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2009年1月 9日 (金)

メトロポリタン歌劇場2007/2008

BShiで放送されたメトロポリタン歌劇場の最新ライブから
ヴェルディの歌劇「マクベス」、指揮はジェームズ・レヴァイン。
(2008年 1月 ニューヨーク メトロポリタン歌劇場)
レヴァインの指揮はいきいきと鋭く、鮮やかな動きを引き出して、
メトロポリタン歌劇場も重すぎない躍動感ある音色が素晴らしい。
私にとってはレヴァインというとやはりワーグナーを聞くことが多いのだが、
しかしモーツァルト、R.シュトラウス、そしてヴェルディは魅力的である。
メトロポリタン歌劇場はそれほど斬新な舞台は目指さないと聞いているが、
ここでのエードリアン・ノーブルの演出は設定を20世紀にして
その点でもわかりやすく、私は受け入れやすい。舞台デザインも好き。
マクベス(ジェリコ・ルチッチ)とマクベス夫人(マリア・グレギーナ)が
狂気に陥っていく過程が迫力で描かれている。
戦争での勝利から王の座へと上りつめるマクベス、
マクベスの夫婦は血に染まった野望に取りつかれ、
魔女たちの予言に恐怖し、第4幕の困窮の難民のシーンへと
迫りくるどん底への展開を象徴しているようで壮絶だ。
舞台上に椅子を並べて、マクベス夫人がさまよい
後半の山場で夢遊病のシーンは感動的である。

DVDR056/057

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