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2009年1月26日 (月)

第1636回N響定期公演

12月のN響定期公演から
シャルル・デュトワの指揮による演奏会。
12月17日にサントリーホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
シベリウスの組曲「カレリア」にはじまり、
ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲
ピアノ独奏はユジャ・ワン。デュトワのお気に入り?
そして後半はチャイコフスキーの交響曲第5番
今回の来日もデュトワの指揮は本当に素晴らしいが、
組曲「カレリア」での精妙な響きにいきなり驚かされる。
デュトワの絶妙なコントロールが隅々にまで行き届いて、
パガニーニの主題による狂詩曲のように
各変奏で鋭く変化する作品では、実に鮮やかだ!
そしてチャイコフスキーはデュトワのお得意の交響曲であり、
N響でも以前にすでに取り上げているが、
基本は造形を丁寧に構築して、決して感情に流されない
冷静でもあり、客観性に満たされているのだけど
ここでのデュトワのすごいところは、表面的に端正な印象と
内から湧き起こってくる音楽の生命力、歌心、エネルギー、
それらに見事なバランスと調和が築かれているのだ。
これは感動的である。名演だと思う。

DVDR077

「シャルル・デュトワ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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