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2009年2月 4日 (水)

バイロイト音楽祭2008

20090204

バイロイト音楽祭のホームページより
舞台神聖祭典劇「パルジファル」第1幕の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から舞台神聖祭典劇「パルジファル」。
今日から第1幕を聞きはじめた。前半で舞台転換よりも前の部分。
2006年と2007年はアダム・フィッシャーの指揮で
この上なく緻密にして精妙な響きに私は虜になっていたわけだが、
2008年からは演出も変わり、指揮もダニエレ・ガッティである。
ガッティの初年度の評判はあまりよくなかったらしいが、
でも聞くとただ遅いだけでなく、そこには深い解釈が存在するのであり、
極めて丁寧に表現を創り上げ、このテンポだから集中力も相当である。
しかし感じられるのは、劇的な展開がより前に来て、
スケール雄大で音楽の透明感は今ひとつといった印象か。
現在、最も注目されている存在のガッティだから
2009年以降にどう変貌していくのか楽しみである。

グルネマンツがヨン・クワンチュル、クンドリーが藤村実穂子と
パルジファルのまわりで物語を進行させていく配役が東洋人である
というのが面白い。狙っているのかどうかはわからないが。
ステファン・ヘアハイムの新演出についてはわからないことが多いが、
登場人物がみな天使であり、同時に鷲の翼でもあるということである。
写真は第1幕のアンフォルタスの水浴びの場面であるかと思われるが、
ここでのクンドリーは黒い天使(堕天使?)であり、
アンフォルタスに対しても何か威圧的な印象だ。
でも第1幕で聖杯騎士の元では、クンドリーは従順な存在のはずで。

CDR510/511/512/513

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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