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2009年3月31日 (火)

私が聞いた今年の名盤2009

まだあまり揃ってないけれど
今年の名盤の途中経過。


《交響曲》
今のところなし

《管弦楽》

◎ニューイヤーコンサート2009~バレンボイム指揮ウィーンフィル

《協奏曲》

◎ブラームス ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲
 ~ヴァディム・レーピン シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団


《室内楽》 《器楽曲》 《歌劇》 《声楽曲》
今のところなし

《ライブ盤》

◎ブルックナー 交響曲第4番(第1稿)~ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
○マーラー 交響曲第1番「巨人」~ハイティンク指揮シカゴ交響楽団

は特に大切に感じられる名盤です)

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光が「ネクスト」へ!

先日、引越しした住宅Cだが、わが家と同じで
光電話を入れて、テレビも「光」で見ているのだけど、
申込みで契約内容を教えてもらうと
わが家よりも月額が安い。「フレッツ・テレビ」。
一年たったら、何だか変わっているぞ…という。
今月のはじめに確認してみたところ
わが家の契約は古いサービスになっていて「狭域タイプ」。
新しく「フレッツ 光ネクスト」というのがあるそうな。
年度末の今日は「ネクスト」へとアップするNTTの工事だった。
明日から新年度、わが家も「ネクスト」である。

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2009年3月30日 (月)

王立コンセルトヘボウ2008/2009

先日BShiでアムステルダムから生中継された
ベルナルド・ハイティンクの指揮による
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏会。
シューマンのピアノ協奏曲(独奏はマレイ・ペライア)
ブルックナーの交響曲第9番ニ短調(オーレル版)
(2009年3月8日 ロイヤル・コンセルトヘボウからの生中継)
マレイ・ペライアが素晴らしい!より大胆な表現を獲得して
偉大な巨匠への道を着実に歩んでいる。
繊細な弱音から雄大なスケールによる力強い響きまで幅広く、
全体にゆったりと丁寧に音楽を奏でつつも
テンポに動きをもたせて、その自在さはまさにロマンティック!
後半はブルックナーでハイティンクの指揮が実に若々しい。
もっと巨匠風な幽玄の世界になってもおかしくないのだが、
驚くべき引き締まった響きで、音楽は勢いよく進み、
やはりハイティンクの音作りは造形をしっかり際立たせ
一点たりとも曖昧にはせず、この上なく格調高いのである。
このエネルギッシュで前向きな力強さには圧倒される。

DVDR093

「ベルナルド・ハイティンク」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月29日 (日)

現場レポート~住宅C

昨日の午後で引越しは終わったのだが、
光電話のNTTの工事が朝から入って、
フレッツ・テレビの接続をやったり、
浄水器、インターホン、いろいろな器具の取り付けなど、
荷物でいっぱいの住宅Cの新居に手伝いに出掛けた。

築38年の古い家を内外装完全リフォームで
見た目には新築と変わりないと思う。
もちろん長年の時間による家の歪みはすべて補正し、
従来からの構造に適切に補強を加え、
現在の構造強度にまでは丈夫な造りに仕上げている。
以下は引越し前に撮影した竣工写真から。

20090329a

1階のリビングは建具をすべて開けると
ダイニング・キッチンと一体に使えるようにしている。
昔の作りでは建具が低く、下がり壁が部屋を仕切っていたのだが、
今回は建具の高さを天井までにして、少しでも広さを感じられるように。

20090329b

2階の一番広い洋室で2階にもリビングがあるような感じ。
昔は和室で押入れがあったのだが、取っ払ってしまい、
二方向に開口部をとって、開放的で明るい部屋となった。
天井にある梁は、38年間この家を支えてきた構造材であり、
独特な味わいが感じられたので、内装のアクセントにした。

20090329c

2階には他に子供部屋が二室あって、
共通の仕様で仕上げているが、西側の道路に面した部屋。
同じく天井を斜めに仕上げて、梁を見せている。

20090329d

クローゼットがあり、その上にこれだけの余裕があって、
天井が高いのである。床は決して広くないのだが、
印象としては、かなりゆったりとした感じ。

20090329e

逆に床を見下ろしたのがこの写真である。
フローリングはすべて赤松のムク材。
少々色ムラがあるのだが、仕上げてみると
それも味わいに感じられてきて、結果的にはよしとした。

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2009年3月28日 (土)

さん弥番外地

黒門亭は遅くとも17時には終わると思っていたのだが、
何と17時15分終演で急いで両国へ。
秋葉原で総武線に乗り換えで、思ったよりもかかる。
でも無事に17時40分にはお江戸両国亭に到着!
受付の鬼〆さんにご挨拶した。久しぶりでうれしい。
夜は「さん弥番外地」である!楽しい!

柳家さん弥:たらちね
台所鬼〆:粗忽長屋
柳家さん弥:あくび指南
柳家さん弥:子別れ(上) 強飯の女郎買い


今回は何となく「柳家」のネタが並んでいたような。
細かくは書かないけれど、大満足!
仲入りにはさん弥さんの「萬相談」を企画。
人生相談、恋愛相談、年金相談…
今年の「さん弥番外地」では
お客さんとのふれあいを大切にするそうです。
何を相談すればいいのか?わからないのだけど
さん弥さんへの質問コーナーみたいな感じになっていた。
こういう企画はどんどんやってほしいなあ~

20090328b_2

仲入り後、いよいよ「子別れ」シリーズが開幕!
3月・5月・7月と「子別れ」の上中下を連続公演。
今日は子別れ(上)で「強飯の女郎買い」
子別れ(下)の「子は鎹」はよく知っているけれど
(上)と(中)は聞いたことがない。これから楽しみだ。
大工の熊五郎だけど、「子は鎹」での酒をやめ、
すっかり改心して、立派なイメージしかないのだが、
今回の「強飯の女郎買い」を聞いて、納得!
それはひどい!ここまでひどい奴がいるのかよ!という…
恩のある御隠居の葬式で酒に酔って散々乱れ、
帰り道にも「吉原に行こう…吉原に行こう…」と
気付くと仲間にも逃げられてしまう始末。
紙屑屋の辰っつぁんを捕まえて、吉原にくり込み、
葬式土産の強飯の弁当を若い衆に配って大騒ぎ…
何ともすごい噺である。でもこれがあるからこそ!
後半の「子は鎹」がさらに感動的な展開になっていくのだと
聞けてよかった。次回の「子別れ(中)」にも期待!
あまり聞く機会もありませんし、ぜひみなさんもおいで下さい。

20090328c

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黒門亭でさん生・小袁治

今日は早起きして、朝から住宅Cの現場へ
引き渡し前の竣工写真を撮りに行ってきた。
午後からは引越しなので私は昼で退散。
地下鉄で戸塚に出て東海道線で東京へ!
大好きなさん生師匠と小袁治師匠の「百年目」が聞きたくて
毎度ながら御徒町にて黒門亭第2部を聞いた。

第2部
春風亭朝呂久:子ほめ
柳家獅堂:ある社団法人の総会
柳家さん生:水屋の富
柳家小袁治:百年目

前座さんは今日も朝呂久さん!
今年はよく出会います。縁があるなあ~
すっかり慣れてしまったけれど、朝呂久さんは面白い!
続いて獅堂さん。初めて。正直、驚き!
その出で立ちもおしゃべりもあまりに型破り!
続くさん生師匠に「あれは何だったのでありましょうか…」って
突っ込まれていました。柔道着みたいな着物。
オリンピックの青い柔道着のイメージだと思う。
さん生師匠はいいなあ。何度か聞いているけれど
その独特の世界に引き込まれると大好きになってしまう。
ゆったり…のんびりした空気が気持ちいい。
水屋さんがひどくうなされて「また夢だ~」という
面白いし、楽しいし、ホントに大好きな師匠です。
仲入り後、いよいよ小袁治師匠の「百年目」。
感動的だった。ものすごくよかった。
「百年目」って、聞かせる噺でとにかく素晴らしいのだけど
花見の場面では明るく楽しく、笑わせられるし、
追い詰められる番頭さんには、その緊迫感がひしひし伝わってきて、
最後の旦那さんと番頭さんのやり取りに接しては、
引き込まれて、夢中になって聞いてしまった。
50分に及ぶ長講で貴重な一席に感謝の気持ちに。
終演時間は17時15分で最長記録だ!

20090328a

外でお見送りのさん生師匠にお礼を申し上げて
急ぎ、駆け足でお江戸両国亭へ。

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2009年3月27日 (金)

現場レポート~住宅C

20090327

今日も午後から現場へ出掛けて
まだ1階はゴチャゴチャしていたが、
2階からクリーニングが進んで
写真は昨日のものと似ているけれど
2階の洋室の古い梁に取り付けたスポットライト。
明日は朝早くから現場に行って、
おそらく残り仕事をしているけれど、
私は竣工の記録写真を撮り、
夕方には引越し荷物が来る予定。
その頃、私は東京へ。
「さん弥番外地」である!
ということで今日は早寝します。

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2009年3月26日 (木)

現場レポート~住宅C

20090326a

午後から現場へ出掛けて、引越しまでもうちょっと…
「何か問題あります?」と聞くとさすがに「ない!」って。
2階から仕上がっているのだが、照明も付いて。
梁に取り付けた蛍光灯のスポットライト。

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丸窓から午後の光が入ってくるロフト。
廊下とロフト、階段も仕上がって、照明も付いている。
1階はドカドカと最後の工事中。明日はクリーニング。

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2009年3月25日 (水)

第1642回N響定期公演

2月のN響定期公演から
下野竜也の指揮による演奏会。
ベートーヴェンの序曲「献堂式」作品124
ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番
ピアノ独奏はスティーヴン・オズボーン、
トランペット独奏は首席奏者の関山幸弘。
そしてフランクの交響曲ニ短調というプログラム。
2月18日にサントリーホールで収録されたものを
BS2で録画して映像付きで聞いている。
2月のN響定期公演はスメタナの「わが祖国」全曲、
そしてドヴォルザーク・プログラムとテーマ性を感じるのだが、
サントリーホールのBプログラムは…
ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、フランクと
何か一貫性のないバラバラな印象で不思議なのだが、
しかしこれがいいのである。選曲よりも演奏が素晴らしい。
それとも隠されたテーマみたいなものがあるのだろうか?
ショスタコーヴィチでのスティーヴン・オズボーンは見事である。
快調に鮮やかに弾き進み、爽快感も漂うけれど
要所では強い衝撃を加え、迫力と強烈な刺激も抜群である。
そしてフランクの交響曲が感動的だ。
日本人指揮者では大活躍の下野竜也だが、
非常に細やかな表現も実現させており、
下手すると間延びしてしまうフランクの交響曲で
この集中力と緊張感の持続は肝心!
実に引き締まった響きある。最高だ!

DVDR092

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2009年3月24日 (火)

第1641回N響定期公演

2月のN響定期公演から
カルロ・リッツィの指揮による演奏会。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲(独奏はミクローシュ・ペレーニ)
アンコールにバッハの無伴奏チェロ組曲第6番からサラバンド
ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界から」
2月13日にNHKホールで収録されたものを
BShiで録画して映像付きで聞いている。
ハンガリーのチェリスト、ミクローシュ・ペレーニは
N響に何度か出演しているのではないかと思うのだが、
本当に素晴らしい演奏家で私的にはすごく気になるチェリスト。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲でそれはそれは感動的だ!
一方でカルロ・リッツィの指揮するドヴォルザークだけど、
どちらの作品も明るく暖かい響きを求めているのはわかるけれど
ちょっと南国風な印象で…私的には、もっとひんやりと透明で
繊細さや細部にまで精妙な感覚が欲しいのである。
さらには引き締まった部分や背景に隠された力強さ、
一週間前のラドミル・エリシュカによるまさにチェコ的な空気、風土とは
別世界のような仕上がりであり、ちょっと違うかなと…

DVDR091

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現場レポート~住宅C

20090324

午前中、現場に行こうと思っていたのだが、
今日、足場をはずすと連絡があったので
午後も遅い時間に行くことにした。
WBCだけど、日本がリードしていることは知っていたが、
昼に見はじめたら、7回、8回、9回、延長と
離れられなくなってしまった。
去年のオリンピックは必死に応援して勝てなかったので
今日の勝利はものすごくストレス解消!おめでとう!
ということで現場へ出掛ける。足場は解体して片付け中だった。
写真は仕上げも終わった2階の洋室。クリーニングはまだ。
1階もまもなく終わって、しかし今度の週末は引越し。
ギリギリ!何とかもう少し余裕をもって進めてもらわないと
この毎度のプレッシャー!こっちがもたないよ…

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2009年3月23日 (月)

第1640回N響定期公演

2月のN響定期公演から
ラドミル・エリシュカの指揮による演奏会。
2月7日にNHKホールで収録されたものを
BShiで録画して映像付きで聞いている。
スメタナの連作交響詩「わが祖国」である。
ラドミル・エリシュカという指揮者は
これまで全く知らなかったのだが、
チェコでは重鎮だそうで、そして日本においても
札幌交響楽団の首席客演指揮者を務めているそうである。
「わが祖国」は大好きな作品だ。その清々しい響き。
チェコの指揮者によるスメタナはやはり格別である。
迷いなく、説得力にあふれ、そして力強い。
他の指揮者が挑戦するときの方が、
慎重に精妙な表現を引き出して、意外に勢いで劣るのである。
ここでもラドミル・エリシュカは真っ直ぐに音楽が響いてきて、
同時に細やかな表現において美しい音色が輝き、
素晴らしい演奏である。巨匠ではあるが、活気ある音楽だ。
きっとまたN響に来てくれる気がするけれど、
ぜひ今度はドヴォルザークを聞いてみたい。

DVDR090

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2009年3月22日 (日)

希高座で馬吉・一左・貞寿

今日は午後、地元の高校で行われる落語会へ。
希望ヶ丘高校にて「第4回 希高座」
総合的学習という授業があるそうで
「落語でみる江戸の文化」という授業の発表会だそうだ。
高校生が落語会をプロデュースして
ゲスト出演したのが、金原亭馬吉さん、春風亭一左さん、
講談の一龍斎貞寿さんという三人。なんと無料である。

マジックショー
春風亭一左:唖の釣り
一龍斎貞寿:誉れの使者
大喜利(座布団運びは馬吉さん)
金原亭馬吉:幇間腹
大喜利「高校生VS芸人」

一左さん、二ツ目っぽくなった!
前回聞いたのは、前座の最後のときで
来週から二ツ目へ昇進というところだったのだが、
はじめて羽織を着てみましたという…不慣れな感じ、
それが今では堂々と貫録で、「唖の釣り」は面白かった。
この噺は題名は知っていたのだが、聞くのははじめて。
与太郎が相変わらず「与太郎さん」なのだけど
七兵衛さんが唖のフリしてそれを上回る馬鹿っぷり。
身振り手振りで演じる場面が面白くって、すごくよかった。
続いて講談の貞寿さん。私と同じ歳だけど学年は一つ上だ。
私は落語しか聞かないので、たまに講談を聞くと新鮮!
講談が嫌いなのではなく、単に落語だけでもう限界なのであり、
これ以上広げては無理!という…それだけのこと。
今日のお話は秀吉と家康が絡んだ親しみやすいものだそうで
面白かったし、貞寿さんもすごくよかった。またどこかでぜひ。
そして高校生大喜利、仲入り後には馬吉さんが登場。
大喜利のときには座布団運びをして、一所懸命賑わしていたのだが
落語となるときっちり演じてくれる。今日は「幇間腹」。
一八なので明るいけれど、かなりのふざけた内容で…
でも馬吉さんは根本的なところでしっかりと構築されているので
お調子者の一八がおどけてみても崩れることはなく、見事!
今後も馬吉さんがこちらの地元へ来てくれる予定は多そうだが、
楽しみにして、また聞きに行きたいと思う。
次回の大番寄席は「馬治と馬吉 兄弟会」。

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2009年3月21日 (土)

セルジュ・チェリビダッケ 21

チェリビダッケ指揮ミュンヘンフィルの来日公演から
1986年10月15日東京文化会館でのライブ録音を聞いている。
ロッシーニの歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
R.シュトラウスの交響詩「死と変容」作品24
ブラームスの交響曲 第4番 ホ短調 作品98
そしてアンコールにハンガリー舞曲第1番と
ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウスのピチカートポルカ。
この前日が人見記念講堂でシューマンの交響曲と展覧会の絵である。
とにかく感動的でチェリビダッケはやはり特別だなあという。
ロッシーニから驚くほど美しい音色で圧倒される。
実際は遅いテンポだと思うのだが、私はそれを感じない。
研き抜かれた響きが冴えわたるからである。
「死と変容」もそうである。全く違えて聞こえてくるところもあるけれど
チェリビダッケのR.シュトラウスはCDでもお馴染みだし、
ファンにとっては、これぞ!という…違和感はないだろう。
ブラームスに関しては、言葉を失う素晴らしさ。
とにかく美しいのである。表現も練り上げられて。
もうひと公演、ブルックナーの交響曲第5番も聞きたい!

Altus CDR523/524

「セルジュ・チェリビダッケ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月20日 (金)

現場レポート~住宅C

20090320

工事の現場にはあまり祝日は関係なく、
逆にオーナーはお休みなので
今日は引越し前の最後の現場打合せ。
朝から出掛けて、昼過ぎまでいてしまった。
家を出たとき土砂降りの雨で
帰ってきたときに青空が広がるという変な天気。
何となく、最近疲れがたまってる…
集中力は続くのだけど、体がだるい…
引き渡しまで来週はバタバタするかな。
写真は2階の洋室。最後の仕上げ工事中。

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2009年3月19日 (木)

第91回 柳家小満んの会

今日は午後、関内ホールで講習会があり、
夕方からは同じく小ホールの方で
「第91回 柳家小満んの会」があるという
偶然にも昼に夜に関内ホールで過ごしたのであった。

受講したのは今年秋に施行される「住宅瑕疵担保履行法」の
事業者向け講習会で、この法律が直接関係するのは、
工事を請負う建設会社や工務店であったり、
建売住宅やマンションを販売する宅建業者で
建築士は間接的に関わるわけだけど、やはり知っておかないと…
物件ごとに保険に入るのだが、工事の途中で追加の検査が入るし、
やはり我々も結局は手間が増え、大変になることは間違いない。
建築主にとってもその保険金額が建設費に上乗せされると思うので
万が一の保障が得られる一方で、当面の負担増は確実である。


講習会が終わり、伊勢佐木町の有隣堂に行って本を見て、
それからスターバックスでキャラメルフラペチーノを飲んで、
再び関内ホール、今度は小ホールへ。
少し早かったので入口に私服姿の小満ん師匠がいらして、
挨拶をしたら、あぁ~どうもってにっこり笑って下さった。
この前の日曜日に続いて、連続して出没しています。

三遊亭ありがとう:転失気
柳家小満ん:伊勢詣り
柳家小満ん:鶴満寺
柳家小満ん:樟脳玉


珍しい噺で三席。明るくて賑やかで一気に春だ!という…
ちょっと汗ばむような感じだったが今日の陽気にぴったり。
ネタとしてはありがとうさんが演じた「転失気」の方が面白くって
それは噺そのものに楽しさがあり、たくさん笑える…
小満ん師匠の三席は、何とも地味ながら味わい深い…
即効性のクスグリはすべて排除されたかのような
その魅力は完全に演者の技、話芸によるのである。
小満ん師匠の持ち味がじっくりと伝わってくるネタなのであり、
正直なところ、聴衆も噺よりも柳家小満んを聞きにきているわけで。
要するにハハハと笑うよりもときどきクスクスっと笑って
でも心の深いところにじ~んと感動が広がってくるのである。
そうはいったものの思い出すと面白い場面もたくさんあり、
「伊勢詣り」では春のぽかぽか陽気で眠くって仕方ない八五郎、
昼に夜に居眠り、夢を見ているのだが、大家さんに頼まれて、
長屋で「つり」の見張り番を頼まれる。なぜか外から鍵をかけられ。
その「つり」だが、実は「首つり」死体の見張り番だったのだ。
小満ん師匠はこれがあるからこの噺はみんなやりたがらない…
でも今日はせっかくだからお見せしましょうね…って
手拭いをよって紐にして、首つりでうぇって。面白かった。
長屋の化け猫が登場で死体と八五郎は大騒ぎ、
そのやり取りの楽しさ、明るさ。そこで伊勢音頭を歌い…
続いて「鶴満寺」でも名物のしだれ桜を見物に来た一行。
幇間の一八と寺の権助が大活躍。酒に酔っ払って。
庭を荒らすからと新しい住職は花見客を境内に入れないのだが、
一八は見事に権助を買収。酒は飲めないという権助に酒を勧めて、
すると案の定、悪酔いをした権助が絡んできて、
寝てしまったところで一行は姿を消し、
戻ってきた住職にお小言をくらうのだが、そこで…
後半は歌の噺になり、オチも歌に関連して、
その風流さと引き締まった展開がやはり小満ん師匠だ。
仲入り後の「樟脳玉」は「不動坊」と「反魂香」をミックスした印象。
昔は樟脳を玉にして、火をつけて幽霊火の演出をしたそうである。
「不動坊」では「アルコール」なので後の時代ということなのかも。
大切にしていたお雛様を樟脳で保存していて、
箱を開けると樟脳の香りがして、そこがオチに関係してくる展開。
こちらの登場人物では、金や着物をだまし取ろうとする
ちょい悪の兄いと弟分が勢いのある会話を交わして
そのテンポ感が実に心地よかった。
これらの噺、またぜひ聞きたいな!という。
聞く方は楽しいが、やはり演じるのは難しいのかな…
お見送りの小満ん師匠にお礼を申し上げて
高座を無事に務めあげ、ホッとされたのか、
すごく穏やかな笑顔をされていて、印象的だった。
ありがとうございました。またお伺いします。

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2009年3月18日 (水)

柳家喜多八「井戸の茶碗」

今日はラジオデイズからダウンロード。
喜多八殿下の「井戸の茶碗」と「死神」
「井戸の茶碗」は2007年4月10日、
「死神」は2007年9月11日の収録で
どちらも会場は三鷹の文鳥舎である。
殿下はやっぱりいい~じわっと味がくる!
「井戸の茶碗」は何度聞いてもいい噺。
屑屋さんを中心にふたりの武士が登場するわけで
殿下の場合には、千代田卜斎は渋い!カッコいい!
細川家の高木作右衛門はもっと元気があって、
勢いがあって、若々しい乱暴な印象が独特で
人物の描きわけが鮮やかだ!メリハリ!
声は殿下なのに何でこんなに変化が出るのでしょう!
そして「死神」がさらにさらに最高!
薄気味悪くて暗い空気が漂う死神の不気味さ、
聞き終わった瞬間、そのグロテスクな世界が
一気に明るい楽しさに転じる…この噺の魅力である。

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2009年3月17日 (火)

ケルン放送交響楽団1966/1967

ヨゼフ・カイルベルト指揮ケルン放送交響楽団による
ブルックナーの交響曲第8番(ハース版)
1966年11月4日 ケルンのフンクハウスでのライブ録音。
まさに骨太!という…テンポは速いし、動きもあるし、
音楽に活気もあるし、しかし重厚なブルックナーである。
それほど神聖な響きを追求しようというのではなくて
音楽にまっすぐに向き合って、音にすることに率直な姿勢。
何か表面的な効果を狙ったり、小手先の技を使ったり
そういう軽薄な振る舞いからは最も遠いところに位置する
誠実さの固まりのような演奏に心動かされる。
でも特に第3楽章などは、今日の演奏における
丁寧に精妙に音楽を扱って、神秘性や清らかさが表現されている
そうしたブルックナーからするとちょっと力技で荒っぽいところもあるか。
しかしこの腰の低い地の底から鳴り響いてくるような重低音の迫力、
これこそ1960年代のドイツのブルックナー演奏なのであり、
すごく貴重な名演に出会えた印象だ。
1966年という年代を考えれば、音質的にもかなり満足。

ORFEO D'OR C 724 071 B

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2009年3月16日 (月)

ベルトラン・ド・ビリー

ベルトラン・ド・ビリー指揮ウィーン放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲シリーズで第5番と第6番。
第5番が2007年8月、第6番が2008年2月の録音である。
レコードとしての仕上がりだが、美しい音を聞かせようという
そういう気持ちはあまりないようで、ちょっと言い過ぎか…
しかしこの非常に生々しく、荒々しいまでの力の入れ方、
動きがあって、ザラザラした感触、なかなか興奮させられる。
ウィーン放送交響楽団は独特の音色をもっているような感じではなくて、
むしろとことん機能性を追求して、極めて近代的な佇まいである。
きびきびと性能よく動き回る一方でそこに味わいは求められず、
でもベルトラン・ド・ビリーの音楽作りは面白いし、発見もあるし、
興味ある人には満足だけど、そうでない人には魅力はないのかも。
私は大喜びで聞いているが、やはりマニアックな印象ではある。

OEHMS OC 630

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横浜の風景から 30

20090316

横浜市旭区さちが丘にある日吉神社。
二俣川駅から一番近い神社か?
厚木街道を通っていて鳥居が見えるので
ここに神社があることは以前から知っていたのだが、
お参りをしたのは今回がはじめて。
日本はどこの地域にも神社が祀られているが、
周辺に住んでいる人でないとあまり関係ないのだけれど
地域の人々が昔から大切に守ってきた神社には
それぞれに独特の魅力が備わっているのであり、
見つけて、近所を通る際にはご挨拶しようと
最近よく神社巡りをして、今日は「日吉神社」である。
あともうひとつここを意識していたのには、
少し前の地域新聞の情報で「人形焼納祭」が行われると
古くなった人形を焼いて、供養してくれるという行事である。
年に何度か行われているようで、
やはり特色のある神社だったのだ。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月15日 (日)

小ゑん・喜多八 試作品

今日は黒門亭が終わっても落語協会に居残り。
肉体の限界に挑戦!畳の上で座布団に座り、
どこまで耐えられるのか?体中が痛くなる!
でも実は大丈夫なことは分かっていて、
小ゑん師匠と喜多八師匠のお二人が
落語の世界に夢中に引き込んでくれるので
それからの二時間なんて、あっという間なのである。
楽しかった。最高~!という…

柳家喜多八:二番煎じ
柳家小ゑん:猫と金魚
柳家喜多八:ラブレター
柳家小ゑん:夢花火

殿下は花粉症で喉の調子は辛そうだったのだが、
しかし「二番煎じ」をたっぷりと演じてくれて
先ほどの菊志んさんの春爛漫から
一気に寒い冬の北風に舞い戻り…
でもお燗をつけて、猪の肉を食べると
心は暖かくなってくるという…素晴らしい。
「二番煎じ」「味噌蔵」って、この冬はずいぶん聞いたけど、
やっぱり冬の噺はいいなあ~という。
それにしても見廻りの役人がカッコよすぎ!
後半は「ラブレター」で軽やかに。
そして今日も小ゑん師匠最高だった!
小ゑんワールド!たまりません。
本音を書くと叩かれるので怖いのだが…
心の内はあまり出さない方がいいのだけど
このところの私は新作よりも古典をきっちり聞きたい気分。
もちろん新作も好きなのだけど、なぜか心に残らない。
しかし!どうしてもやめられない好きで仕方ない新作というのは、
やはり喬太郎さんと小ゑん師匠である!
古典に比べ、新作というのは、好みで分かれるのか…
小ゑん師匠のマニアックぶり、はまるな~
あのこだわり、凝縮されて、こっちまでつぶされそうになる快感!
すごいのである。後引く…また聞きたい…
「猫と金魚」は古典かな?今日の「夢花火」はお伽噺が連なって…
でもこの二席に共通するのは、登場人物や情景や小道具や…
目の前に広がる世界のマニアック感、その緻密さに圧倒される!
超興奮状態の中、小ゑん師匠のことが頭からはなれられずに帰宅!
この病的にはまっていく感じは危険だ!また聞きに伺います。

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黒門亭でさん弥・小満ん

今日はさん弥さんが出演ということで黒門亭に行ってきた。
さらに私が大好きで尊敬する小満ん師匠も出られるので
これは聞かねば!という重要な一日であった。
第1部が恒例の「光る二ツ目の会」で
第2部にはさん弥さん、小満ん師匠、菊志んさんが登場。


第1部 光る二ツ目の会 その64
春風亭朝呂久:桃太郎
鈴々舎馬るこ:蒟蒻問答
柳家右太楼:天狗裁き
柳家初花:紙入れ
林家たけ平:明烏


前座さんは第1部、第2部と朝呂久さん。
何回か聞いているけれど、毎回ネタが違っていて、
そして面白い!こちらが圧倒される迫力。
「光る二ツ目」の四席はみんなすごくよかった!
馬るこさんは一昨日の感想でも書いたけれど、
独特の新感覚古典の馬るこスタイルが私は好き!
右太楼さんはじっくり安心して聞かせてくれる。
「天狗裁き」が来て!真っ直ぐな感じが好印象。
初花さんははじめて聞いた。何か、不思議ワールド。
その不思議さが面白さで未知との遭遇。
たけ平さんはいい!「明烏」とネタも最高です!
吉原初体験の若旦那が何と新鮮な印象。
終演後に「インフルエンザもう大丈夫なんですか?」と聞いたら
やはり結構無理してがんばっていたみたい。
病み上がりで絶好調のフル回転ではなかったような…
でもそれでもたけ平さんの「明烏」は私には魅力的でした。

20090315a

第2部
春風亭朝呂久:金明竹
柳家さん弥:もぐら泥
柳家小満ん:あちたりこちたり
古今亭菊志ん:花見小僧


朝呂久さんの「金明竹」の後、さん弥さん登場!
泥棒ネタだが、「もぐら泥」だった。面白い!
戸の下に穴を掘って、手だけ突っ込んで…
右手は縛られ捕まってしまうというドジっぷり…
そこでのさん弥さんの泥棒顔、最高でした!
帰りに「もぐら泥」また聞かせてください!って
お願いしてしまったほど、私ははまったのだが。
小満ん師匠は「酒飲みで…」と噺に入っていって、
これは聞いたことのない噺…もしや!
小満ん師匠の新作があるとそのことは知っていたのだが、
やはり「あちたりこちたり」だった。聞けた!感動!
噺の人物は実は上野界隈の狭いエリアを行ったり来たり
なんだと思うのだが、描かれる情景が実に細やかで
でも語り口はさらりと軽やか…一緒に東京散策である。
小満ん師匠が個人的に案内してくれたみたいな贅沢な気分に。
このじわっと印象深く残って、後引く感じがたまらない!
本日の黒門亭のトリは菊志んさんで「花見小僧」。
春が来ました!何か気持ちいい!という明るい一席。

20090315b

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2009年3月14日 (土)

シュトゥットガルト放送1999/2000

クルト・ザンデルリンク指揮シュトゥットガルト放送交響楽団による
ブルックナーの交響曲第7番(1999年12月 ライブ収録)
ずっと聞きたい、聞かなければ!と思っていたのだが、
年末にお買得品コーナーに発見して、早速購入。
それを今頃になって聞いているが、これが感動的な名演だ!
ひたすら雄大な響きは美しく!穏やかでもあり、
彫りの深い表現で心の底にまでずっしり来るが、
基本的に明るい音色で、力は抜けて、むしろ軽やかなぐらい。
まさに巨匠の芸風である。何て清らかなブルックナーなのだろう。
爽やかにも新鮮な気持ちにもなれるのだから、
ザンデルリンクの名人芸!偉大な存在である。
ブルックナーを得意としていたと思うのだが、
ギュンター・ヴァントやセルジュ・チェリビダッケほど
祀り上げられることはなかったけれど
ヴァントの厳しさに比べるとずっとロマンティックだし
チェリビダッケほど美意識に徹することもなく、
自然体で音楽に接して、聞く人にも親しみがある。
神格化されたブルックナーというよりは
人の手による心を通わせられる演奏である。

Hanssler CD 93.027

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2009年3月13日 (金)

第37回 倶楽部ぼたん

結構遅くまで川口にいてしまったのだが、
急ぎ東京の山手線エリアに戻ってきて、
田端で乗り換え、ひと駅だけど駒込へ。
林家ぼたんさんの落語会で「倶楽部ぼたん」。
今日のゲストは鈴々舎馬るこさんで盛り上がるぞ!

林家ぼたん:狸賽
鈴々舎馬るこ:たらちね
鈴々舎馬るこ:大店の犬
林家ぼたん:転宅

ぼたんさんが最近のことをマクラで報告。
林家三平襲名披露興行で世の中は大騒ぎである。
こん平一門のぼたんさんも大忙し。
記念パーティーでのエピソード、面白すぎる!
今日の「たぬき」は、札でも鯉でもなく
「サイコロ」に化けたのであった。「狸賽」。
馬るこさん登場。やはりマクラで最近のお話。
いろいろ爆笑のネタがあったのだが、
ネットに書いていいことなのか?というのもあるので
馬るこさんは「草食男子(女の子からの告白を待っている)」だけど
ぼたん姉さんは「肉食女子」だというマクラから「たらちね」へ。
馬るこさんの「たらちね」は二回目でよく覚えているのだけど
今日も面白かった。完全に馬るこスタイルの「たらちね」で
かなり新作的な感覚があふれているのだけどこれがいい!
馬るこさんの自由な発想による古典が私は好きみたいである。
仲入り後の「大店の犬」も面白かった。渡世人の車鳥次郎も登場。
トリはぼたんさん。草より肉が好き!って「肉食女子」を認めて、
今度は「転宅」へ。お妾さんのお菊さんのセリフが長いので
ぼたんさんの「転宅」は魅力的!すごく合う。
「転宅」って、好きな噺だが、いろいろ聞いているけれど、
ぼたんさんはよかった。「肉食」のぼたんさんに食べられたい!
という…そういうファンはたくさんいます!見事に語られました。

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新築住宅の見学会

今日は午後から埼玉県川口市に行ってきた。
東京で京浜東北線に乗り換え、一本で行けるのだけど
川口で下りたのも、もちろん改札の外に出るのも初めてである!
建築家の設計事務所に勤務していた時代の先輩に
竣工したばかりの新築住宅を見せてもらった。

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音楽ホールが併設されている住宅である。
底は楕円で上に行くにつれて円に近づいていく
つまり柱が少し倒れているのだが、
円錐と円柱の間のような変形円筒形の部分、
外観で最も目立つがここが音楽ホール。

20090313b

音楽ホールの天井を下から見上げた写真。
湾曲した集成材がドームを形成して
集成材とスチールプレートできれいに納まっているけれど
私はこういう構法は普段あまり考えたことないので
正直な感想として、大変だろうな…というのが率直なところ。

20090313c

螺旋階段を上がって、今度は2階から
音楽ホールを見下ろす。
集成材による木造にこだわりがあって、
内装もすべて木質による空間である。

20090313d

その2階に上がっていく螺旋階段がこれ。
写真は上から下を見下ろしているが、
スチール製の手すりの色がいい感じ。
もちろん現場塗装だが、きれいに仕上がっていた。

20090313e

私的にすごく気に入ったのが、
かなり厚いムク材の板で作った住宅部分の階段。
節ありだけど、節の色合いもいい味を出しているし、
やっぱりムク板の上を歩く感じは最高!
というか、こういう板はなかなか手に入らなくなっている。
私も階段は同じムクでも木片を合成した集成材しか使ったことがない。

20090313f

夕方になって、帰りに夜景というか、
室内の明かりが外に漏れている写真。
昆虫のイメージのような外観に思えるが、
この形態・造形を表現したかったわけではないと思うけど、
室内の空間、機能によって、建築の形が決まってくるという
そういう発想は、私は好きである。
どうしても音楽ホールの部分が象徴的に映るが、
それは今回の場合には、設計者にとっても
オーナーにとっても望んでのことなのだろう。

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2009年3月12日 (木)

バイロイト音楽祭2008

20090312a

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から楽劇「トリスタンとイゾルデ」。
第3幕第1場の途中から最後の「愛の死」まで聞いている。
長大な第1場だが、傷を負ったトリスタンは夢と現実の間をさまよい
ロバート・ディーン・スミスの歌が感動的である。
第3幕は中央に病人ベッドがずっと置かれている。

20090312b

そして第3場になるとベッドの上には今度はイゾルデがおり、
そこで「愛の死」を歌うのではないかと…
おそらく第2場でイゾルデがトリスタンの元へ駆け寄ってきたところで
最後の力を振り絞り、トリスタンはベッドから下りて、
イゾルデの元へ近寄ろうとするのではないかと思うのだが…
画像は2006年のものなので、イゾルデはニーナ・ステメ、
同じくマルケ王の軍勢により切りつけられ横たわっているのは
ハルトムート・ウェルカーのクルヴェナールである。
2008年に出演しているのは、イゾルデがイレーネ・テオリン、
クルヴェナールはユッカ・ラシライネンである。
私はハルトムート・ウェルカーのアルベリヒやテルラムント、
そしてクルヴェナールが大好きだったのだが、残念ながら
現在はバイロイトの顔ぶれから離れてしまったようだ。

今週は7月26日に上演された楽劇「トリスタンとイゾルデ」を聞いてきたが、
少し休んで次は、7月27日の楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
カタリーナ・ワーグナー演出による二年目の公演を聞きたいと思う。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月11日 (水)

バイロイト音楽祭2008

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2幕第3場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から楽劇「トリスタンとイゾルデ」。
第2幕第2場の後半から第3幕第1場の前半までを聞いている。
2008年からはマルケ王はローベルト・ホルが歌っている。
深く信頼していたトリスタンの裏切りを知り、
その苦悩を切々と歌うマルケ王のモノローグ。
ローベルト・ホルで聞くとどうしてもこれまでのイメージで
ザックスであり、グルネマンツを思い出してしまう。
でも私はローベルト・ホルが大好きなので
マルケ王での出演は大歓迎。うれしい。

20090311d_4

ローベルト・ホルのマルケ王役の写真を見つけた。
マルターラーの演出では、グレーのコートを着ていて、
衣装は国王という感じではないけれど。

CDR519/520/521/522

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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横浜の風景から 29

20090311a

横浜市瀬谷区下瀬谷1丁目にて
全通院勢至堂に寄ってみた。
ここは環状4号線のすぐ脇で
近くは車でよく通っているし、
「瀬谷八福神」のひとつとして有名で
以前からよく知っていたのだが、
今回はじめて行ってみた。
七福神ならぬ「瀬谷八福神」なのだが、
勢至堂は「寿老人」だそうである。
瀬谷では七福神に達磨大師を加えて、
「瀬谷八福神」を祀っている。
八福神巡りはこの辺では有名。
私はまわったことないのだが…

20090311b

環状4号線という便利な道路が隣に開通したのだが、
しかし今も周辺はのどかな風景が残っていて、
勢至堂のまわりもこんな感じである。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月10日 (火)

バイロイト音楽祭2008

20090310

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2幕第1場の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から楽劇「トリスタンとイゾルデ」。
第1幕第5場と第2幕の前半で第2場の途中までを聞いている。
停滞から最後に一気に活気を帯びて第1幕は閉じられるが、
第2幕になると進むだけ進めと暴走の勢いは止められず、
しかしペーター・シュナイダーの指揮はどこまでも丁寧に
明るくて軽めの音色がこの第2幕の音楽にはぴったりである。
まさに夢の世界に包まれる優しさにも満ちた響き。
もちろん第2場の前半でトリスタンとイゾルデがお互いの情熱により
激しく盛り上がる場面では、オーケストラもよく鳴っている。
しかし押しつけの表現は一切なく、よく通る美しい音色は極上の心地よさ。
提供されている画像は2006年のときのもののようで
イゾルデはニーナ・ステメ、ブランゲーネはペトラ・ラングである。
2008年はトリスタンのロバート・ディーン・スミス以外は大幅に入れ替えで
イゾルデをイレーネ・テオリン、ブランゲーネをミシェル・ブリートが歌っている。
私はロバート・ディーン・スミスの熱烈なファンなので最高!

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月 9日 (月)

バイロイト音楽祭2008

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕の舞台写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から楽劇「トリスタンとイゾルデ」。
第1幕の後半で第5場と第2幕の前半を聞いている。
画像は第1幕の舞台だが、クリストフ・マルターラーの演出による
このプロダクションも3年目なので見慣れたけれど
全三幕で大枠では舞台に変化はないので、
観ている人にとっては退屈なのか?
そうでもないのか?どうなのだろう。
第1幕のこの写真では、暗いし、殺風景で
元々の設定が船の上なのでいいのかもしれないが、
現代の感覚からするとクラシカルなデザイン。
作曲された19世紀の当時の視点からすると
シンプル・モダンであり、視覚的には簡潔にまとめたいのかと。
演出の中身で勝負なので舞台は刺激的ではなく。
この舞台デザインだが、どうもクラウス・グート演出の
「さまよえるオランダ人」のセットに似ているような印象なのだが。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月 8日 (日)

バイロイト音楽祭2008

20090308_2

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「トリスタンとイゾルデ」の指揮者
ペーター・シュナイダーの写真である。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から楽劇「トリスタンとイゾルデ」。
今日から第1幕を聞きはじめた。前半で第4場まで。
近年のバイロイトの指揮者陣でティーレマンの存在感は圧倒的だが、
もちろんティーレマンのリングはこの上なく感動的で
しかしそうした中であえて私の好みにすごく合うのが、
アダム・フィッシャーとペーター・シュナイダーである。
ここでの「トリスタンとイゾルデ」第1幕では、
あくまでも録音を聞いての印象だが、
歌手の歌声に比べるとオーケストラのバランスが少々控えめのようで
しかししっかり聞くと驚異的なしなやかさと流麗な輝きであり
何というか、格の違う、次元の違う仕上がり、完成度なのである。
若い指揮者や全体の方向性としても現代は
音楽を明瞭に角をはっきりと立体的に聞かせようというのを感じるが、
シュナイダーはあえて輪郭をぼやかしているようなところもあり
ワーグナーの音楽における永遠性、彼方への響きにぴったりである。
「トリスタンとイゾルデ」の必死につかもうとしてもすり抜けて、
この不安定さと決してとらえきれない存在、無限への憧れ。
そうはいっても主導動機の扱いや場面の展開ははっきりと浮かび上がり、
さすがに熟練の極みというか、見事としかいいようがないのである。
強引さは全くなくて、肩の力も抜け、音楽は自然体に進行して、
何という自在さであろう。悟りの域にあると私は感じるのだけど。

CDR519/520/521/522

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月 7日 (土)

ヴァディム・レーピン

ヴァディム・レーピンの最新盤で
ブラームスのヴァイオリン協奏曲と二重協奏曲。
リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。
二重協奏曲のチェロにはトルルス・モルクが参加している。
(2008年8月 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスで収録)
素晴らしい名演!私的にはものすごく感動している。
ブラームスの音楽も今の私には心に響いてくるのか?
レーピンは大好きなヴァイオリニストだが、
でもその絶好調ぶりは圧倒的なのではないかと…
ソロの輝きとしてはヴァイオリン協奏曲で堪能できるが、
トルルス・モルクとの一体感もさらに魅力となっている
二重協奏曲もひたすらその世界に引き込まれる。
リッカルド・シャイーとゲヴァントハウス管弦楽団についても
現在の解釈では何らかの形で少なからず
ピリオド奏法からの影響が音楽に反映されているようだが、
引き締まった響きで抑制もきかせつつ
結果として音楽が非常に立体的に聞こえてくるのは特長である。
そして何よりゲヴァントハウス管弦楽団の音色が最大の武器だ。
レコードではあるのだけど、何か目の前でリアルに動いているような
生きている感じ、ライブのような感覚があるといえば簡単なのだけど
力強いものがあったり、躍動する勢いがあったり、大成功である。
ヴァイオリン協奏曲のカデンツァが珍しいのだが、
レーピンはヤッシャ・ハイフェッツ作を弾いている。

DG 00289 477 7470

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2009年3月 6日 (金)

圓太郎・正朝・一朝

TBS落語研究会で録りためた三席をDVD-Rに保存。
順番は私なりに下記のような内容にしてみたが、
ご存じのとおり一門会の顔ぶれである!


橘家圓太郎:悋気の火の玉
春風亭正朝:藪入り
春風亭一朝:二番煎じ


圓太郎師匠の語り口って、すごくいい~
正朝師匠の「藪入り」は、放送時には
ちょっとマクラが長いなって思ったのだが、
改めてじっくり聞くと教育や昔の職業に関する説明、
これまで聞いた中でも最もわかりやすいし、
一応「藪入り」については知っているけれど、
本的には知識でしかないので、やはり勉強になる。
正朝師匠の亀ちゃんがすごくいい。子供の声が絶妙!
一朝師匠って、顔はよく知っているけれど
私はこれまで聞いたことなくて、お馴染みの「二番煎じ」!
猪鍋を食べる場面、おいしそう。お腹すいちゃう…

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2009年3月 5日 (木)

志ん輔・扇橋・さん喬・金馬

NHK「日本の話芸」で録りためた四席をDVD-Rに保存。
順番は私なりに下記のような内容にしてみたが、
志ん輔師匠が一番若いのだから、すごい顔ぶれである。

古今亭志ん輔:文違い
入船亭扇橋:へっつい幽霊
柳家さん喬:寝床
三遊亭金馬:火事息子


志ん輔師匠の廓噺で「文違い」のような騙される噺はいいなあ~
TBS落語研究会では「お見立て」を見たけれど、
何となく描かれる状況は似ていて、魅力いっぱいである。
同じような情景では「三枚起請」や「五人廻し」もあるかな?と
志ん輔師匠で聞いてみたくなってしまう。きっとお得意のネタでしょう!
扇橋師匠の「へっつい幽霊」もいいなあ~味わい深い。
ここにある四席はみな素晴らしく、とにかくさすがだ!
さん喬師匠がなかなか遊び心のある「寝床」だと思うのだけど。
実際に会場の笑い声も多くて、細やかに描かれるほど面白い。
トリの金馬師匠の「火事息子」は後半の人情噺が充実していて、
さすがに物語に引き込まれてしまった。
勘当された若旦那の徳三郎との対面の場面、涙でてきちゃう。

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2009年3月 4日 (水)

ヴェルビエ音楽祭2007

ヴェルビエ音楽祭2007からのコンサートをBShiで録画。
ルノー・カプソンとエレナ・バシキーロワのデュオ・リサイタル。
ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ(遺作)
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 作品24 「春」
ヤナーチェクのヴァイオリン・ソナタ
(2007年7月21日 ヴェルビエ サル・メドラン)
ルノー・カプソンは素晴らしい!室内楽にも熱心でありがたい。
ラヴェルのヴァイオリン・ソナタは「遺作」で、
通常よく演奏されるのとは別の作品である。
今回はじめて聞いたが、ちょっと甘ったるい…

そしてエフゲーニ・キーシンのピアノ・リサイタル。
ベートーヴェンの創作主題による32の変奏曲 ハ短調
ブラームスの6つの小品 作品118
ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 作品22
ホロヴィッツ編曲によるビゼーの「カルメン」の主題による変奏曲
(2007年7月30日 ヴェルビエ サル・メドラン)
キーシンがすごい!圧倒的鮮やかさで何という切れ味だろう。
基本的なところで音の勢いが全く違うと思う。
現在活躍のピアニストでもちょっと誰もかなわない強靭さだ。
もちろんブラームスにおける深いところでの心の対話も見事!
そして最後のホロヴィッツによる編曲作品を聞くと
あまりにも驚異的な仕上がりにキーシンは何でもできてしまうのか!

DVDR065

「エフゲーニ・キーシン」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月 3日 (火)

カフェ・ビオレッテ 隅田川馬石

今日はお昼から現場に行って、わざわざ電車で
その後、市営地下鉄で湘南台に出て、
そのまま小田急に乗って鶴間へ。
第9回 カフェ・ビオレッテ落語寄席
カフェ・ビオレッテという喫茶店で行われる落語会。
喫茶店のオーナーが隅田川馬石さんのファンで
毎回馬石さんが出演しているそうである。
オーナーと少し話したのだが、
「馬石さんは爽やかで好きなの~」って、
私も「はい、そうです!」っていいお返事。

古今亭志ん坊:鮑のし
隅田川馬石:湯屋番
隅田川馬石:二番煎じ


開口一番は先週の「ひぐらし寄席」に続いて
志ん橋師匠のお弟子さんで志ん坊さん。
「志ん坊」という名前について、
「前座修行は厳しいけど、辛抱(志ん坊)するんだよ」ではなく、
「お後お目当てまで前座の噺を辛抱して聞いてくださいね」
ということだそうである。笑。それは冗談でしょうけどね。
実は先週の「ひぐらし寄席」での「鮑のし」は、
地主さんのところの婚礼の祝いに鮑をもっていって、
それで「1円お返しくれ!」で終わったような…
時間をみて、途中までで切ったのだが、
今日は馬石さんから、せっかくの機会なので
「たっぷり演じていいよ」って、見事!立派に最後まで。
鮑で作ったのしの説明をする下げまで演じてくれた。
志ん坊さんは上手い!しっかりしているし、私は応援しています。
馬石さんからもたいへん褒められていました。

続いて、馬石さんが登場して、
昨日、歌舞伎座の初日を観にいったというマクラから
「忠臣蔵」の通し公演を行っているそうで、おっ!「四段目」「七段目」?
それは関係なくて、歌舞伎と落語の芸談というか
志ん坊さんの「鮑のし」にはじまって、よくやった!という話題であった。
そして噺へ。若旦那が登場!「湯屋番」である。
日曜日の黒門亭に行けなかったので、
今日その「湯屋番」が聞けてよかった!
やっぱり行ってよかったな!という。
馬石さんの若旦那もいい!そして妄想の中に登場してくる女性たち、
馬石さんは色っぽいのが上手いのだけど、
それを演じると会場は大盛り上がり。さすがです!

仲入り「コーヒータイム」を経て、後半がはじまり、
「記録的な暖冬といいながら、今日は寒いですね」って、
外は雪が降りだし、寒い夕方は日が暮れていたのだが、
「冬の風情を味わいください」と江戸の火事の話題から「二番煎じ」へ。
今日の天気になるまでは、3月だし、もう花見の噺とか春になるかな…って
何となく考えていたのだが、この「二番煎じ」が冬の噺の最後になるかも?
なんて思うと、まさにしみじみ聞いてしまう。味わい深い噺で大好き。
町内の火の番をしてまわる大店の主人たちだが、
中に河内屋さんという河内弁の人が入っていて、
これは馬石さんはいきいきとしゃべっていて、やはりさすがだ!
(普段関西弁を決して聞いたことないけれど、実は兵庫県出身)
夜回りから戻ってきて猪の肉を食べるところ、会場は釘づけになって、
思わず「うまいわね~」って歓声が上がり、ここでも大盛り上がり。
葱ばかりを食べるのは伊勢屋さんだったか?
葱と葱の間に肉を挟んでいると指摘されるところなど
爆笑に次ぐ爆笑で、馬石さんの声が聞こえなくなるぐらいに大騒ぎ。
でも私が一番好きだったのは、見回りに来る役人で
馬石さんの武士はいいなあ~渋いのだけど。声がカッコいい!

馬石さん、志ん坊さん、今日は寒い中、
神奈川まで来て下さり、ありがとうございました。
カフェ・ビオレッテ寄席は私のところからは簡単に行けるので
ぜひ今後もお伺いします。次回はまだ決まっていないそうだけど楽しみだ。

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2009年3月 2日 (月)

シカゴ交響楽団2007/2008

シカゴ交響楽団の自主制作シリーズで
ハイティンクの指揮によるマーラーの「巨人」
2008年5月1-3日のライブ録音である。
このシリーズとにかく高くて、値段を見ると
つい後回しにしてしまうことが多いのだが、
マーラーだけは、律儀に毎回買っている。
この「巨人」はかなりいい!こういうのこそ、私は聞きたい。
前半のハイティンクはまさに巨匠的なゆったりとした歩みで
その精妙な響きには驚かされる。すごいと思う。
とことんコントロールが行き届いていて、
このオーケストラ特有のシャープな仕上がりと
透明で美しい音楽は我々に新鮮な喜びを与えてくれる。
そして終楽章になると力強く勢いが増してくる。
ここでもその集中力といったら圧倒的で
途中には静けさも戻ってくるが、全く隙のない完璧さ。
しかしその表情は優しくほほ笑み、親しみにあふれ、
何から何までそのすべてが、感動的な名演である。
ひとつだけ気に入らないこと、演奏後の拍手がカットされている。
せっかく盛り上がっているのに興ざめなんだな…残念。
この辺は好みで意見が分かれると思うのだけど。

CSO-RESOUND CSOR 901 902

「ベルナルト・ハイティンク」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年3月 1日 (日)

WDR交響楽団 川崎公演

20090301

今日はミューザ川崎にセミヨン・ビシュコフ指揮
ケルンWDR交響楽団の演奏会に行ってきた。
私はドイツの放送オーケストラを順番に聞きに行っているのだが、
今回はケルンを本拠地とするWDR所属のオーケストラ。
首席指揮者のセミヨン・ビシュコフもいよいよ退任のようで
ぜひWDR交響楽団はビシュコフで聞いておきたいと
非常に期待して、聞きに行ったのである。
画像は独奏のヴィヴィアン・ハーグナーと
指揮者セミヨン・ビシュコフのサインである。
ヴィヴィアン・ハーグナーは演奏会プログラムの
彼女を紹介しているページにしてもらって、
ビシュコフは私の一番のお気に入りである
ショスタコーヴィチの交響曲第11番のCDにしてもらった。

シューマン:「マンフレッド」序曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 BWV1004~サラバンド
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
エルガー:エニグマ変奏曲~第9変奏「ニムロッド」

シューマン、ベートーヴェン、ブラームスと
いかにも重厚なドイツ・プログラムである。
今回の来日では、ビシュコフは得意の
チャイコフスキーやショスタコーヴィチは封印したのだ!
シューマンの「マンフレッド」序曲が私は大好きで
この作品はオーケストラの音色を知るにはすごくいい。
やはり渋い響きはドイツのオーケストラならではで
そこにビシュコフは少しだけ色彩を加えている印象だ。
高度に機能的な動きと明るさも兼ね備えている。
そしてヴィヴィアン・ハーグナーが登場で
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
正直いうとベートーヴェン好きの私にとって、
ヴァイオリン協奏曲は少々退屈する作品であり、
しかしそれが、今日は夢中になって聞いてしまったのだ。
ヴィヴィアン・ハーグナーがいい!見事だった!
スーパースターではないが、世界で欠かせない存在となっており、
といってたくさん聞いているわけではないのだけれど
例えば2005年の秋にN響に登場して弾いたチャイコフスキーなど
特に印象に残っているので、私にとっては
たいへん好みの演奏家であることは知っていた。
今日も本当によかった。サインももらえたし!
後半はブラームスの交響曲第4番。
ビシュコフはブラームスの作品解釈について
「古典派の規範とロマン派の精神とのバランスをどう取るか」が
最も難しい問題であると語っているが、
今日聞いたところでは、私はビシュコフのブラームスには、
ロシア的な濃厚な情熱が感じられたのだけど、厚みのある響きで
ビシュコフの強い思いが込められた演奏であったと思う。
アンコールがエルガーだったのである。すごくよかった!
エニグマ変奏曲からでアンコールの定番ともなりつつあるが、
しかし会場全体のハンガリー舞曲が来るぞ!という…
ありがちな予想に反して、エルガーの美しい音楽に感動してしまった。

そして終演後、サイン会があった。
ビシュコフはすごく丁寧にきれいなサインをしてくれた。
音楽に対しては情熱的だが、普段は礼儀正しくて
なかなか奥ゆかしいところがあることを今日知った。
ヴィヴィアン・ハーグナー!近くで見ると小柄で
顔なんかちっちゃくって、かわいい!
かわいいは失礼かな?と思い、ちょっと調べてみたところ
私よりも4歳年下であることが判明。実は左利きだった。

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