、
再び江戸に戻って二人の再会、そして佐渡に島送り、再び江戸へ。
与三郎の一生を追ったのだが、長い年月を一気に聞いて、
このたっぷりの充実感、今年最大の成果となった。
いい演目を最後に聞くことができて、本当に幸せ。
ありがとうございました。また来年もがんばろう!

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2008年12月26日 (金)

シュトゥットガルト放送2006/2007

ロジャー・ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団による
ブルックナーの交響曲第3番(第1稿 1873)
2007年5月22日の演奏会ライブである。
第1楽章からものすごく速くって、びっくりしてしまうが、
ノリントンのピリオド解釈はさすがである。素晴らしい!
「音は消える」というのを基本に、どんどん前へと進んで、
ブルックナーのイメージともなっている豊かな残響が存在しないので
特にブルックナーの音楽に思い入れがあるファンにとっては
どう認識されるのだろうか…私もブルックナーは大好きだが、
ノリントンの音楽を絶対的に肯定しているので、大いに楽しんでいる。
でも正直なところ、ブルックナーとワーグナーに関しては、
最初にまず驚きが来てしまうということはあるのかなと。
特に第2楽章があまりにも美しくて、ノン・ヴィブラートによる音色が
不思議なぐらいに清らかな響きを創り出して、感動的である。
この辺の仕上り具合というのは、ノリントンは巧すぎる!
第3楽章も流れるような表現で、終楽章の鮮やかさと鋭さは格別である。
同じシーズンから続いて、第4番と第6番も聞きたいと思っている。

Hanssler CD 93.217

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2008年12月25日 (木)

横浜の風景から 24

今日は午前中、横浜へ出たので
お昼から山手の方へ足をのばして、洋館めぐり。
山手にはいくつかの貴重な洋館が保存されており、
一般に公開されているが、ちょうど今日まで
世界のクリスマスの飾り付けを行っていると聞いたので
ちょっとのぞいてきた。駆け足でまわったので
全部を見たわけではないのだけど、紹介します。

20081225a

イギリス館にて英国風のクリスマス
港の見える丘公園でまずはここへ。

20081225b

山手234番館にて南アフリカ共和国のクリスマス
南半球、真夏のクリスマスということである。
テーブルの真ん中にいけてある花は、
国花で「プロテア」だそうである。
キング・プロテアと説明されていた。
キッチンにはクイーン・プロテアが飾ってあった。

20081225c

エリスマン邸でオーストリアのクリスマス
いかにもオーストリアという色使いである。
2009年はハイドンの没後200年でその宣伝も。

20081225d

ベーリック・ホールでスペインのクリスマス
スペインということで少し独特な印象。
カトリックの国なのでマリア様を大切にして。

20081225e

外交官の家でアメリカのクリスマス
山手では唯一だそうだけど、子供部屋があった。

20081225f

ブラフ18番館でオランダのクリスマス
オランダの飾り付けがすごくよかった。
地味で渋いんだけど、大人向けという印象。
こちらは白銀のクリスマス・ツリー。
応接間には雪のないツリーがあった。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年12月24日 (水)

横浜の風景から 23

20081224a

横浜市泉区新橋町の新橋交差点の近くにある
五霊社という神社の上の方へと登っていくと
開発の手の及んでいない貴重な農村風景がある。
鉄塔の根元に赤い鳥居が見えて、
ここには地図にも載っていない祠がある。

20081224b

小さな山になっているが、ちょうどこの下を
相模鉄道のいずみ野線が通っていて、
西の方には弥生台やいずみ野方面を広く見渡せる。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年12月23日 (火)

さん弥番外地

夜は「さん弥番外地」でお江戸両国亭へ。
ずっと楽しみにしてました!

柳家さん弥:権助提灯
柳家さん弥:市助酒
台所鬼〆:巌流島
柳家さん弥:寝床


さん弥さんがのどを痛めてしまって、
激しい雄叫びを聞けなかったのは残念…
風邪ひいちゃったのかな?疲れかな?
今月のさん弥さんはハードスケジュール!
特にこの年末はお忙しくて無理してそう…
三席という長時間を語るのは本当に大変そうで
がんばれ~!って、応援しました。
「市助酒」ははじめて聞いたのだが、面白かった。
でもいまいちオチがよくわからなかった。
仲入り後、鬼〆さんが登場で今日は「巌流島」。
兄さんのことを思って、ちょっと長めにしゃべって、
少しでも会を盛り上げようと鬼〆さんはいい人だ!
さん弥+鬼〆のコンビ、最高に魅力的!
これからもフルパワーで応援します。

20081223b

終演後に今年もお疲れさまでしたということで
メリー・クリスマス!記念撮影。
さん弥さん(右)と鬼〆さん(左)

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鈴々舎馬るこ ごっつぁん亭

20081223a

今日は午後3時半から落語協会2階で
馬るこさんの勉強会「ごっつぁん亭」に行ってきた。
でも残念ながら夜は「さん弥番外地」なので
聞けたのは第1部の「新作場所」のみ。

第1部 「新作場所」
鈴々舎馬るこ:ハングルガマの油~新釈千早ふる
三遊亭きつつき:代脈
鈴々舎馬るこ:イタコ捜査官メロディー


「ハングルガマの油」が最高だった!笑いまくった。
ゲストの三遊亭きつつきさんの登場は驚いたけれど、
何で驚きなのかは、あまり書かない方がよさそうで
今回はじめて聞いたのだが、面白かった。
きつつきさんはいいなあ~また聞きたい。
「ガマの油」も「千早ふる」も古典からのアレンジなので
そんなに馬るこさんの古典が恋しくなっちゃう感じではないのだけれど
でも第2部の「古典場所」でみっちり聞きたかった気もする。
またそのうち機会はあると思うので。

17時15分終演でそこから急ぎ両国へ!

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2008年12月22日 (月)

NHK音楽祭2008

NHK音楽祭2008もこれで最後のコンサート。
ウラディーミル・アシュケナージ指揮
フィルハーモニア管弦楽団による演奏会。
2008年12月8日 NHKホールでの演奏を
BS2で放送された映像付きで聞いている。
オール・シベリウスのプログラムである。
今年のテーマであるヴァイオリン協奏曲についても
諏訪内晶子が出演して、シベリウスの協奏曲を演奏。
アシュケナージのシベリウスの特長なのか
フィルハーモニア管弦楽団の音なのか、
私にはちょっと明るくて色が強いなという印象。
歌うシベリウスで、もっとさっぱりした感じがいいか。
やはり冷たい響き、北欧の自然の厳しさ、
そうした面が強く伝わってくる演奏もあるので
それらに比べるとアシュケナージは穏健派というか。
広く受け入れられるタイプの柔軟性も存在するのだけど。
そうした方向性にあわせ、諏訪内晶子の音色もちょっと色彩的。
もっとドライにクールに、鋭く切り込んできてくれても
こちらはうれしいのだが。しかし終楽章はさすがに圧倒的!
最初に交響詩「フィンランディア」、ヴァイオリン協奏曲、
そして後半は交響曲第2番でアンコールは「悲しいワルツ」。

DVDR054

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2008年12月21日 (日)

黒門亭 お富与三郎

川越から急ぎ再び御徒町へ。今度は黒門亭第2部。
「お富与三郎」特集なので、聞きたかった!
でも正雀師匠と馬生師匠が出演ということで、
席があるのか?という不安…
予定の時間に戻って来られたのだが、
何とかチケットをゲット!
でもやはり少しでも遅れていたら、危なかった。
両師匠の根強い人気で「満員御礼」。
開演15分前には札止めに。よかった。

第2部
お富与三郎 その壱
春風亭正太郎:道具屋
台所鬼〆:家見舞い
林家正雀:木更津
金原亭馬生:稲荷堀

正太郎さんの「道具屋」が面白くって、はまってしまったが、
続いて登場の鬼〆さんがよかった!
個性的でなかなか刺激のある印象ながら
噺の方はきっちり本格的な感じだし、すごく魅力的です。
12月23日にも聞ける予定で期待!
そしていよいよ「お富与三郎」。待ってました!
正雀師匠の「木更津」と馬生師匠の「稲荷堀(とうかんぼり)」
両師匠の格調高い語りにただただ感動するばかりで
今日は「お富与三郎」の前半部分だが、真剣に聞かせていただきました。
ちなみに芝居が有名ですが、こちらも落語の方が先だそうです。
最初は戯曲で初代古今亭志ん生が落語にまとめ、評判になったとか。
そうした知識や馬生師匠は芝居だとどう演じるかという比較なども
素晴らしいという言葉に尽きて、勉強させてもらいました。
できたら、来週の「お富与三郎 その弐」も行きたいと思っていて、
何とか都合がつくようにがんばります!

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新築住宅の見学会

鈴本早朝寄席が終わり、落語仲間のみなさんにご挨拶して、
御徒町の駅に急いだ。池袋経由で川越へ。
いつもたいへん親しい私の先輩に新築住宅を見せてもらった。

20081221a

スッキリした外観でシャープな線は私の好みなのだけど、
この先輩は、本当は心の内に「やりたい建築」というのをもっていて、
私が「いいですよ~」というと「普通だよ…」って謙遜なさいます。
建築に対する考え方はよく聞かせてもらっているので、
表現の好みとしても実はよく分かっているのだけど、
今回はすごく整理されて、まとまっているという印象か。

20081221b

私的にはこの外壁のガルバリウム鋼板の仕上りが好きで
色もいいし、白い外壁との組み合わせもいいし、
一部木造柱が見えるのも魅力的で、
素材の質感など、鋼板仕上げではすごく深みがあると思う。

20081221c

この2階のリビングがよかった。開放的で明るく。
今日は天気もよかったし、いい日に見せてもらったと思う。
子供部屋にはロフトもあって、すごく楽しそうな印象。
子供たちのスペースについては、ちょっと遊び心が出てるのかな?
今日はありがとうございました。

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鈴本早朝寄席

連日の上野でちょっと疲れますが、
さらに今日は強行スケジュールでハード!
でも落語を聞けば、心も体も幸せです。
朝9時の御徒町、でも今日はちょっと人が多い。
やっぱり年末でアメ横は早朝から活気が違うのか?

古今亭志ん公:熊の皮
林家ぼたん:王子の狐
入船亭扇里:藁人形
林家たけ平:竹の水仙


今日もぼたんさん目当てではありますが、
このメンバーは素晴らしいです!
今年最後の早朝寄席に行けてよかった。
ぼたんさんの「いらっしゃいませ~」も聞けたし、
「王子の狐」が聞けた!うれしい。
先日の「倶楽部ぼたん」には行けなかったので。
「熊の皮」もさん弥さんで二回聞いているが、
志ん公さんで聞けて、新鮮な喜び。
でも先生の「そういうとこ好きだな~」だっけ?
あそこは志ん公さんでもあのキャラが出るのですね!
こっちもそれを見るのが好きだな~
扇里さんが何と「藁人形」を聞かせてくれた。
笑いは抜きで夢中になって聞きました。
そしてたけ平さん。いいですね!
実は二回聞いて、二回とも「竹の水仙」。
でも面白かったし、軽やかなテンポ感が心地いい。

20081221

写真は今日の演目ですが、
お見送りのぼたんさんが今日も写ってくださいました。
画像は小さくしてあるので、決して悪用しないで下さい!

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2008年12月20日 (土)

黒門亭 光る二ツ目の会

今日は黒門亭にさん弥さんの「権助提灯」を聞きに!
のんびり11時10分ぐらいに行ったのだが、すでに行列が…
ゲストで正蔵師匠が出るから?それとも一之輔さんの追っかけ?
さん弥さん、天どんさん、絶好調活躍の二ツ目人気かな?
繰り返し書くけど、私はさん弥さんがお目当てで!
まもなくして整理券が配られて、私は「15」。
第1部はいっぱいだった。中はすごい熱気。

第1部
光る二ツ目の会 その57
林家まめ平:子ほめ
柳家さん弥:権助提灯
三遊亭天どん:クリスマスの夜に
林家正蔵:夜の訪問者
春風亭一之輔:不動坊


まめ平くんの「子ほめ」でスタート。聞くのは3回目。
今日は後に師匠が控えているけれど、勢いがあった!
そしてさん弥さんの「権助提灯」。このお噺が大好きで
でも強烈な権助だった!やっぱりはまる…最高~
天どんさんの「クリスマスの夜に」。これがよかった!
ロマンチックな話かな…なんて思っていたら!驚きです。
ネタがばれるから書かない。でも聞き終ると暖かくなる話。
仲入り後に林家正蔵さん。若手を気遣いつつ…
新作でキャラ全開!こちらもすごくよかった。楽しみました。
トリが一之輔さん。たっぷり聞かせてもらった「不動坊」。
さすが!という感じでしょうか。引き込まれる。
このように第1部で大満足!堪能してしまった。

20081220a

外でお見送りのさん弥さん、天どんさんと少しお話して、
着替えて出てこられた一之輔さんにお礼をいって、
今日も通し券で、再び黒門亭に復活!
白鳥さん出演でやはり列ができていた。人気あります。

第2部
春風亭朝呂久:たらちめ
三遊亭小金馬:近日息子
橘家富蔵:試し酒
三遊亭白鳥:奥山病院綺譚


でも正直、第1部で夢中になって聞いて、
エネルギーを使い果たしてしまったのか…
第2部はちょっと緊張感を保つのがしんどかった…
小金馬師匠の与太郎噺でこの与太郎さんは知らない…
いつもお世話になっている先生に教えていただいたのだが、
「近日息子」だった。お~これか!名前は知っていたけれど、
今日はじめて聞いた。聞けてよかった。面白い。
小金馬師匠の与太郎っぷりはもちろん絶品だったけれど、
与太郎の愚かさを嘆いているお父さんの姿がさらによかった!
富蔵師匠の「試し酒」。酒飲みシーンで拍手がおきて!
「試し酒」もどっかで聞いたことあるんだけど、
手元に録音が残ってないな…きちんと聞けてよかった。
こちらも強烈な奉公人が登場。
仲入り後、トリで白鳥さん登場!鮮やかな緑色で。
かなり疲れ果てていたのだが、でも笑った!笑いまくった!
最初は恐い話ではじまるのだけど、後半はいいですよ~
こちらもネタがばれるから書かない。
もう少し万全のコンディションで聞きたいな!
それに繰り返し何度も聞いて、じっくり味わいたい気分。

20081220b

明日もハードスケジュールなので今日は早寝します。

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2008年12月19日 (金)

チューリヒ・トーンハレ2006/2007

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
マーラーの交響曲シリーズで今日は第6番を聞いている。
(2007年5月14-16日 チューリヒ・トーンハレで収録)
見通しのよさ、スッキリとした音作りはこれまでと共通で
でも同時に重低音の迫力もしっかり炸裂しているところ
この辺のバランス感覚にジンマン独特のものが感じられる。
第1楽章と第3楽章(スケルツォ)は、透明な響きながら
ゆったりとしたテンポ設定で雄大な広がりも創り出している。
このテンポがまた絶妙でユニークな表情、細部処理も効果的。
第2楽章(アンダンテ)は流麗な印象。その繊細さも魅力的で。
第4楽章が絶品だ!振り下ろされるハンマーの音が壮絶!
これまで聞いてきた中でも一番デカイ音か?ここまでやる?
戸をひっくり返したような。ダ~んという。素晴らしい!
もしかしたらもう今年はマーラーを聞くのも最後になるかもしれないけれど
やはりジンマンは旬である。聞き応えあって、面白いし、感動的でもある。
これから後期の交響曲へと行くが期待は大きい。

RCA 88697 36465 2

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2008年12月18日 (木)

シュトゥットガルト放送1998/1999

ロジャー・ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団による
ベートーヴェンのミサ・ソレムニス(1999年7月21-23日収録)
買いそこなってしまって、ずっと欲しいと思っていたのだが、
お買い得盤コーナーに格安で出ているのを見つけ、早速購入。
モダン楽器のオーケストラにピリオド奏法を大胆に導入して、
1999年の当時は、画期的に聞こえていたのだと思う。
今では、全く驚きなし。もちろんお気に入りの名演である。
これぞ!という感じにノリントンの解釈が標準になりつつある。
シュトゥットガルト放送交響楽団の高い機能性と
ノリントンが提供する古楽的アプローチが見事に一体に。
交響曲のときほどには刺激的ではないかもしれない。
しかし素晴らしい。何ともいい。落ち着く。気持ちが安らぐ。
ベートーヴェンの力強い響き、内から湧き起こるエネルギー、
それらをしっかりと受け取って、それが癒しへとつながっていくのは、
実に不思議なこと。でもそれが偉大な音楽の力なのである。

Hanssler CD 93.006

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2008年12月17日 (水)

クリスマス・オラトリオ

ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツによる
バッハのクリスマス・オラトリオ BWV248
合唱はもちろんモンテヴェルディ合唱団。
1987年1月、ロンドンのアビー・ロード・スタジオでの録音。
ガーディナーのマタイ受難曲のCDを持っているのだが、
受難曲やオラトリオ、ミサ曲の収録されているボックス盤を
iTunesで安い価格で見つけて、ダウンロードしてあったのだが、
ちょうど時期なのでクリスマス・オラトリオを聞いている。
バッハはほとんど聞かないので、今回はじめての鑑賞。
しかしそれで少し勉強してみたところ
バッハのクリスマス・オラトリオというのは、
第1部が降誕節第1祝日つまり12月25日用のカンタータ、
第2部が12月26日、第3部が12月27日、
そして第4部は新年のためのカンタータ、
第5部は新年後の日曜日用のカンタータ、
第6部は顕現節つまり1月6日用のカンタータというふうに
クリスマスから新年にかけて演奏される作品ということなのだ。
80年代の名盤で生命力あふれる演奏は素晴らしい。
アンソニー・ロルフ・ジョンソンの福音史家をはじめ、
当時は新鋭であったアンネ・ゾフィー・フォン・オッター、
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ、オラフ・ベーアなど
今となっては豪華な顔ぶれが歌っている。

iTunes CDR508/509

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2008年12月16日 (火)

ピエール・ローラン・エマール

エマールがミュンヘンで行ったピアノ・リサイタル。
(2008年3月5日 バイエルン芸術アカデミーで収録)
BShiで放送されたものを録画して映像付きで聞いている。
バッハのフーガの技法 BWV.1080から
12度のカノン(2声)、コントラプンクトゥス3、
コントラプンクトゥス4、反行と拡大によるカノン(2声)、
コントラプンクトゥス12-1 (転回形)、
コントラプンクトゥス12-2 (転回形)、コントラプンクトゥス10
エリオット・カーターのマトリビュート、
2つのディヴァージョン、カテネール
ジョージ・ベンジャミンのシャドウラインズ 第1番~第6番
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
すごいプログラム!なんと魅力的な企画だろう。
時代を越えて、ここでの作品にはしっかりとした流れが感じられる。
エマールのカーターはCDで持っているのだが、
そんなに聞きこんでいるわけではないので、詳しくないのだけど、
しかし映像で見ると釘づけになってしまった。
作品の素晴らしさもあるけれど、その演奏に感動する。
特に最後のカテネールでは、会場の聴衆も圧倒されて、
その興奮が伝わってくるけれど、本当に驚異的である。
続くジョージ・ベンジャミンの作品も大好きだ。
この曲ははじめて聞くのかな?すごく魅力的な音楽。
最後にベートーヴェンが演奏されて、何というかたっぷり!
エマールは本当に興味深い存在で楽しませてくれる。

DVDR053

「ピエール・ローラン・エマール」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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横浜の風景から 22

20081216b

高圧送電線の鉄塔シリーズ。
今回は横浜市泉区新橋町の新橋交差点付近にて。
ごく普通の鉄塔なのだけど、天気がよかったのと
ここは親子のように高いのと低いのとが
2本ずつセットになっていて、ちょっと面白かった。

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横浜の風景から 21

20081216a

横浜市泉区新橋町にて刈り取られた後の水田。
西に傾きかけた午後の光ですごくきれいだったので。
ここは瀬谷柏尾道路という瀬谷と戸塚を結ぶ広い道路の脇で
バスやトラックやたくさんの車、自転車、人が通るところ。
特別な場所というわけではないのだが、
この辺では最後に残された水田がここなのである。
昔はもっとたくさんの田畑が広がっていた。
昔といっても何となくこの辺は知っている程度で、
子供だけで自転車で来るにはちょっと遠いのだけど、
父と散歩に来た記憶があって、遠いので
おそらく途中はバスを少し利用したのかも。
子供にとって遠いので、今では全然遠くないのだが…
それこそ昔は、カエル、ザリガニなど、いろいろいた。
田んぼにいるザリガニなので、こちらはアメリカ・ザリガニ。
いまではみんな住宅地に変わってしまっている。
残念だけど、それは仕方のないこと。

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2008年12月15日 (月)

第1632回N響定期公演

11月のN響定期公演から
イルジー・コウトの指揮による演奏会。
11月15日にNHKホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
この日は楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2幕の演奏会形式による上演!
そして前半には、前奏曲と愛の死(イゾルデはリンダ・ワトソン)が演奏され
素晴らしい演奏会だ。今さら遅いのだけど、行くべきだった…
イゾルデをリンダ・ワトソン、トリスタンをアルフォンス・エーベルツが歌い、
バイロイトにおけるブリュンヒルデとパルジファルではないか!
N響はすごい顔ぶれを連れてきてしまって!豪華なこと。
そして聞いてみるとイルジー・コウトの指揮が素晴らしく、
こんなにもしなやかに細部まで自在な響きが引き出されるなんて。
そして私が好きなのは、比較的明るい音色が決して押し付けをせず、
もちろんしっかり鳴っているけれど、鳴ればいいというものではない
「トリスタンとイゾルデ」独特の流れを見事に表現している。
ドイツの歌劇場ではワーグナー指揮者として有名だという
本当に感動的な名演で正直ここまですごいとは思わなかった…
リンダ・ワトソンはブリュンヒルデで親しみある声が素晴らしく、
でもアルフォンス・エーベルツはちょっとイメージと違うかなという…
演技が加わるとずいぶん印象も違ってくるのかもしれないけれど、
歌として聞くには、もっと繊細な印象で、感情の変化が欲しい。
前半の何も見えない情熱から追い詰められ、死へとあきらめていく、
わずかな時間の中に幸福と絶望による劇的な展開があるわけで
その点では、何となく一本調子な感じがして…
一方のマルケ王のマグヌス・バルトヴィンソンという人がカッコいい!
第2幕第3場のトリスタンに裏切られたことに苦悩するシーン、
私はここが大好きなので、今回も夢中になって聞いてしまった。
今年、国内でのワーグナー演奏としては、圧倒的なのではないか。

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2008年12月14日 (日)

柳家喬太郎 「うどんや」

今日もラジオデイズからダウンロード。
柳家喬太郎さんの「粗忽長屋」と「うどんや」
(2007年12月14日 コア石響で収録)
昨日聞いた馬石さんと同じ落語会だ。
意識的に狙ったわけではないんだけど
実はちょうど去年の今日の録音である!
前から聞きたくって、ずっと気になっていたのだが、
「うどんや」だし、冬まで待とうと大切にとってあった!
やっぱりいい~。録音でこんなに楽しいのだから、
会場にいたら、どうなってしまうのだろう…
聞きに行きたくなってしまう。すごいな~
この空気って、何なのだろう。独特の熱気。
会場で聞きたいけれど、こうして録音で
じっくり繰り返し何度も聞けるというのもホント宝物だ!

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2008年12月13日 (土)

隅田川馬石 「夢金」

今日はラジオデイズからダウンロード。
隅田川馬石さんの「夢金」と「元犬」
(2007年12月14日 コア石響で収録)
馬石さんは本当にいいです!
何というか、この空気にうっとり。
ネット配信されている動画なども見たことあるのだが、
実際にはまだ聞いたことないので、一度聞いてみたい!
「夢金」は今回はじめて聞いてみた。いい噺だ。
侍登場で雪景色や舟の描写が絵になる。寒い。
でもこういう噺は大好き。船頭の熊さんが粋。
そして最後の落ち方がまた何とも楽しい展開で。
「元犬」も軽やかで気持ちいい~

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2008年12月12日 (金)

ルツェルン・イースター2008

ルツェルン・イースター音楽祭2008から
マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による演奏会。
(2008年3月16日 ルツェルン文化会議センターで収録)
私にはたまらないワーグナー・プログラムである。
「タンホイザー」序曲、「神々の黄昏」から「ジークフリートのラインの旅」、
「ローエングリン」第3幕への前奏曲、「タンホイザー」からバッカナール、
ヴェーゼンドンクの5つの詩(独唱は藤村実穂子)
「ローエングリン」第1幕への前奏曲、そしてワルキューレの騎行。
選曲がいいし、このコンサートはとにかく最高だ。
ヤンソンスなのでコンサートよりのワーグナーだけど、
細部まで研き抜かれた解釈には夢中になって聞いてしまった。
でも演奏が素晴らしければ素晴らしいほど、
序曲、前奏曲が終わって、続きの本編がないとストレスがたまる。
特に「ジークフリートのラインの旅」は、管弦楽のみの編曲版だが、
本物が聞きたくなってしまって、そのまま第1幕に突入してほしい!
そういう中、ヴェーゼンドンクの5つの詩は魅力的だ。そして
私としては「ローエングリン」第1幕前奏曲が美しい演奏で特に感動した。

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「マリス・ヤンソンス」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2008年12月11日 (木)

落語につぶやき 5

落語を知ると「古典」と「新作」がある
ということを最初に知るのだが、
じゃあ、そういうふうに分けている基準って何?
どこまでが「古典」でどこからが「新作」なの?という…
それは実に難しい問題。正直わからない。
わからない理由を考えてみたいと思う。
これはあくまでも素人の感想ですので、
「自分と考え方が違う」と思っても文句はいわないでください。

理由1 時代では区切れない
「江戸時代の話が古典じゃないの?」という人がいるみたいだけど、
それは成り立たないかな…と私は思う。
イメージはよくわかるのだけど。
落語というと八つぁん、熊さん、御隠居さん登場の長屋噺、
吉原が舞台の廓噺、お店(たな)の噺、侍が登場する噺…。
それらをすぐに思い浮かべるので。

でも例えば、交通手段をテーマに考えれば、
駕籠が出てくる「蜘蛛駕籠」、幕末の噺で「蔵前駕籠」、
馬で旅をする「三人旅」、この辺はいかにも江戸時代。
しかし「反対俥」は人力車でもうちょっと後の時代。
明治・大正の頃に盛んに利用されたとある。

昔は庶民の間では読み書きのできない人がたくさんいた。
字が読めなくって、「何屋だ?」というところからはじまる「提灯屋」。
あと同じく読めなくって、手紙を代わりに読んでもらう「手紙無筆」。
この辺はいかにも江戸時代かな?という印象。
しかし一方で「代書屋」。字が書けないので
代わりに代書屋さんに履歴書を書いてもらうのだけど、
ここでの爆笑やり取りには、昭和のネタがたくさん盛り込まれている。

ということで「江戸時代だから古典」というのは無理…
(つづく)

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2008年12月10日 (水)

横浜の風景から 20

20081210b

横浜市泉区新橋町にある「行き止まり」。
ここは私がまだ小学生でおそらく10歳とか
子供の頃に友達と自転車で行ける最も遠いところで
何でわざわざここに行ったかというと
正面が山になっていて、その下に湧水が出て、
沼地のように、そこから小川が流れていて、
ザリガニ捕りに行ったのだ。ザリガニといっても
ねずみ色をした日本ザリガニである。
あと大きなオタマジャクシが泳いでいた。
ウシガエルのオタマジャクシで巨大!

それから15年ぐらいが過ぎて
久しぶりに行ってみたのだが

水も流れていないと腐るのだけど
「行き止まり」というのは人も物も流れがないので
とんでもない状況になっていた。
不法投棄のゴミの山。荒れ放題で湧水も油が浮いて。
おそらく山の上で何か変なものを流しているのかと…
小川はふたをしてしまって、アスファルトの舗装。
もちろんそんな汚い場所に生き物などいるはずもなく。

それからさらに10年がたち、現在の写真がこれである。
ゴミは撤去されて、不法投棄には厳しくなっているので
現在は比較的きれいな状況に。
でも残念ながらザリガニやオタマジャクシはもう帰ってこない。
子供の頃の記憶、風景はまだはっきりと覚えているのだけど…

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横浜の風景から 19

20081210a

横浜市泉区新橋町にて緑園側の高台から
新橋町の田園風景を見下ろしている。
特別な意味があるわけではないのだが、
何となく地形の広がりを見下ろすのは気持ちよくて
景色がきれいだったので写真を撮ってみた。
横浜は山と谷で起伏の激しい土地柄なのだが、
ここも下に新橋町の農地(住宅も少し)が広がって、
向こうには緩やかな山が見える。
今日は曇っているのでダメだけど、
もう少し左を向くと正面に小さく富士山が見える。

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カラヤンの1970年代 12

ザルツブルク・イースター音楽祭1973における
カラヤン指揮ベルリンフィルによる楽劇「ラインの黄金」
今日は後半で第3場と第4場。
BShiで放送されたものを録画して聞いている。
第3場が面白い!指環の魔術がすべて映像に。
アルベリヒが姿を消し、大蛇に化け、カエルに化け、
それをローゲとウォータンは捕えてしまう。
すべてはローゲの悪巧みで嫌味な知能犯。
ここでもペーター・シュライアーが最高だ。
しかし何となく仮面ライダー的コスチュームは気になる…
それに対して、アルベリヒの絶望的姿は印象的である。
指環に呪いをかけ、その迫真の演技を映像がとらえている。
最後のシーンだが、神々がワルハラ城へと向かっていくのだが、
ローゲが炎に姿を変え、不吉な笑みを浮かべそれを見送り、
ペーター・シュライアーの顔で幕を閉じるという、
カラヤンがシュライアーを買っていたのだな
というのは、この映像を見ていれば、よく伝わってくる。
やはり観ていると指環の残り三作品も残してほしかった。
でもわからないけれど、カラヤンは映像にするのなら
「ラインの黄金」を!という強い想いがあったのかもしれない。
どちらにしてもこだわりの結晶である。

DVDR050/051

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2008年12月 9日 (火)

カラヤンの1970年代 11

ザルツブルク・イースター音楽祭1973における
カラヤン指揮ベルリンフィルによる楽劇「ラインの黄金」
今日は前半で第3場の冒頭部分まで。
BShiで放送されたものを録画して聞いている。
まるで映画である!カラヤン独特の世界。
映像としては「ラインの黄金」しか残されていないのが残念だが、
このこだわりようといったら、どうやって資金を集めたのか?
しかしあまりにもリアルなので、元々の設定が設定なだけに
ちょっとグロテスクな情景が長らく続く。地下のニーベルング族。
アルベリヒとミーメがすごい姿をして。気持ち悪い。
それは巨人族のファゾルト、ファフナーも同様なのだけど。
ローゲのペーター・シュライアーがカッコいい!
音楽も素晴らしいのだが、どうしても映像に夢中になってしまう。

DVDR050/051

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2008年12月 8日 (月)

第1631回N響定期公演

11月のN響定期公演から
イルジー・コウトの指揮による演奏会。
11月5日にサントリーホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
イルジー・パウエルのファゴット協奏曲(1949)
ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」(1878/1880年版)
イルジー・パウエルのファゴット協奏曲ははじめて聞いたが、
これがすごく面白い。イルジーという名前でわかるけど
20世紀のチェコの作曲家だそうである。
そしてイルジー・コウトのブルックナー。
明るい音色でよく鳴り響き、輝きのサウンド。
非常に積極的に音楽が展開されて、歌心にあふれている。

DVDR049

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2008年12月 7日 (日)

古今亭菊之丞・古今亭志ん輔

20081207b

DeAGOSTINIの「落語百選」第4号!
菊之丞さんの「金明竹」と志ん輔さんの「子別れ」。
まず菊之丞さんの与太郎っぷり、最高です!
そして口上の早口の鮮やかさ、見事な上方弁に圧倒された。
「金明竹」は楽しいお噺。口上が繰り返されるけど、
どんどん速くなっていって、熱くなってくるところに夢中!
そして志ん輔師匠の「子別れ」は聞かされました。
金ちゃんがおとっつぁんにもらった50銭、
おっかさんは盗んだんだろ!って叱りつけるが、
「とったんじゃない!とったんじゃない!」って泣きながら…
昨日聞いた「薮入り」に重なって、子供が登場の噺に感動!
親子三人が再会するシーン、やっぱりじ~んときた。

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今年もサンタさん登場!

20081207a

数年前にガーデニングショップで買ってきた
サンタクロースの置物。今年もうちの玄関に登場!
街を歩いていて、12月に入ったら
急にイルミネーションやリースなど賑やかに飾られて、
サンタさんを出さなくては!と思っていたのだ。
我が家は私と両親がいるだけで
喜びそうな子供がいるわけではないのだけど…
季節感を楽しもう!ということでサンタさん。

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2008年12月 6日 (土)

古今亭志ん橋・柳家小里ん

大好きで尊敬している志ん橋師匠。
今日はラジオデイズからダウンロード。
「薮入り」は38分にも及ぶ大熱演!
そして同じ落語会から小里ん師匠の「五人廻し」。
(2008年9月2日 お江戸日本橋亭)
太い声ですごく男っぽい印象の両師匠。
じっくりと味わい深い語りだ。
でも小里ん師匠は廓噺なんだけど…粋!
「薮入り」というと三代目の金馬さんのイメージがあって、
他の方々がどういうふうに語っているのかはわからないのだが、
おかみさんが亀ちゃんの財布の中身を確認して
15円という大金を発見して、驚いて相談するところ、
なぜ財布を開けたのか?という説明について
志ん橋師匠は「わずかばかりでも小遣いをあげようと思った」って
深い!それで筋が通る!さすがにきっちりと語ってくださる。
あと亀ちゃんの描写だが、三代目金馬さんのでは
妙に大人びて成長している姿が新鮮であり、親にとっては寂しくもあり…
志ん橋師匠の亀ちゃんはなかなかのやんちゃぶりがかわいらしく、
子供は子供らしく!という元気な姿を喜ぶ親の姿に涙…
「薮入り」は親子噺だが、志ん橋師匠の夫婦のやり取りも好き!
小里ん師匠は今回はじめて聞いたのだが、
今度出演される会を探して、ぜひ聞きに行きたい!

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2008年12月 5日 (金)

NHK音楽祭2008

NHK音楽祭2008からマリス・ヤンソンス指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏会。
2008年11月12日 NHKホールでの演奏を
BS2で放送された映像付きで聞いている。
今年のテーマであるヴァイオリン協奏曲については、
ジュリアン・ラクリンが登場して、ブラームスを演奏。
素晴らしい名演。集中力と気合いの入った迫力に感動。
もちろん美しい音色は魅力であり、鮮やかな技巧が冴えわたる。
ロイヤル・コンセルトヘボウの響きは、私にはちょっと明るいって
感じられることが多いのだが、ここはヤンソンスが引き締めて、
協奏曲も後半の交響曲第3番も非常に渋い演奏は好みである。
特に変わった動きは見せず、基本はスタンダードなのだが、
そこで見せる深まりの表現、充実の響きは、
やはりヤンソンスならではであろう。
最後にティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら。
R.シュトラウスについては、先日もアルプス交響曲を絶賛したが、
圧倒的である。会場も最高に盛り上がっている。
アンコールに同じく(ヨハン)シュトラウスで「ハンガリー万歳」。

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「マリス・ヤンソンス」に関する記述はホームページにもございます
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2008年12月 4日 (木)

ベルリンフィル2007/2008

ラトル指揮ベルリンフィルによるストラヴィンスキーの交響曲集。
3楽章の交響曲、詩篇交響曲、交響曲ハ調
詩篇交響曲ではベルリン放送合唱団が参加。
2007年9月20日から22日にかけてのライブ録音。
音はかなりリアルな印象で私的には大満足。
いきいきとリズムが躍動して、豊かな表情づくりも魅力だし、
ラトルのストラヴィンスキーはやはりかなりいい!
交響曲ハ調はあまり詳しくないのだが、
3楽章の交響曲や詩篇交響曲を私に聞かせてくれたのは、
ブーレーズの存在で、今回のラトルの演奏は、
ディテールのこだわりや精妙な響きのコントロールに関しては、
どちらも徹底して高度な完成度を実現しているのだけど、
仕上がりの方向性としては、全く違った印象もあって、
でもここでのラトルは、やりたい放題に遊び心満載というか、
音楽の喜びがあふれているところに私は惹かれる。

EMI 2 07630 0

「サイモン・ラトル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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オレオレならぬ…

先ほど20時ぐらいでしょうか。
父が電話に出て、私はそれを後ろから見ていて

電話:オレ、タケオ。タケオだけど…
父:家にいますよ。
電話:えっ、あの、タケオだけどさ。
父:岳夫なら今後ろにいますが…

電話:あの、タケオさんいらっしゃいますか?
父:いますよ。
電話:ガチャ(切れた)。

オレオレならぬ、タケオタケオ詐欺の一部始終でした。
話には聞いていたけれど、今回はじめて…
私は自分のことを「オレ」とは言わないんですよね。
どこからか名簿が流れているのでしょうが、嫌です。
みなさまもお気を付けください。

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2008年12月 3日 (水)

NHK音楽祭2008

NHK音楽祭2008からユーリ・テミルカノフ指揮
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団。
2008年11月7日 NHKホールでの演奏を
BS2で放送された映像付きで聞いている。
今年のテーマであるヴァイオリン協奏曲については、
庄司紗矢香が登場して、チャイコフスキーを演奏し、
冒頭にも歌劇「エフゲーニ・オネーギン」からポロネーズ、
後半も交響曲第5番でチャイコフスキー・プログラムである。
庄司紗矢香のヴァイオリンは、今さらいうまでもなく、
何と素晴らしい!最高だ。その輝きに圧倒されるばかり。
そして交響曲第5番も本当に魅力的な演奏でじっくり聞いた。
サンクトペテルブルク・フィルハーモニーはあまり聞かないのだが、
テミルカノフのスケール雄大ながら、しっかりと引き締まって、
見事な集中力とロマンティックな歌心、さすがの名演である。
アンコールは「愛の挨拶」と「くるみ割り人形」からトレパーク。

DVDR047

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横浜の風景から 18

20081203

横浜市瀬谷区宮沢1丁目にある宮沢ふれあい樹林。
横浜市には「市民の森」というのがあって、
市が地主から土地を借り上げて、森林を保護しつつ、
公園として、散策林として、市民に開放するというものだが、
この宮沢の「ふれあい樹林」というのが、
どういう位置づけなのかはわからない。
しかしこの数年で宮沢1丁目付近に広がっていた森が
開発の波にのみ込まれて、かなり切り倒されてしまった。
残っているのは写真の近辺だけという悲しい状況。
森を切り開いて、家を建てて、しかし売れないという
最近の建売事情によって、さすがに開発も止まっているようだけど、
こうした自然が残っていてほしいという願いは届くのか?
土地をもっている人にとって、多額の固定資産税は負担であり、
そして相続や何やらで現金に替えたいという話も知っているのだが…

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2008年12月 2日 (火)

マレイ・ペライア

ペライアの新譜を聞くのはかなり久しぶりのような。
ベートーヴェンのピアノソナタ集ということでうれしい!
第12番 作品26、第9番と第10番の作品14の2曲、
そして第15番 作品28「田園」(2008年6年16-18日の録音)。
音楽の構造や全体の流れを非常に丁寧に表現して、
すごくいいなあ…という、最初から最後まで実に魅力的な演奏だ。
そして今日のペライアのしっかりと音を響かせ、
深みのある奥行きの感じられるベートーヴェンに感動!
昔のペライアのイメージって、繊細で美しい音色が印象的だった。
いま聞きなおすと結構違った思いがあるかもしれないけれど。
現在の演奏は力強さや内に秘めている情熱、より大胆である。
やはりペライアは私の大好きなピアニストだ。

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2008年12月 1日 (月)

落語につぶやき 4

落語協会のインターネット落語会 12月上席に
林家ぼたんさん登場!早速アクセス!
http://www.so-net.ne.jp/minnanotv/rakugo/

ぼたんさん、いいですよ!「子ほめ」です。
正直書くけど、このところどこに行っても「子ほめ」、
なんてのは、何を偉そうに!大袈裟ですが、
落語百選でも菊之丞さんの「子ほめ」を見ましたし、
11月もまめ平くんで2回も「子ほめ」聞いて、
昨日も「子ほめ」聞いてきたばかりなんですから…
「子ほめ」はもうしばらくいい…って
でもぼたんさんだからすぐに聞きました!
それが楽しくって、うれしくって、喜んじゃってるんですから
落語とは奥が深い…もちろんぼたんさんの魅力です。
噺を聞いているんですが、そこからあふれ出てくる
ぼたんさんのお人柄を感じて、同じ噺で同じ筋でも
全く違って、明るい気持ちに元気をもらえます。

とはいっても、まめ平くんの2回の「子ほめ」で
昨日はずいぶん笑わしてもらったな。
まめ平版「みそ豆」と「子ほめ」は精通しました。
今度は他の噺を聞かせて!がんばって!

ぼたんさんの「子ほめ」、菊志んさんの「目黒のさんま」、
そして正朝師匠の「替り目」が見られるのは、
12月10日までです。みなさん、お急ぎください!

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