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2009年4月30日 (木)

フィルハーモニア管弦楽団2007来日

つい先日BShiで再放送された
フィルハーモニア管弦楽団の2007年来日公演。
エリアフ・インバルの指揮でマーラーの交響曲。
前半が交響曲第10番 から「アダージョ」
そして後半は交響曲第1番「巨人」である。
(2007年7月4日 東京芸術劇場で収録)
インバルといえばマーラーというほどに定着しているが、
ここでも文句なしの貫禄の素晴らしさである。
第10番では全体に早めのテンポであり、
流れるような仕上がりは実に聞きやすい。
「巨人」の方が動きは大きくなって、感情表現も豊かに
実に感動的である。美しい演奏だ。
若々しいエネルギーにも満たされている。
フィルハーモニア管弦楽団は機能性に優れ、
明るい響きと色彩的な音色がやはり魅力的。

DVDR098

「エリアフ・インバル」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月29日 (水)

柳家小ゑん「レプリカント」

小ゑん師匠の録音をラジオデイズからダウンロード。
第9回ラジオデイズ落語会で収録された
「雪てん」「レプリカント」(2008年1月19日 コア石響)
今日は「小ゑん・喜多八試作品」に行かれた方も多いと思うけど
私も家にいながら、どうしても小ゑん師匠の声が聞きたくて!
ラジオデイズから音源を手に入れてみた。
「雪てん」は「雑俳」のフルバージョンでサゲまで。
ここでの小ゑん師匠は俳句でマニアック!
そして「レプリカント」がいい!カーネル登場で。
面白すぎる。この噺も実演で聞いてみたいな~

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2009年4月28日 (火)

バンベルク交響楽団1990来日

先月だったか?NHK-Eで再放送された
バンベルク交響楽団の1990年来日公演。
4月28日にサントリーホールで収録されたもので
指揮はホルスト・シュタインである。
ブラームスのピアノ協奏曲第1番を
エリーザベト・レオンスカヤの独奏で。
そして後半は同じくブラームスの交響曲第1番。
デジタル放送なので音はいいのだが、映像が悪い…
当時はハイビジョン収録でなかったのだろう。
でも本当に素晴らしいブラームスである。
さすがにホルスト・シュタインの指揮だ!
歌心に満たされて、美しい演奏。
バンベルク交響楽団も基本は渋いけど
明るい音色をいかして、暖かみの感じられる響き。
特に交響曲第1番はひたすら感動である。

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2009年4月27日 (月)

ゲヴァントハウス管弦楽団2004/2005

ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮で
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のライブ盤。
ヨハン・アダム・ヒラーによる序曲「狩」
レーガーによるヒラーの主題による変奏曲とフーガ
ジークフリート・マシューズの管弦楽のための協奏曲「レスポンソ」
ヒラーは1999年9月23,24日、レーガーは2004年9月3日、
マシューズは2004年9月9,10日にゲヴァントハウスで収録
すべてはじめて聞いた作品だが、素晴らしい!感動的だ。
古典的で明るく楽しいヒラーの序曲「狩」にはじまり、
ヒラーの主題を用いて、レーガーは後期ロマン派風に
濃密に大胆に発展させて、実に美しい音楽である。
変奏曲とフーガで厳格な形式によるけれど、堅苦しさはない。
ジークフリート・マシューズは現代音楽に分類されるのか?
しかし難しさは全く存在しなくて、ストラヴィンスキー風であったり、
マーラーの後期の作風が感じられたりして、
色彩的な音色、大胆なリズムの扱い、迫力の音響、
すごく気に入った。思った以上に心地よいのである。

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2009年4月26日 (日)

五六の会でさん弥・右太楼

御徒町から池袋経由で埼京線の板橋へ。
五六の会!さん弥さんと右太楼さんです。


柳家小ぞう:粗忽の釘
柳家右太楼:天狗裁き
柳家さん弥:道具屋
柳家さん弥:あくび指南
柳家右太楼:ねずみ


前座さんはさん弥さんの弟弟子で小ぞうさん。
6月下席から二ツ目に昇進である。
今日は「粗忽の釘」でしっかり聞かせてくれて、
もう落語も存在感も二ツ目だ!って、私は思ったけれど。
さん弥さんは「道具屋」と「あくび指南」の二席。
今回ネタ出しだったのが「道具屋」で
えっ「道具屋」?って、正直思っていたけれど、
さん弥さんの「道具屋」は大好きなのでいいのだが、
すると「道具屋」で30分以上。長編です。
道具の数も多いし、面白いし、笑えるし、最高!
「さん弥さんの道具屋を二時間ぐらい聞きたいね」って
仲入りにみなさんと楽しく会話で全員ご機嫌。
しかし「道具屋」にしても「あくび指南」にしても
今日だけで聞くの二回目です。何かの嫌がらせ?
右太楼さんもネタ出しの「天狗裁き」を最初に演じて、
トリは何が来るのだろう?って思っていたら
何と「ねずみ」が来た。すごいです。
「ねずみ」は人気あるけれど、結構大ネタだよね?
「竹の水仙」もよくかかるし、二ツ目さんの間では、
左甚五郎は大人気なのだろうか?
私も「竹の水仙」「三井の大黒」「ねずみ」と好きなので
右太楼さんには左甚五郎シリーズをぜひ!
さん弥さん、右太楼さん、ありがとうございました。

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黒門亭で文生・小勝・雲助

今週は少しゆっくり出て、11時には黒門亭に到着。
昨日は強い雨だったけど、晴れてよかった。
天気もいいし、顔ぶれもいいし、混む予感がする?

いつもは一番前の右側の方に座るのだが、
というのは「こんちは~御隠居いますか~」で
八つぁんの視線の延長線上にいるように決めているのだけど、
今日はその位置がとられてしまい…
二列目にしようかな…とは思ったのだが、
そこで果敢に挑戦して、中央寄りに陣取ってしまい…
後でとんでもない展開になるのである。

第1部
入船亭辰じん:道具屋
鈴々舎わか馬:人形買い
桂文生:ずっこけ
三遊亭丈二:極道のバイト達
三升家小勝:源平盛衰記


私のお気に入りの前座さんで辰じんさんだった。
どこで出会えるかわからないので、久しぶり!
年末にも辰じんさんの「道具屋」を聞いているのだが、
またバージョンアップしているようで
前半部分の与太郎とおじさんのやり取りなど
かなり詳細に研きがかかって、上手い!
時間があるときにじっくり「道具屋」をやってくれたなら
相当な仕上がりにとっくに本格派なのです!
続いてわか馬さんが「人形買い」。
題名は知っていたが、はじめて聞いた。
「壺算」に似ているけれど、後半の展開が面白く。
でも文生師匠によると後半はあまり演じられないそうで…
というのは、人形を値切って買う前半に比べると
後半は下手すると盛り上がらない、つまらない…
ということにもなりかねないそうで、
でも今日のわか馬さんは最後までしっかりと実に鮮やかに
通しで演じてくれたからこそ、魅力的だったと思います。
文生師匠が三代目金馬さんの興味深い昔話を聞かせて下さり
昭和30年代の貴重なお話に引き込まれた。
そして金馬さんお得意の「居酒屋」「ずっこけ」を軽く。
酔っ払いは見事!すごいです。本当にすごいです。
仲入り後に丈二さん。久しぶりだ。
「極道のバイト達」って、知っている。
何で聞いたのだろう?たぶんネットだ。
これが面白い。今風な若者のバイト達の描写もさすがだし、
ヤーさんと女子高生のバイト面接のシーンは最高!
トリが小勝師匠で「源平盛衰記」。実演でははじめて聞く。
「源平盛衰記」というと先代の三平さんのイメージで
父が十代目桂文治さんの録音を持っていると思うのだけど、
源平の合戦の噺に沿って進むのだが、話が脱線しては、
面白いネタが出てきて、そこに時事ネタが入ったり、
変な雑学、不思議な教養…いろいろ噺家によって
自在に仕上げていくというのが魅力の噺だろうか?
そんなことはどうでもいい…
最後の「源平」の講談の場面で
一番前にいた私は小勝師匠に高座に上げられ、
師匠と一緒に漫才をやってしまった。恥ずかしい。
でも出演者以外で黒門亭の高座に上がった人は
そうはいないでしょう。それは自慢?
いや!自慢にならない恥ずかしさ…
もう当分、黒門亭には顔出せないよ…
とはいいながら、5月になったら、また行きますが。

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第2部
入船亭辰じん:千早ふる
春風亭一之輔:あくび指南
五街道雲助:お菊の皿
桂ひな太郎:船徳

第1部が終わった段階で行列だ…
さすがに雲助師匠の人気。
さらには一之輔さんの追っかけも。
今日二席目の辰じんさんは「千早ふる」。上手い!
言いなおしたりしたところもあったけど、
そんなの関係ないぐらいに絶対に上手いです!
そして注目の一之輔さんが登場。今日は「あくび指南」。
一之輔流のアレンジがあって、面白かった。
独特のアレンジなのか、型によって違うのか?
とにかく圧倒的な完成度と爆笑と迫力と絶賛!
最初は女の師範を目当てに指南所に行くのだけれど、
お目当ての女性は師範のおかみさんだったと知り、
師範が男とわかるとふて腐れて、やる気なし…
それが「あくび」芸の素晴らしさに感動して
突然熱心に稽古をはじめるという
その鮮やかな場面転換は新鮮!さすがだ!
すでに会場は大いに盛り上がって、
そこで雲助師匠が早くも夏の噺である。
怪談噺のマクラから「お菊の皿」へ。
雲助師匠のお菊ちゃん、いいです!
仲入り後、ひな太郎師匠の「船徳」。
こうなってくると夏本番!という印象で。
「船徳」はいい噺。徳さんが粋だし。
ひな太郎師匠の徳さんはきれいで
でも石垣にこすって前に進まないところで
お客は怒りだすし、徳さんは逆切れ…
この辺の迫力は恐いぐらいで
最後はヘトヘトの徳さん、素晴らしかったです。

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たっぷりと私個人的には疲れ果てた黒門亭。
しかしここで心引き締め「五六の会」へ。

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2009年4月25日 (土)

バイロイト音楽祭2008

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕第5場
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日はいよいよ第3幕の後半で第5場を聞いている。
「マイスタージンガー」の音楽は極めて緻密にして
精妙に多様な要素が盛り込まれていると思うのだが、
この最後の歌合戦の場面は実に単純明快である。
これまで丁寧に濃密に積み上げてきたものを
ここで一気に解き放っているような
聞いているこちらにとってもその解放感が心地よく
清々しい晴れやかな舞台は圧倒的な感動だ。
しかし写真を見るとこの演出の舞台というのは、
どうも暗くて、陰気な印象も漂っているが…
実際の感想ではどうなのだろうか?

来月からは「ニーベルングの指環」で
連休明けには「ラインの黄金」を聞きたいと思っている。
今年もいよいよリングである。夏はこれに限る!

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月24日 (金)

バイロイト音楽祭2008

20090424

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕第4場
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日は第3幕の前半で第4場の途中までを聞いている。
ここでは入れ替わりでいろいろな登場人物が出るが
そのやり取りは非常に精妙な表現で描かれており、
内面的な心の動きを音楽が伝えてくることも多く、
感動して、夢中になって聞かされるところである。
セバスティアン・ヴァイグレの指揮は透明な感覚で
繊細な表情によって細部までいきいきと語らせ
的確で説得力ある仕上りは素晴らしいと思う。
ワーグナーというと音の厚みが重要であり、
内から湧き起こってくる重厚な感動を求める向きもあるが、
セバスティアン・ヴァイグレの今日的な発想も魅力である。

やはりここで一番面白いのは、第3場のベックメッサーではないかと。
その壊れっぷりはまさに喜劇の核心であり、同時に
カタリーナ・ワーグナーの解釈における前衛性を表現している。
ベックメッサーの動機が哀れに鳴り響いて、
ミヒャエル・フォレの破壊のエネルギーは見事!
この前衛性が第5場の歌合戦における
ベックメッサーの無調音楽へとつながっていく。
通常のとらえ方ならば、音をはずして音痴と考えればいいのだろうが、
ここでは無調音楽を確立する偉大な前衛アーティストなのであり、
それが審査の聴衆にハッキリと拒否されるというのも皮肉である。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月23日 (木)

バイロイト音楽祭2008

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕第1場
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日から第3幕を聞きはじめた。第4場の途中まで。
音源をパソコンに取り込み、現在編集中。
私は第2幕が好きなのだが、この第3幕の前半も
非常に緻密で多様な印象は実に面白く、やはり好き。
カタリーナ・ワーグナーの解釈では、
第1幕と第2幕は非常に革新的な音楽だけど、
第3幕になると極めて保守的に戻ってしまうということだが、
ここでの第3幕第1場から第4場を聞いている感じでは、
どういう点を指摘しているのか、あんまりよくわからない。
これからじっくり聞いていきたいと思っているが…

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月22日 (水)

バイロイト音楽祭2008

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第2幕第6場
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日は第1幕第3場の終わりの部分と第2幕を聞いている。
「マイスタージンガー」はそのすべてが素晴らしいのだが、
私は特にこの第2幕が一番好きである。
変化に富んで、圧倒的に面白い。もちろん音楽は美しく。
主導動機の緻密な扱いも何度聞いても興味は尽きない。

写真は第2幕第6場なのだが、これがまた
どういう状況を語っているのか、知りたいのである。
第5場のザックス、ヴァルター、エヴァなどに加えて
第6場ではさらにベックメッサーが登場し、
自ら奏でるラウテに合わせて、エヴァにセレナーデを歌う。
ザックスは靴型を叩く金槌でベックメッサーの歌を採点する。
窓に姿を現したエヴァと思われる女性は、
実はマグダレーネであり、恋人のダヴィットは怒って
ベックメッサーを殴りつけ、第7場の大乱闘へと発展する。
ここでのカタリーナ・ワーグナーの演出では、
ザックスは金槌ではなく、タイプライターをカチャカチャ叩いて、
第2幕の後半では、ずっとその音が入っている。
ザックスの後ろでダヴィットがベックメッサーの行動を観察していて、
その辺は話の筋に合っているのだが、どういう設定なのか?

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ここで大活躍のベックメッサーはミヒャエル・フォレが演じており、
評判だったと聞いているが、残念ながら2008年が最後の出演である。
今年2009年はアドリアン・エロエドという歌手が予定されている。
フィガロやパパゲーノ、グリエルモ(モーツァルト)、
プッチーニの「ボエーム」でマルチェルロ、
「マノン・レスコー」のレスコーなどを演じているようで
ベックメッサーの滑稽ぶりは強まるか?
ウィーンではティーレマン指揮の2007/2008シーズンの公演で
すでにベックメッサーを歌っているようである。楽しみだ。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月21日 (火)

バイロイト音楽祭2008

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕第3場
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日は午後ずっと外出していたので
夜になってから第1幕を少しだけ聞いている。
昨日と同じ第3場の途中までである。
CDの収録時間の関係で第3場の終わりの部分は、
第2幕と一緒に聞きたいと思っている。

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ヴァルターを演じているクラウス・フロリアン・フォークト。
第3場の後半で美しい歌を聞かせてくれる。
写真もその場面でこの演出では画家という設定。

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月20日 (月)

バイロイト音楽祭2008

20090420

バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕第1場
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日から第1幕を聞きはじめた。第3場の途中まで。
カタリーナ・ワーグナー演出の2年目の上演である。
音源をパソコンに取り込み、現在編集中。
セバスティアン・ヴァイグレの指揮だが、
細部に研きがかかって、決して濃厚ではないが、
表情付けにより輝きが増しているような印象も。
最初の年もそうだったのかもしれないけれど。
しかし二年目で余裕も出て、きっとよくなっているはず!

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「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月19日 (日)

黒門亭で志ん橋・時蔵

早朝寄席を聞き、鈴本から急ぎ黒門亭へ。
第1部は場所については半分あきらめていたのだが、
開場直後に到着できて、何とかいつもの位置を確保!

第1部 光る二ツ目の会 その66
柳家花いち:桃太郎
三遊亭亜郎:悋気の独楽
三遊亭きん歌:蛙茶番
三遊亭金兵衛:井戸の茶碗
川柳つくし:歌のおねえさん


今日の前座さんは花いちさん。二度目かな?
亜郎さんを聞くのも二度目だが、今日も爆笑!
「悋気の独楽」の定吉の活躍ぶりが最高!
古典の中に新作の感覚が盛り込まれているという
そこにたまらない面白さがあるのだが、よかった!
続いてきん歌さんの「蛙茶番」。完成度の高さでは圧倒的。
元々面白い噺だけど、それにしてもたくさん笑えるし、
きん歌さんの登場人物の描きわけも素晴らしい。
仲入り後、金兵衛さんが「井戸の茶碗」を演じてくれた。
こちらは重厚だ。後のつくしさんも言っていたけれど
長い噺でもあるし、第1部のトリという貫録。
最後につくしさんの「歌のおねえさん」。
ご自身も「ボーナストラックです」って
軽やかな展開で気持ちを楽にしてくれるような
ウクレレ付きの明るく楽しいお噺。
今日の第1部はいろんな要素がそろって、
すごく充実の内容に大満足でした!

第2部
三遊亭多ぼう:寿限無
柳家喬の字:紙入れ
古今亭志ん橋:出来心
林家時蔵:武助馬


第1部の途中から高座返しで
見たことのないきれいな子が出てきて、誰?という。
すると第2部の前座さんで登場は三遊亭多ぼうさんだった。
今日はじめて。めくりを返すときなど、物静かにすごく上品で
しかし高座に上がると満面の笑顔でこれまたびっくり!
別人かな?って思うほど、落語がはじまるといきいきした表情で
かな…と思ったら、マクラは棒読み風というか…
すごい不思議な感覚、時間の流れがスロー!
でも噺に入って、夫婦の会話になるとポンポンはずんで
しかし!名付け親の和尚さんが出てくると再び時間は止まって!
いや!後半、例の「寿限無寿限無…」がはじまると
テンポはだんだん速くなっていって、最後の方は、
息もせずに真っ赤な顔になって、一気に読み上げるという
不思議!芸風?天然?わからない…もっと聞きたい!
時間がたって…思い出すほど、はまっていく…
この不思議ちゃんぶりを続いて登場の喬の字さんも
「計算高い女だ!」って批評していました。
もし計算だったら、本当にすごい作戦でこの芸風には参った!
多ぼうさんはどういうスタイルの落語なのだろう…って考えていたら、
その後は、何がなんだかよくわからず…
喬の字さんは今日9人目の二ツ目さん。「紙入れ」でした。
そして私が大尊敬の志ん橋師匠。先週に続いて。
今日の演目は「出来心」。でも前半部分のみでドジな泥棒をじっくり。
入った家で羊羹を4枚重ねて食べるところ、好きです。
このドジっぷりっが、本当に憎めないというか…泥棒先生は笑える。
後に時蔵師匠のネタ出しで「武助馬」が控えているので
ちょっと軽めな内容にしておいたのか?
仲入り後「武助馬」という噺ははじめて聞いた。
芝居の描写たっぷりの楽しく明るい噺。
予定時刻の16時30分に終演。
第2部はやはり軽めだったみたい。

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ということで多ぼうさんの不思議をどうしても解決せずにいられない…
そればかりが頭の中を駆け巡り…また聞きたい!

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早朝寄席でぼたん・天どん

先週に続いて今週も早起きして上野の鈴本へ!
三平襲名披露興行の激務の中で
ぼたんさんが早朝寄席に駆けつけてくれるので
私も聞きに行かなくては!って。

林家ぼたん:締め込み
柳亭こみち:黄金の大黒
三遊亭天どん:肥辰一代記~肥汲みの春
桂才紫:親売り


今日は前からびっしり埋まっていって、
やはり美女ふたりが出演するから?
どうもこみちファンが多いのかな?
対抗して私はぼたんファンです!
いつもの元気な「いらっしゃいませ!」でぼたんさん登場。
これを聞けるだけでも幸せな一日がはじまります。
「私は中身は男…」のマクラにはじまって、
「せめて女らしく見せるためにピンク色の服を着たら…」
65歳以上の大師匠方にモテモテだそうです。
酔っ払った圓歌師匠にキスされた!って、許せん!
「締め込み」でかわいいおかみさんを演じてくれたあと
急ぎ浅草演芸ホールに向かわれたようで…
残り11日!いよいよ終盤へ。がんばってください。
続いてまたまた華やかにこみちさん登場。
「黄金の大黒」で金ちゃん、やっぱりかわいい!
ベビーフェイスのこみちさんがあの金ちゃんを演じると
ファンはきゅんってきちゃいますね。納得です。
続いて天どんさん。今日は最高だった!面白すぎ。
「女だからとか…きれいな人見たいからって来てるでしょ。」
「そういうお客さんにはウンコぶつけますから」って
圓丈師匠作の「肥辰一代記」だそうである。
江戸時代の汚わい屋さんの噺で
汚わい屋というのは、現在のバキュームカー、
都市部ではバキュームカーもすでに見れないけれど…
屎尿を回収してまわり、肥料として農家に売るという仕事。
中身は「ウンコ…ウンコ…ウンコ…」って
臭ってきそうな噺なのだけど、爆笑に次ぐ爆笑で
天どんさんはいいなあ~私は大好きです。
ウンコが好きなのではなく、天どんさんが好き。
そしてトリは才紫さんが「親売り」。はじめて聞いた。
というか、全く存在すら知らなかった噺で
ウンコの後に親子の美しい情愛で少し洗い清め…
じっくり聞かせてくれて…すごくよかった。
でも今日は結果的にウンコでしょ。
ウンコ万歳!天どん万歳!

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お見送りの天どんさんとこみちさんにお辞儀して
急ぎ黒門亭へ。12時から「光る二ツ目の会」。

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2009年4月18日 (土)

あさひ亭ではん治・百栄

今日は昼からのんびり地元の落語会へ。
第32回 あさひ亭まねき寄席
相鉄線二俣川駅にある旭区民文化センターのサンハート。
あの話題の春風亭百栄さんが来る!
そして渋い芸風が何ともカッコいい柳家はん治師匠。

三遊亭玉々丈:子ほめ
柳家はん治:唐獅子牡丹
春風亭百栄:岸柳島
春風亭百栄:生徒の作文
柳家はん治:ぼやき酒屋


前座さんは玉々丈さん。聞くのははじめてだ。
圓丈師匠のお弟子さんで名前はよく知っていたけれど
やっと出会えて、お馴染みの「子ほめ」だが面白かった。
百栄さん、やっぱり強烈キャラだった。でも芸風は自然体。
一席目は古典をやってくれて、「岸柳島」で百栄ワールド。
そして仲入り後は新作である。「生徒の作文」は知っているので
新作ながらじっくり深く楽しめた。こちらも内容は刺激的で独特。
私的にはやはりはん治師匠の味わいある芸がたまらない。
特に後半の「ぼやき酒屋」は魅力的。
古典で「居酒屋」という噺があるが、そういう情景が
ちょっと現代の感覚に仕上がった印象で親しみやすいし、
まるで古典のような安心感のある世界。
実ははん治師匠の「ぼやき酒屋」は二度目で
思い出しながら聞いていたのだが、そのオチには会場中がびっくり!
後で教えてもらったのだが、「唐獅子牡丹」と「ぼやき酒屋」は
何と桂三枝さんの新作だそうである。そうなんだ!

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2009年4月17日 (金)

ゲヴァントハウス管弦楽団2000/2001

ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮で
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のライブ盤。
ニールセンとベートーヴェンの交響曲が取り上げられ
どちらも第5番が演奏されるという興味深いコンサート。
(2000年10月5,6日にゲヴァントハウスで収録)
このボックスも3枚目だが、これまた素晴らしい。
録音が優秀で仕上りの点で圧倒的完成度なのである。
ブロムシュテットが得意にしているニールセンだが、
私はこの第5番が特に好きで、最高である。
細かな響きにまで、さすがに深い理解であり、
その輝きと透明感、強い説得力に感動する。
そしてベートーヴェンが渋い。まさに普遍的な解釈。
目先の効果は求めず、ただただ誠実に音楽を大切に扱って。
第3楽章のスケルツォも反復を行って、
このスタイルが増えているようだ。私はいいと思う。

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2009年4月16日 (木)

バイロイト音楽祭2008

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バイロイト音楽祭のホームページより
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を指揮する
セバスティアン・ヴァイグレである。
http://www.bayreuther-festspiele.de/

2008年のバイロイト音楽祭から
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。
今日は最初に一度通して聞いてみた。
「マイスタージンガー」はやはり感動する。最高だ。
ハンス・ザックスを歌っていたフランツ・ハヴラタだが、
どうもこの2008年で聞き納めのようで…残念。
今年2009年はアラン・タイタスの出演が予定されている。
久しぶりではないだろうか?2004年のウォータン以来?
そしてもっとびっくりしたのが「ジークフリート」「神々の黄昏」で
ジークフリート役のスティーヴン・グールドも2008年が最後。
何と2009年はクリスティアン・フランツが復活!
クリスティアン・フランツのジークフリートは大好きなので
そちらはかなりうれしい。しかし5年前に逆戻りは不思議。
2008年の「マイスタージンガー」は来週じっくり聞いていきたい。

「バイロイト音楽祭」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月15日 (水)

ベルリンフィル2000/2001

ベルリンフィル2000/2001シーズンからの定期演奏会。
昨日に続いてパーヴォ・ベルグルンドの指揮で
今日は後半に演奏されたショスタコーヴィチの交響曲第8番。
(2001年5月17日 ベルリン・フィルハーモニーで収録)
ベルグルンドは素晴らしい!渋い印象ながら深く感動。
北欧的な透明感であり、この作品に独特な重苦しさは
比較的薄まっているようにも感じられるけれど、
鋭い厳しさが痛烈に響いてきて、やはり苦悩の音楽である。
表面的な効果など狙わずにとにかく丁寧な職人芸。
ベルグルンドはスター指揮者ではないかもしれない。
しかしこういう人こそ、本当に貴重な存在で宝である。
ベルグルンドの指揮だとベルリンフィルもこうなるのか!

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2009年4月14日 (火)

ベルリンフィル2000/2001

ベルリンフィル2000/2001シーズンからの定期演奏会。
クラウディオ・アバドの指揮によるストラヴィンスキーは
「タンゴ」「ラグタイム」「ロシア風スケルツォ」の小品3曲。
そしてショスタコーヴィチが編曲した「タヒチ・トロット」
ガーシュインの「キャットフィッシュ・ロウ」組曲
これは歌劇「ポーギーとベス」からの小品。
面白い企画である。これぞ極上の娯楽であり、楽しめる。
(2001年3月7日 ベルリン・フィルハーモニーで収録)

そして続いてパーヴォ・ベルグルンドの指揮で
ストラヴィンスキーのピアノと管楽器のための協奏曲
ピアノ独奏はオリ・ムストネン。コンサートの前半である。
この日のメインはショスタコーヴィチの交響曲第8番。
ベルグルンドらしい素晴らしい選曲だ!続いて聞いていきたい。
(2001年5月17日 ベルリン・フィルハーモニーで収録)

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2009年4月13日 (月)

フィラデルフィア管弦楽団2006/2007

エッシェンバッハのマーラー「復活」を聞いている。
フィラデルフィア管弦楽団で2007年5月のライブ録音。
弦楽器の音色が非常に柔らかく、管楽器の輝きも魅力であり、
奥行きの感じられる空間、素晴らしい演奏そして録音である。
豊かな響きが立体的に広がって、暖色系の多彩な音色は、
ONDINEのこのシリーズで多かった平面的で冷たい印象とは違って、
私にとっては好ましく、うれしい仕上りである。
でもちょっと曇っている感じもして、録音において
さらに透明感があったなら、完璧だったのに…
よく歌い込まれているが、現在のエッシェンバッハは、
かなり整理が行き届いており、オーケストラのコントロールも鮮やかに
もっと枠に納まり切らないような…あふれんばかりの迫力、濃厚さを
マーラーの音楽に体当たりでぶつけてくれるとさらに喜びだったかも。
こうした傾向というのは、現在の特徴といえるのか…
それとも特にフィラデルフィアにおけるエッシェンバッハの特徴なのか?

ONDINE ODE 1134-2D

「クリストフ・エッシェンバッハ」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月12日 (日)

柏落語会で古今亭志ん橋

20090412b

早朝寄席の後、さん弥さん追っかけの大先輩と
アメ横でとんこつラーメンを食べて、上野駅へ。
常磐線に乗り北柏というところへ。もちろん行くのははじめて。
快速に乗って、柏で各駅停車に乗り換え、ひと駅の「北柏」。
駅からのんびり歩いていき、こういうきれいな風景の中、
たんぽぽホールで行われた「第32回 柏落語会」。

古今亭志ん坊:鮑のし
古今亭志ん橋:藪入り
古今亭志ん橋:鰻の幇間


今日は師匠と一緒の志ん坊さん。
「鮑のし」を通しで。たっぷり30分。
本当に見事!今日は完璧だったのでは!
その若々しさ、新鮮さ、何て美しいのでしょう。
声もよく通るし、まじめそうだし、礼儀正しいし、
修行によく「辛抱」しているし、応援しています!
志ん坊さん、早く二ツ目に昇進しないかな…
そのときには追っかけます!宣言!

そして志ん橋師匠。まずは「藪入り」。
お客さんには年輩の方が多かったので
「藪入り」は楽しく笑いつつもぐっとくるでしょう。
師匠の「藪入り」は録音でもっているけれど
実際に聞くと亀ちゃんの子供らしさがすごく魅力的だった。
「雛鍔」とか「真田小僧」も聞いてみたいな!
仲入り後に「桜もすっかり終わってしまって、昨日今日は夏みたい」
ということで「鰻の幇間」が来ました。よ~よ~(一八)って。
実は「鰻の幇間」も志ん橋師匠の録音をもっていて、
こちらもディテールにおける描き込みの密度の高さが大好き。
本当に説得力があって、芸が細かくて、最高!
鰻を食べるシーンが絶品。食べながらものを言うというのが恐ろしくリアル。
そして鰻屋の女中さんにお小言をいうシーン、ここが笑える。会場爆笑。
「鰻の幇間」はこれからシーズンだが、ぜひまた聞きたい!
志ん橋師匠も「藪入り」が40分、「鰻の幇間」が45分と…
実にヘビーな内容の落語会。堪能した!大満足。

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早朝寄席でさん弥さん

今日は早起きして上野の鈴本へ!
実は今年最初の早朝寄席。もう4月だよ…
言い訳すると土曜日に東京に来ることが多かった。
いつもは適当に3列目ぐらいの中央に座るのだが
今日はさん弥さんが出演なのでお仲間と最前列で応援!


柳家さん弥:あくび指南
古今亭志ん公:転宅
古今亭志ん八:壺算
柳家三之助:粗忽の釘


はっきりいって、今日の顔ぶれはいいでしょう!
開場前に行列ができたし、かなりお客さんも入っていました。
さん弥さん、志ん公さん、志ん八さんとすごくよかった!
三席終わった段階で10時55分。たっぷり堪能~!
ほどよく疲労感。というか、午前中で体が目覚めてない…
三之助さんの前半がきつい…集中力が続かない…
これはこちらの体調管理ができてないわけで、
しかし「粗忽の釘」の粗忽っぷりは見事!面白くって、
どんどん引き込まれていく。さすがに三之助さんですね。
誰もが認める実力者。圧倒的な35分間。
今日のメインはやはり三之助さんだったのだな。

20090412a

誰もお見送りはいなくて、寂しく演目だけが。
写真の下の方に小三治師匠が写ってくれました。
終演後、しばらく外でおしゃべりしていたら
三之助さん、さん弥さん、志ん八さんが来た

「お疲れさま~」ってご挨拶して、
ちなみに志ん公さんがいないのはそのまま鈴本に残って、
4月中席の昼の部に出演。志ん五師匠が主任を務めています。

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2009年4月11日 (土)

横浜の風景から 34

今日は田園都市線の江田に住んでいる
友人のところに行ってきたので
青葉区荏田北1丁目の風景を。

20090411a

江田駅の改札を通って、外に出るとあるある!
思い出した。そういえば、江田の駅前にあったのだ。
「platform」という集合住宅。千葉学の設計による。

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すごく面白いし、美しい外観だ。
前に雑誌で見たときからいいと思っていた!
帰りに寄って、ゆっくり見学してきた。

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そして田園都市線の江田駅のホームだが、
屋根が膜構造になっていて、カッコいい!
東急も小田急も駅のデザインはうまい。
昔、中学・高校と田園都市線で通学していたのだけど
今日、久しぶりに乗って、中央林間の駅などは、
少しも変わっていないようで、面影はあるけれど、
すごく発展していて驚いてしまう。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月10日 (金)

柳家小ゑん「鉄の男」

小ゑん師匠の録音をラジオデイズからダウンロード。
第1回オリンパスシンクる寄席で収録された
「鉄の男」「樽の中」(2007年5月8日 お江戸日本橋亭)
ずっと気になって聞いてみたかった「鉄の男」。ついに!
小ゑん師匠最高!オタク系マニアック落語万歳!
会場は笑い転げているけれど、何て面白いのだろう。
ひとり部屋で聞いていて、笑いをこらえられず…
小ゑん師匠の新作のディテールには感動である。
マクラで秋葉原ネタが聞けるのだが、
「アキバぞめき」の録音が欲しい!
新作なのでネタの中身については書かないけれど
「鉄の男」と組み合わされている「樽の中」がまたいい。
リアルな情景に引き込まれて、そこにいるような気分になる。

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2009年4月 9日 (木)

ゲヴァントハウス管弦楽団1999/2000

ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮で
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のライブ盤。
今日はブラームスの交響曲第2番を聞いている。
(2000年4月27,28日にゲヴァントハウスで収録)
感動的なブラームスだ!これぞ名演の中の名演。
速くもなく遅くもなく、特別なことなど何にもなく、
しかしこんなにも心に響いてくるのはなぜ?
ブロムシュテットはブラームスの音楽に丁寧に取り組み、
誠実に真っ直ぐに、それに尽きるのだけれど、
これまで聞いてきた中でも私にとっては格別の名演である。
解釈や表現上の新鮮さ、面白さを目指さずに
淡々とごく普通に仕上げているのだが、
深みある音楽と彫りの深い造形が生み出されるまさに奇跡!
こうした偉大な巨匠の芸にふれるのは、
ベルナルト・ハイティンクのときも同じことを感じたのだった。
今回も録音が素晴らしく、ゲヴァントハウス管弦楽団の音色が
渋い中にも暖かさや優しさも伝わってきて、最高である。
全員が心をひとつにして、ただただ端正に音楽が築かれる。

QUERSTAND VKJK0507

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2009年4月 8日 (水)

受難週にてヨハネ受難曲

12日の復活祭を控え、今週は受難週である。
昨日と今日はバッハのヨハネ受難曲を聞いている。
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツの演奏、
合唱はもちろんモンテヴェルディ合唱団。
(1986年3月17-22日 ロンドンのオール・セインツ教会)
マタイ受難曲に比べてヨハネ受難曲の方が
より劇的な展開で激しさも感じられるだろうか?
明らかにバッハの音楽なのだけど、
ときに極めて現代の感覚に通ずる響きが聞こえてきて、
これはガーディナーの音作りゆえになのか?
鋭く音楽に踏み込んで、敏感にリアルな感触を生み出す
ガーディナー独特のバッハ像は私には魅力である。

iTunes CDR525/526

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2009年4月 7日 (火)

現場レポート~住宅C

20090407

バルコニーの手すりだけ間に合わなかったのだが、
先週、材料を加工して、土曜日から取り付けている。
今日でほぼ完成の予定。仕上りはまた見に行かなければ。
庭にある水道の排水が、流れが悪くて、
というかつまっているんだけど…かなり昔から?
わが家の排水つまりを解消する自在に曲がるワイヤーみたいな
道具を持っていって、直してあげようと思ったのだが、
どうしても通らない。石か何かが詰まって、砂がたまって、
そんな感じになっているのか、結局土を掘り返して、
排水管がどう埋まっているのか調べたのだが、
これはきちんと直さないとダメみたい。
素人の手には無理だった。悔しい。

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2009年4月 6日 (月)

ゲヴァントハウス管弦楽団1998/1999

ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮で
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の
1998年から2005年までのライブを集めた5枚組ボックス。
ずっと欲しかったのだが、少し前に特価で出ていたので
このチャンスを逃さずに購入してきた。
今日はその中からブルックナーの交響曲第3番。
もちろん1873年の第1稿による演奏である。
ブロムシュテットは好んで第1稿を取り上げている。
(1998年9月3,4日にゲヴァントハウスでライブ収録)
素晴らしい名演だ。まず感じるのが、音楽がよく整理されている。
何と見通しのいい。引き締まった響きで圧倒的な集中力。
ブロムシュテットのブルックナーはいつも好評なのだけど
その中でも特に優れている演奏といえるのではないか。
録音も優秀でライブの迫力と緊張感を見事に伝えている。
特に第2楽章の神秘的な清らかさは格別だし、
終楽章のたたみ掛けるような勢いにも興奮である。

QUERSTAND VKJK0507

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横浜の風景から 33

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旭区東希望が丘の東希望が丘小学校である。
今日も一日暖かかったけれど、桜は満開だ。

20090406b_2

その後ろを見ると希望ヶ丘コーポラスの桜。
こちらもたいへんに見事である。
夕日を浴びて、黄金に輝く姿に感動!

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月 5日 (日)

オトマール・スウィトナー 11

先月BS2で放送されたドキュメンタリーで
「父の音楽~指揮者スウィトナーの人生」(2007)
オトマール・スウィトナーの現在を伝える貴重な映像である。
スウィトナーというとドレスデン、東ベルリンと
長く東ドイツで活躍してきたわけだが、
西ベルリンには愛人と息子が生活していて、
東西を行き来して、二重の生活をしていたそうなのである。
このドキュメンタリーはその息子である
イーゴル・ハイツマンが制作したもの。
そういうふうに書くと何だか複雑な人間模様のようだが、
決してそうではなくて、スウィトナーという人は、
我々がもっているイメージどおりに非常に誠実な人で
公私ともに音楽家を支えてきた妻の存在と
自由に会えなくとも深い愛情でつながっていた愛人と息子
この両者を実に大切にして、東西ドイツの統一後には
彼らの生活にも新しい時代を迎え、現在では家族として
幸福な時間を共有しているというそうした内容なのである。
当時のスウィトナーは知らぬ間に引退生活に入ってしまったのだが、
パーキンソン病による手の震えが原因で、それは現在ではよく知られ、
1990年にはベルリン国立歌劇場の音楽監督を辞任。
このドキュメンタリーでも自ら語っているように
指揮棒が持てなくなったら、オペラは振れないと
指揮台を下りてしまったのである。
その決意は固かったようで、今回17年ぶりになるのか
息子のためにということでベルリン国立歌劇場管弦楽団を久々に指揮した。
モーツァルトの交響曲第39番やシュトラウスのポルカ・マズルカ「とんぼ」、
そしてシューベルトの「ロザムンデ」間奏曲。とにかく感動した。
オーケストラを指揮しはじめると昔と少しも変わらない独特の姿がよみがえり、
音楽への理解、解釈も健在にブランクを感じさせないのである。
驚いたのが、当時主席ホルン奏者を務めていたセバスティアン・ヴァイグレが
スウィトナーとの共演のために演奏に参加していたのだ。
1960年代にバイロイト音楽祭で名声を築いたオトマール・スウィトナーと
現在バイロイトで活躍中のセバスティアン・ヴァイグレが
同じ音楽の舞台を共有しているという不思議なつながりである。
素晴らしいドキュメンタリーだった。懐かしい想いがあふれ出るように。
今年で87歳になると思われるが、いつまでも長生きしていただきたい。

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2009年4月 4日 (土)

新築住宅の見学会

今日は朝から現場(先週引越しをした住宅C)へ
残り仕事と外構工事をやっているので顔を出し、
昼からはそのまま、地下鉄に乗って湘南台へ
小田急線に乗り換え鶴川へ、町田市に行ってきた。
建築家の設計事務所に勤務していた時代の先輩に
竣工したばかりの新築住宅を見せてもらった。
鉄道とバスに乗っていただけなんだけど…
移動距離が長いとやはり疲れる…

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鶴川の駅からバスに乗って10分ほど行ったところ。
賑やかなところを抜けて、少しのどかな風景になり、
南斜面で日当たりもよく、すごくいいところである。

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薪ストーブがある吹き抜けリビングを中心に
各部屋が空間的に連続してつながり、
実際よりもかなり広く感じられる。
床面積をとれないときも思い切ってそこに高さを与えると
人間の感覚って、作用する方向に変化が出てくるのか?
感じ方が変わってくるのだ。豊かさが生まれる。

20090404c

この数年、建築コストは急激に上昇して
そして昨年からの極端な不景気が重なっているから
工事の金額をまとめて、建築を現実のものにするという
成し遂げることが極めて難しくなっているのだが、
こっそりこの住宅の建築コストを教えてもらったところ
より見栄えのする仕上がりに見せていく技、
重要なのは質感と色に関するセンスか…
正直、オーナーは得したのではないかなと思った。
写真は子供たちが遊んだり、本を読んだり、
勉強をしたりする子供リビングの床のフローリングである。

20090404d

再び鶴川までバスで戻り、小田急線でひと駅。
玉川学園にあるニラハウスを訪ねた。
藤森照信さんの設計による赤瀬川原平邸。
かなりの久しぶり。よく場所を覚えていた。

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竣工してまだそれほど時間がたっていない頃に行ったのだが、
昔の記録を調べてみたら、1998年4月11日のことだった。
ちょうど11年ぶりということか…今もニラは元気に!

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2009年4月 3日 (金)

チューリッヒ歌劇場2005/2006

チューリッヒ歌劇場で上演された
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
フランツ・ウェルザー・メストの指揮で
演出はスヴェン・エリック・ベヒトルフ。
(2006年5月14,16,18日 チューリッヒ歌劇場)
BShiで放送されたものを録画して観ている。
現在ではもう全然驚かないけれど
メストが快調になかなかの刺激的な表現を披露している。
いきいきと力がみなぎって、同時に滑らかに流れるように。
サイモン・キーンリーサイドのドン・ジョヴァンニがカッコよくて、
しかしとことん悪を追及して、決して許しのない卑劣な役柄を見事に。
それにしてもレポレルロはかわいそうである。
利用されるだけ利用されて、しかしドン・ジョヴァンニを見限れない…
レポレルロはアントン・シャリンガーが演じている。
モーツァルトの音楽は楽しく優雅に、実に美しいのだが、
その内容はというと冗談きついよ!って。
現在の演出が、度が過ぎているのだろうか…
やはり人間の心の裏側にまで踏み込んでいかないと
面白い舞台は生まれないであろう。

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「フランツ・ウェルザー・メスト」に関する記述はホームページにもございます
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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2009年4月 2日 (木)

横浜の風景から 32

20090402h

瀬谷区相沢の長天寺から瀬谷の駅には戻らずに
二ツ橋まで歩いてきて、三ツ境の駅から来る
バスに乗って戻ってきた。宮の腰というバス停で下車。
そこから近くはないのだけど、歩いて帰ってこられる。
すると後ろに夕焼けで見事な富士山が見えて!
急遽、小金山という富士見ポイントに駆け足で。
残念ながら移動中にちょっと暗くなってしまったが、
それでも富士山がきれいに見えた。
この「小金山」というところは、私の住んでいる近所では
視界を妨げるものがない最も富士山が美しく見える場所。
瀬谷区阿久和東2丁目の「小金山」と呼ばれている地区。

ここへの行き方はこちらにお問い合わせください
http://homepage3.nifty.com/tsukimura/

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横浜の風景から 31

今日は午後、瀬谷に行ったので
「瀬谷八福神」の続きをまわってみた。
八福神を一日でまわれ!とは書いてないのだけど
いずれ一日で全部まわってみることにして
今日はそのうちの四福神に参拝。

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最初に瀬谷区本郷にある徳善寺
立派な山門を通り抜けて
「平成門」ということなのだけど
平成になって建造されたのだろうか?

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その徳善寺ある毘沙門天
「瀬谷八福神」のひとつである。
徳善寺は曹洞宗のお寺で見事な境内。

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徳善寺から少し歩いたところにある
同じく瀬谷区本郷の日枝社。
こちらも立派な神社で歴史があるのだなって。

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さらに歩くと瀬谷区本郷の瀬谷神明社。
古くからの町なのだろう。寺も神社も数多い。

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瀬谷区中屋敷にある瀬谷銀行跡
銀行といっても明治40年に開業して
昭和10年には鎌倉銀行と統合され、
明治から昭和初期にかけて
地域の発展に貢献したそうな。

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続いては「瀬谷八福神」のひとつである
瀬谷区竹村町にある善昌寺の恵比寿神。

20090402f

善昌寺からすぐに行けるのだが、
瀬谷区上瀬谷町にある妙光寺の大黒尊天。
こちらも「瀬谷八福神」のひとつである。

20090402g

一度瀬谷駅方面に戻るのだが、
瀬谷区相沢にある長天寺のダルマ大師。
「瀬谷八福神」は七福神にこのダルマ大師を加えて、
八福神としている。瀬谷駅からは一番近い。

前回まわった全通院勢至堂の寿老人に加え
今日は毘沙門天、恵比寿神、大黒尊天、ダルマ大師、
「瀬谷八福神」の5/8に参拝した。

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2009年4月 1日 (水)

三三・花緑・権太楼

TBS落語研究会で放送された三席。
三三さんの「不孝者」、花緑さんの「長短」、
そして権太楼師匠の「百年目」。
「不孝者」という噺ははじめて聞いたが、
ここでの三三さんは素晴らしい!さすが!
旦那がじっくり語り聞かせるシーン、引き込まれる。
三三さんの人情噺とか、聞いてみたいな。
花緑さんって、永谷園のCMもあるけれど
「知る楽」も含めて、テレビではよく見ているのだが、
落語というとそんなに聞いたことがない。
ここでの「長短」の人物描写はいいなあ!
そして権太楼師匠の「百年目」に感動。
何というか圧倒的な充実感に…これはすごい!
恐ろしい番頭さんの説教にはじまって、
幇間の一八が登場すると満面の笑み。
一気に舞台が華やかになって…
花見の場面は鳴り物入りで絵が目に浮かぶ。
先日の小袁治師匠の「百年目」も忘れられないが、
本当に素晴らしい噺でここでの権太楼師匠も最高だ。
この映像は私の宝物として大切にします。

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