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2009年2月21日 (土)

クラウディオ・アバド 10

クラウディオ・アバド指揮ウィーンフィルによる
マーラーの交響曲第10番(1985年6月ライブ録音)。
第9番はコンツェルトハウスだが、こちらは楽友協会で
1985年のウィーン芸術週間はコンツェルトハウスが会場だったようで
ということは、第10番は楽友協会での定期演奏会での収録では。
おそらくこのとき同時にベートーヴェンの「英雄」と序曲「コリオラン」も
ライブ・レコーディングされていると思う。確認はできないが…
交響曲第10番が素晴らしい。かなり濃厚に世紀末ウィーンの香りがして
ウィーンフィルが驚くほど色彩豊かに極端に艶やかな響き。
しかしだからといって、重苦しくなることはなくて、
透明な輝きが永遠の彼方にまで鳴り響いていくよう。
アバドもベルリンフィルとだったら、また別の方向性が出てきそうだ。
ウィーンフィルの美意識を最大限に引き出し、独特の世界を創造している。
実際の演奏会では、この後にベートーヴェンが演奏されているので
私も「英雄」ではないが、ベートーヴェンの序曲をもってきてみた。
「エグモント」序曲、「アテネの廃墟」序曲、「命名祝日」序曲、
「シュテファン王」序曲、「レオノーレ」序曲第2番 (1986-1990年録音) 。
アバドは交響曲全集に関して、ベルリンフィルと再録音を完成させており
ウィーンフィルとの演奏は何となくすでに古い印象もあるのだけれど
でもこうして序曲を久しぶりに聞くとやはりすごく魅力的なのである。
ウィーンフィルのベートーヴェンの素晴らしさはいうまでもないか…

DG CDR516

「クラウディオ・アバド」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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