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2009年1月24日 (土)

黒門亭で古今亭志ん橋

今日は朝から気合いを入れて黒門亭に行ってきた。
普段以上のこの熱意!今日のお目当ては志ん橋師匠。
はっきりいって、志ん橋師匠を聞きに行きました。
私の大好きで尊敬する師匠です。
11時に到着して、待っている人は一人。私は2番。
寒い~続いて3番の方がすぐに来たが、
今日は客の入りが悪かった。正月気分も終わりかな。
ビデオ撮影が入ったので、いずれネットで見れるかも!

第1部
春風亭正太郎:たらちね
古今亭志ん公:真田小僧
古今亭菊生:粗忽の釘
古今亭志ん橋:二番煎じ
林家のん平:猫の災難


志ん橋師匠の「二番煎じ」がまたじっくり!
会話のやり取りのひとつひとつが実に丁寧でリアル。
何て味わい深いのでしょう。感動的です。
酒を飲み、口直しの獅子の肉を食べるシーン、
本当に口に入っているんじゃないの!という。
今日ひとつ勉強になったこと。
お役人が来て、酒を「煎じ薬です」といって差し出すのだが、
見た目と匂いで「おぬしらはこんなものを飲んでいるのか!」って
つまりこの時点で中身が酒であることには気づかれており、
一瞬ひどく叱られそうな印象なのだけど、
それをごくっごくっと飲んで「よき煎じ薬である」
二杯酒を飲み、獅子の肉をどんどん頬張って、
落語に登場する侍や役人というのは、町人から見て
悪く描かれていることが多いのだけど、
ここでのお役人は、寒い中、見回りをしている者たちに
ねぎらってやろうというか、大目に見て許してやる、
十分に融通のきくお役人なのであり、珍しい印象であると
志ん橋師匠の高座では、この寒い中にも
ちょっと心の温まる「二番煎じ」であった!

今日は志ん橋師匠に夢中なのだが、
しかし他の方たちもすごくよかった。
正太郎さんは前回聞いたときは、
爆笑の「道具屋」だったのだけど今日は「たらちね」。
志ん公さんの「真田小僧」も後半の講釈まで、よかった。
菊生さんは「粗忽の釘」で前聞いたときよりも今日の方が好き。
そしてのん平さんは今回初めて聞いたのだが、
「猫の災難」は特によかった。酔っ払いが上手い。
つまり素面からしだいに酔っていく噺の展開が精妙に描かれている。
終わったのが14時20分で充実の会だったのだ。

今日はその後、第2部は失礼して
同業の先輩と新年会で新宿へ。楽しい飲み会。

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コメント

それはよござんしたね。
3月15日(日) 14:00 九識の会 お江戸日本橋亭
出演 喜多八、雲助、志ん橋他

3月21日(土) 14:00 朝日名人会 朝日ホール
出演 歌丸、花緑、志ん橋、わか馬

 

投稿: 広馬場 | 2009年1月27日 (火) 19:16

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