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2009年5月16日 (土)

林家三平襲名披露落語会

今日はグリーンホール相模大野へ
「林家三平襲名披露 特選落語名人会」に行ってきた。
こうした豪華な落語会へはなかなか行けないのだけど
何と朝日新聞の抽選で招待券が当たったのである!
といっても私はハズレで、当たったのは母なのだ。

林家種平:ぼやき酒屋
春風亭小朝:目薬
三遊亭圓歌:中澤家の人々
襲名披露口上
林家正蔵:鼓ヶ滝
林家三平:紀州


前座さんではなく、いきなり種平師匠が登場なのだから
豪華な顔ぶれである。種平師匠は口上の司会も。
みなさんマクラもたっぷりと持ち時間は長めに贅沢だ!
圓歌師匠がお馴染み「中澤家の人々」を今日は25分。
全部覚えているのだけど、やっぱり面白くって最高だ。
主役の三平さんだが、先代の芸風をしっかりマスターしている。
噺は「紀州」だが、ひと言進んでは脱線して、面白い話。
お客とのコミュニケーションを交えつつ…大袈裟な動きが加わり、
まさに三平が甦った!という、独特のスタイルが展開されるのである。
私はすごく楽しんだし、きっと昔を懐かしむ人も多いのだと思うけど
この方法が現代に馴染むのか?これからの人々に好まれるのか?
ということもあると思うし、林家の芸風を受け継ぐことは大切だけど、
当代の三平さんは自分の魅力をどんどんのばしていってほしいと思う。
基本的にそこにいるだけで、たくさんの人に好かれるキャラなのだ。
先代の三平さんの残されている映像や録音を聞いていると
「源平盛衰記」でも「湯屋番」でもいちいち脱線するが
でも不思議なのが、それで噺が壊れてしまうことはなくて、
決して骨格を崩さないのが天才的感覚なのだが、
今日の三平さんは、脱線しての展開が面白いのは事実だけど
ちょっと「紀州」という噺は分断された断片が点滅状態にあり、
よく知っている「紀州」だから成立したけれど
他の噺だったらきつかったと思う。
このスタイルに合う噺というのは限定されてくるのだろう。
とにかく華やかに贅沢な落語会を堪能させていただいた。

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