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2009年5月28日 (木)

ウィーンフィル2007/2008

シェーンブルン宮殿で行われた野外コンサート。
ズービン・メータ指揮ウィーンフィルによる演奏。
ウェーバーの「オベロン」序曲にはじまり、
ショパンのピアノ協奏曲第2番(独奏はラン・ラン)
そしてベートーヴェンの交響曲第5番である。
2008年6月28日にウィーンのシェーンブルン宮殿で収録。
BS2で先日の放送を録画して映像付きで聞いている。
私の大好きな「オベロン」序曲ですぐに引き込まれる。
ウィーンフィル独特の軽やかな流れが気持ちいいのだが、
しかし屋外ということで響きが薄く、さすがにこれでは残念。
続いてラン・ランが登場のショパンのピアノ協奏曲は注目である。
私の印象では、ラン・ランはちょっと表情付けがくどいかな?
その興奮にはかえられないけれど、やりすぎ!という場面も
ときにあるのだけれど、しかしかなり洗練されてきている気がする。
ヴィルトゥオーゾ的な方向性をはっきりと打ち出し、
その華麗なテクニックは実に魅力的な存在なのだが、
粒立ちのよい音、美しい色彩は、透明感が増してきているようである。
勢いで突っ走るだけでないバランス感覚とコントロールが備わってきた。
メータのベートーヴェンは面白い。1970年代のような巨匠的な風格。
現代の流行には目もくれず、自分のスタイルを貫いているメータ。
スローテンポで堂々の貫禄を示し、屋外ということで細部に配慮したのか?
結果的には表情豊かにウィーンフィルの特長もよく表れている。
アンコールにヘルメスベルガーのポルカ「軽い足どり」(ウィーンフィル)
リストのハンガリー狂詩曲第2番(ラン・ランが再び登場)
エドゥアルト・シュトラウスのポルカ「ブレーキかけずに」(ウィーンフィル)
最後にもう一曲ラン・ランの独奏でショパンの英雄ポロネーズ。
会場も盛り上がっているけれど、こちらも最高に楽しい。

DVDR104

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